持続可能な鶴岡ブログ

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カテゴリー: 日記

除雪作業の今後。


朝、鳥居町の実家の除雪をおこないました。この鳥居町では、近所の高齢者の方や一人暮らしの方の除雪を近所の人がボランティアとして除雪する「除雪ボランティア」の制度をかれこれ10数年前、ほぼ先駆けのようにはじめているところです。しかし、それが20年も経つと、助ける側の人も高齢になってしまっています。それをどうするか。これは鳥居町だけでなく、多くの地域での課題なのではないでしょうか。一部高校生ボランティアがはいるなどの作業もおこなわれているものの、いつもというわけにはなかなかいきません。こうしたところにも新しいしくみが必要ですね。

成人式での街頭演説


朝、尾浦の自然観察会へ。オオヒシクイ50羽が飛び立つ
朝方から降り積もった雪の除雪。
午後からの成人式。11年来、毎年恒例になっている街頭演説をおこないました。新成人の皆さんへ、「おめでとう」とお祝いとともに一言、
 「日本は基本的には、民主主義国家なのだけれど、本来の参加型の民主主義になっているかといったら、まだまだの状況。まだまだひとにぎりの人たちのために、ひとにぎりの人たちが動かしているといったものになっている。もっと市民の声が届く政治にしていかないといけない。政権交代では、「私達の手にみんなの手に政治を取り戻す」というのが掲げられており私もそのために力を尽くしたが、私はまだまだそれは実現できていないと考えています。もっと私達が参加をしなければならない
本日成人される皆さんが政治に参加をしていただくということ。そのことが、この国をぐっとよりよくするものになる。私はそれを信じています。だから、ぜひ新成人になった皆さん、今の世の中をより良くするためにも政治に参加してください。まずは一票で参加を。」と呼びかけました。

 通りがけに、「がんばってください」の声もいただきました。
その度にまっすぐなエネルギーをいただきました。ありがとう!

「動けば変わる。」

今朝は雪の中からスタート。


羽黒街道と112号線の交差点の街宣からスタート。途中から大雪になり真っ白に。車の中から手を振っていただいた皆様ありがとうございました。さて、皆さん、2010年もあと少し、1日1日、がんばりましょう。ちなみに明日の朝は八文字屋前です。

市村浩一郎衆議院議員  国土交通大臣政務官に ! おめでとう!


市村浩一郎 衆議院議員は、2004年の中越地震の際に最も現場に早く駆けつけた衆議院議員です。市村氏とは阪神淡路大震災の3年の活動の中で、一緒に現場で活動した同士でもあります。中越地震の際は、小千谷市役所で、震度6弱の余震に揺れる、僕の車の助手席で仮眠しながら災害の現地と国とをつなぐ重要な役割をしていました。
写真真ん中が市村氏 神戸以来ひさびさの再開で3ショット @小千谷高校での炊きだしの一段落の際に2004中越地震 後ろには取材を受ける菅さん、、。

真に持続可能な社会へ。 田中優さんの講演を聞いて。


9月3日。だだちゃ豆収穫を午前9時で切り上げMさんの葬儀。その後、カヌー2艇を車にのせて庄内町。東北環境教育ミーティング会場へ。田中優さんの講演会。「環境教育 善意の落とし穴」という題名。
せっかく市民活動としてがんばっても、企業サイドを甘やかす政策により、本質的には解決できていないといった問題。ダム開発、原子力発電。一向に発展途上の自然エネルギー政策。
優さんとは、10年前ぐらいに足温ネットメンバーで庄内を訪れていただいた際、牛渡川でカヌーをしてからのおつきあいをさせていただいている。講演を聴くたびに、進化をし続ける、常に世の中をいかに良くするか、希求する姿勢に毎回感服させられる。
   今回も、要は政策の問題なのだということを実感。講演会後、諸々意見交換す。技術は一流。でも政策がダメすぎる。要は政治の問題。判断規準が「利権」になってしまっていて、そのバリアが解かれないまま。だから変な常識がまかりとおっている。それが今の日本ということ。 そこをなんとかしなければいけない。ということ。庄内町 月の沢温泉で宴会宿泊。

9月4日。最上川 本合海から古口、船用売店があるキャンプ場までカヌートレッキング。栗駒自然学校の佐々木さんら、スタッフの皆さんとともに私もガイドの一人としてカヌーで下る。なかなか壮快。
  その後、妻と山形。明日は、明治大のOB会山形全国大会。朝から。



ミツバチ の羽音と地球の回転 鶴岡上映会迫る! 必見です。


映画、「ミツバチの羽音と地球の回転」は、原発の建設問題で揺れる山口県上関町、祝島に住む住民と
脱原発を1980年に国民投票で決め、2020年には、脱石油を果たそうと努力しているスウェーデンの持続可能な社会を映し出したドキュメンタリー作品です。
  環境問題、エネルギー問題、又、公共事業や原発問題で起こる住民の対立の問題。そして、今、ピークオイルという時代に迫られているエネルギーシフトについて、真っ正面からとらえた映画です。
予告編など、ホームページでご覧になれます。

http://888earth.net/index.html

ぜひとも、多くの皆さんにご覧頂きたいと思っています。

今、社会変革の時代、私たちが今使っている、エネルギーについても、地球温暖化、ピークオイル、持続可能性などから、見直しが迫られているのが現状です。実際にどうすればいいか? 
映画の中では、スウェーデン北部のオーバートーネオという小さな村が「持続可能なまちにする」と宣言をし、暖房を地域暖房、そしてバイオマス利用の暖房に変えていきます。電気は原発依存から風力発電へ。個人が、風力発電の電気か、原発の電気かを選べる電力自由化の話。豚舎からのメタンガスで、暖房の熱と電気を発生させるプラント。波力発電の話など、様々な事例も見れますし、持続可能な社会への導き役のトルビョーンさんは、そうしたエコシフトをおこなうための  鍵について伝えています。

祝島の映像では、漁師さんや島のびわや田んぼで生計をたてている、本当に豊かな自然とつながって地域を持続可能なものにしていきたいと願う人たち、特にUターンして祝島で生き続けたいという青年が、原発に反対をしつつ、有機栽培のびわに取り組んだり、漁協のお手伝いをしながら、これからの暮らしのあり方を模索しはじめています。

往々にして、これまで古くから行われてきたダムや原発などの開発事業に対して、これまで、多くの方々が何も言わないまま、地域の自然資本が失われていきました。今を思えば、情報がかなり巧妙にコントロールされ続けており、それらを作る側の論理でどんどん事が展開されてきたのが常のように思えます。

 こうした社会が今、「持続不能」な状況に陥ろうとしています。
それをいかに「持続可能」といえる社会に変えるか。

この映画は、対立を越えて、真に持続可能な地域をつくるために、僕らは何を知り、何をしなければならないか、そして、これからの社会はどんな社会を目指すべきなのか、そのゴールの一コマを提示してくれていると思っています。

ぜひ、前売り券を購入して、映画と鎌仲さんのトークへ、どうぞお越し下さい。
環境問題、まちづくりを考える上で、今、必見の映画です。

http://888earth.net/index.html





鹿児島 武中 と 鶴岡二中との 盟約後援会総会


毎年おこなわれている鶴岡第二中学校と鹿児島、武中の盟約後援会の総会へ。やっぱり当時の鈴木正治先生の話になる。
当時、盟約締結までの間、どのような思いで鹿児島に通い、筋道をつけていったか。身銭をきって、何人の方を鹿児島まで連れて行ったか。今日も、懇親会の場で、鈴木先生の思い出を涙をためて語ってくださる方がいらした。僕もおもわず先生の姿を思い出してじんわりときた。中学一年と二年の時、先生に大変お世話になった。羽織袴を着て、登壇し、凛として南州翁の話をされる先生の姿、そして、その空気感のようなものが今でも焼き付いている。当時のPTAも、故郷、で熱心に南州翁を学び、伝える姿から「松山南州」と先生を呼んでいたそうだ。 鈴木先生は、何をもって、そんなにも南州翁の教えに惹かれていったのか。話によれば、何か壁にぶちあたると、ひょいと鹿児島に飛んでいくなどということもよくあったらしい。
   思えば、明治維新後、明治3年には、庄内藩の藩主、酒井忠篤は、七六名の藩士とともに当時何日もかけて南州翁に会いに行き、一年間滞在する中で、直接お教えをいただいている。その後、その教えは明治22年、南洲翁遺訓として庄内藩より発刊された。「敬天愛人」を貫いた南州翁。
改めてその教えをかみしめたい。

 ところで、鈴木先生には、今の政治がどう映っているのだろう。


参議院選挙の応援。


今般の参議院選挙、

私、草島進一は、

山形県では、民主党 梅津庸成氏を
全国では、公共事業チェックの議員の会でご尽力されている、
保坂展人氏(社民)を

心から、応援しています。




にわか船頭役をさせていただきました。


桜満開! いい天気で鶴岡公園の桜も最高。土、日と1週間延期になっていた「桜小祭」がおこなわれ、私は、にわか船頭役をおおせつかり、2日間にわたって和船の船頭をやっていました。この船はNPOが働きかけ、温海杉を使い、尾花沢の船大工に造っていただいたもの。こうした乗船に使うため、通常の藻狩り船よりも幅が若干広く、また長さも長めにできています。これを竹竿一本で動かすのは、我々のカヌーとは分けが違います。やってみてよーくわかりました。下りはよいよい。でも流れに逆らって、そしてこの日は風にも逆らって上に行くのは大変です。汗だくになりながら上っていました。ところが、ベテランの川漁師さんたちは違いました。もうじき80になる佐藤あきらさん、「腕でやるんじゃなくて、体重をかけるんだよ」といいながらひょいひょい上にのぼっていくのです。

農作業 



本日は半日、依頼のあった友人の農場で田植え用の稲の種まきのバイト。土はどこから来るか、そして肥料をどうするか、モダンタイムス的な作業の中で諸々伺う。最近の寒さでちょっと計算が狂っているとか。ここも有機系の稲と藤島型を中心にやっているので、結構諸々工夫がありました。生の農業の声を聞きつついい体験になりました。もし人手が足りないとか、いうところがあれば、ぜひお教えください。
   午後、高専のT先生らがおこなっている庄内のエネルギーの意見交換会にてNaturalStep とエネルギーシフトのプレゼンをさせていただきました。「持続可能な社会の定義」をできるだけ多くの方に正しく伝えていくことを地域でやっていきたいと考えています。