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草島の提案が実現!


草島の議会での提案が実現しました。

〇朝日庁舎が ZEB(ゼロエネルギービルディング 山形県内2例目) 庁舎になりました。(R5 12 月提案) 写真。6月30日完成予定。

〇湯野浜海水浴場のトイレが洋式になりました。(R5 9月一般質問)写
ぜひ今年は湯野浜で海水浴をお楽しみ下さーい。

〇山形県立博物館と連携した自然史博物展が実現@図書館(R5 6月一般質問)ポスター

〇市道の LED 化に ESCO (エスコ)事業を導入。(R4 12月総括)

〇図書館構想作りにデジタルプラットホーム(スマホアプリ)が導入。(R6年6月)DISCORDを導入しました。ぜひ使ってみて下さい。

〇決算議会の各委員会の議事録(簡易版)が議員全員に共有(決算委員⻑として)(06 年9 月)

〇大山上池・下池が、ラムサール条約湿地になりました。2008

 


議会報告会・学習会のお知らせ


議会報告会・学習会のお知らせ

議会報告会・学習会、草島が講演する会、オンライン講演、対話などの日程が決まり次第、こちらでお知らせします。

 

●議会報告会
5月11日(日)午後1時〜3時 場所 駅前産業振興センター 第一研修室

●オンライン議会報告会
現在調整中


●草島参加イベント「学習会」
アースデイ鶴岡 「風力発電を考える」ハイブリッド開催
5月4日(日)午後4時〜6時 カモンマーレ
主催:鶴岡
 

 


令和の百姓一揆 2025.3.30 動画 参加ルポ


令和の百姓一揆 2025.3.30 動画 参加ルポ


#令和の百姓一揆 実行委員会 公式動画 2025.4.7配信!


以下は草島のカメラで撮ったものです。 
撮影協力 小野寺紀充 

出発式 トラクタードライバー 全員 のご紹介。実行委員長 菅野さん あいさつ。まで。

 

トラクターの出発 30台全車

 

人の行進 出発から 表参道 ゴールまで ほぼ全員!?  みなさん映ってませんか? 法螺貝片手に撮影 ご免。


次に向けた 寄り合いの会 「令和の百姓一揆の会」を管野さんを代表に設立!

IMG_7718 3 IMG_7713 3菅野さんと草島実行委員長管野さんと。

 

 

 

 

 

 

 

 


「ソライ」を子ども家庭支援の公共サービスとして無料・低廉化する予算が否決!


【ソライを鶴岡市の子ども家庭支援の福祉、公共サービスと位置付け、
 

無料化にする新年度予算の提案について】

3月25日、午後からソライの予算を省く修正案が自民系創政クラブから提出され、質疑の後、討論。
そして採決で、修正案に自民系創政クラブ、市民フォーラム、公明党市議団の賛成多数で、ソライの無料化は阻止。という事となりました
討論は、以下、鶴岡市議会 YOUTUBE 30分後ぐらいから。

 

草島討論
 
討論全員


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草島進一 本会議3月26日の討論。

市民の声・鶴岡 草島進一です。

令和7年度予算について、原案賛成、修正案に反対の立場で討論をいたします。

創政クラブが提案した修正案は、キッズドームソライを、鶴岡市の、子ども家庭支援の公共サービスと位置付け、無料・低廉化する予算を削除するというものであります。

この間、市内で、民設民営で事業をおこなっているキッズドームソライについて、県内、山形、天童、東根など無料自由来館型の大型屋内遊戯施設と同様に、市民に無料で開放を求める、長年にわたる市民の声に応えて、

今年度、無料低廉化の実証実験、それに参加された3000人弱のアンケート調査をおこないました。その結果、既存施設ソライの無料化を求める声が多数でありました。
 それを踏まえ、こども環境、医療福祉施設の設計と研究をご専門とされる東洋大、仲あやこ先生にもご参画いただきつつ、3回の協議をおこない、その結論を受け、今後の公民の互いの方針について、
 鶴岡市とshonai、鶴岡市PTA連合会、鶴岡市私立幼稚園・認定こども園連合会など、地域6団体とともに、8者で子どもたちが天候に左右されず安心して遊べる環境の整備や、子育て世代の経済的負担の軽減を目的とした『鶴岡市のこどもの成長を支える屋内遊び場環境の推進に関する協定』を2025年2月13日に締結し、官民が一体となって、子どものすこやかな成長を支える取り組み、また、鶴岡市が若者や子育て世代に選ばれるまちづくりを推進することを目指すと約束をした上で、

 

キッズドームソライを、鶴岡市の、子ども家庭支援の公共サービスと位置付け、無料・低廉化する。という当局の予算の提案がおこなわれたのであります。

 修正案は、その予算を認めない、それを削除する、修正案であります。

修正案は、これまで当局や事業者、子育てに関わる地域6団体、また市民との間でおこなわれてきた、社会実験やアンケートや協議や8者で締結された協定、これまで、このプロセスにかけてきた税の投入、今年度は350万円の予算を、なきもの、台無しにするという重大なものであります。

私は修正案提案者に昨日、その根拠を尋ねましたが、大きな理由は、ソライへの税の投入は、利益追求の一私企業への支援なのだ。その税の投入は許されない。

また、屋内遊戯施設、子育て支援施設は、公設公営でなければならない。

などといった理由でありました。

私は、県内の屋内遊戯施設を改めて視察して参りました。

●鶴岡市民が最も多く訪れているとされる、天童市のげんキッズ は、公設民営 上山めんごりあとともに、東北で唯二つ、株式会社 東京ドームが運営 市の予算は年約1億円 であります。 この12年で200万人を達成!されています。

●寒河江市のクラッピン、総工費15億円 公設民営 (株式会社)ヤマコウで運営。市予算は年9600万円であります。
 
●山形市のコパルは PFI のBIOで設計から建設15年間の運営を38億円でシェルター他10社の特別目的会社(SPC)「株式会社夢の公園」が施設の設計・建設・運営・維持管理をしています。3年で50万人を達成されています。

他、長井市、上山市、高畠町にも同種の屋内遊戯施設があり、どこも公設民営などの官民連携の施設であり、誰でも無料となっています。

今おつたえした県内の屋内遊戯施設は、公設民営、またPFIでの、官民連携でまさに、民間のユニークな創造性やスキルを活かしつつ、自治体の公共サービスとして提供する。まさに ともにつくる。「共創の場」として実に素晴らしい、児童、子育て家庭への福祉、教育としての公共サービスが実践されているのであります。
 こうした施設は、子育て支援に留まらず、他市からも人を引き寄せる、ある意味で地域戦略として、経済効果も生み出す各自治体の重要拠点施設として、各自治体施設、年1億円規模のの予算投入がおこなわれている事も確認しました。

修正案提案者は、ソライは、公設民営でもPFIでもなく、民設民営で、株式会社である。株式会社は、あくまで、利益追求であり税の投入は許されない。と主張しております。

しかしながら、群馬県太田市では、太田市内にある、民設民営の全国最大規模の屋内遊戯施設「こども広場Bのくに」の市民の利用に対して、太田市の税の投入により、児童館を補完する児童、子育て家庭への福祉サービスと位置付けて、利用料金 900円を200円で利用できるとする事業をおこなっております。担当に伺うと、10年ほど前から年約2千万円で、3万人弱が利用する大変人気の事業と伺いました。

民設民営施設と自治体の連携での共創の場としての屋内型遊戯施設が他にも実在するんです。これは事実であります。

公益的なサービスを官民連携、ともにつくる、多様な共創による施策は今、大変重要な行政施策であります。それを室内遊戯施設は公設公営でなければならない、また、株式会社はあくまで利益追求であり税の投入は許されない。などといった言説は、時代錯誤甚だしい、勘違いであります。

今般、民設民営のソライを市の児童、子育て家庭への福祉サービスとして位置付けるにあたって、市行政と事業者と市内PTAなどの8者で今後の方針まで協定を結んで、公益性を担保した上での予算提案という、共創のためのプロセスを踏まえての予算提案が、理解できないのでしょうか?

私は、改めて県内大型屋内遊技施設を訪れて、どの施設にも鶴岡市民が多く訪れているのを実感する中、

改めて1回1500円と有料の鶴岡市のキッズドームソライの課題を感じましたし、
鶴岡市内にせっかくソライがあるのに、有料であるがために敬遠し、他の自治体の遊戯施設に行っているという市民の皆様の事を思う中で、改めて我が市の子ども家庭支援の公共サービスとしてきちんと位置付け、予算を投入することの意義を改めて感じたのであります。

 

今般の市の新年度の2470万円は来年8月から3月までソライを鶴岡市の児童、子育て家庭への福祉サービスとして位置づけて鶴岡市民限定で無料、低廉化する。というものです。

 例えば人口6万2千人の天童市のげんきっずには、年間約1億円の市の予算が投入されています。
 この3千万弱の予算は、他の施設と比較しても、700億の市財政的にも妥当であると考えます。
 また、これまで1回一人1500円という有料のために「行きたいけど行けない」「行かせたいけど行かせられない」と感じていた子ども達や、子育て世代の方々に、また、無料の施設をもとめて、市外の施設に行くしかなかった方々に、市民誰一人、取り残すことなく、鶴岡市の児童、子育て家庭への福祉サービスとして提供する事ができる。

 これは、大変意義のある事だと思うのであります。

 修正案 論者は、公平性などと言及しつつ、市内の様々な施設に使えるクーポン券事業を提案しているのですが、これで、果たして、長年要望が寄せられていた「市内の屋内大型遊戯施設を無料にして、いつでも、何度でもつかえるようにしてほしい」という子育て世代の皆さんの市民要望をホントに解決できるのでしょうか? おのずと上限があるクーポンでは全く不十分であります。

 これまで社会実験でも3千人もの市民にもご参画いただき、議論をつくし、共創の場としての協定まで結んで、新たな児童、子育て家庭への福祉サービスの場としてソライを使っていこうとしていた、今年度の実証実験や協議、それに参画者がかけてきた時間や予算350万円をふみにじるだけの修正であります。全く筋違い甚だしいと言わせて頂きます。

大型屋内遊戯施設が好い事例だと思いますが、これからの持続可能な地域 づくりは、行政だけのサービスでは全く成り立ちません。あくまで公設公営の施設でなければならない。株式会社が運営施設は利益追求で、税の投入になじまない。

それは論外である事は、もはや、先ほど申しあげた、事実が証明しております。

 多種多様な公民連携、共創の場として新しい公共サービスに取り組んでこそ持続可能、サステナブルな、ウエルビーイングな地域づくりができるのであります。

ソライを市の児童福祉サービスとして位置付ける無料化低廉化事業は、まさにその持続可能な地域づくりのための共創の施策の第一歩であり、私は全面的に賛同するものであります。

修正案は撤回を求めます。



以上、予算原案に賛成、修正案に反対の立場で討論といたします。

 


【この討論について解説】
鶴岡市議会の争点だった【ソライの無償化事業】は、自民系創生クラブが提案し、公明党、市民フォーラムが賛同する修正案の賛成多数で削除されました。

今般の当局提案は、ソライの料金を、

【現在】

・0歳 無料

・1歳 500円

・2歳 700円

・3歳〜小学6年生 1,500円

・中学生・高校生 1,500円

・大人 1,500円

保護者/引率者については

・中学生、高校生、大人 500円

【市の提案】

0歳〜小学生まで 無料

中高生 500円

引率の大人 1人無料

とするものでした。

予算2470万円は、見込み数として 8月頃から8ヶ月分

人数でこどもが15,887人 大人は8,604人

特に回数に制限を設けない

という試算でした。

予算特別委員会で私は、修正案の理由を質しました。

ソライを市の子ども家庭支援の公共サービスとして位置付けて無償化することを許さないとして削除するものだが、許さないとする根拠は?

と。

修正案論者は、ダメとしているのではない。と言いつつも

●以前、附帯決議で、こうした子育て支援施設は、公設公営の施設であるべき。としている。

●また、ソライは民設民営である。民設民営ということは、営利を目的としている。そうした施設に税の投入はなじまないのではないか

と応えていました。

なので、私は改めて昨日の本会議の討論で、以下述べました。

天童市のげんキッズは、(株)東京ドーム が運営、寒河江市のクラッピンは、(株)ヤマコウ 山形市のコパルは、PFIのBIOで、シェルターなどの合同会社「株式会社夢の公園」で運営している。要は官民連携での運営ということを前述した上で、

「群馬県太田市では、太田市内にある、民設民営の全国最大規模の屋内遊戯施設「こども広場Bのくに」の市民の利用に対して、太田市の税の投入により、児童館を補完する児童、子育て家庭への福祉サービスと位置付けて、利用料金 900円を200円で利用できるとする事業をおこなっております。担当に伺うと、10年ほど前から年約2千万円で、3万人弱が利用する大変人気の事業と伺いました。

民設民営施設と自治体の連携での共創の場としての屋内型遊戯施設が他にも実在するんです。これは事実であります。

公益的なサービスを官民連携、ともにつくる、多様な共創による施策は今、大変重要な行政施策であります。それを室内遊戯施設は公設公営でなければならない、また、株式会社はあくまで利益追求であり税の投入は許されない。などといった言説は、時代錯誤甚だしい、勘違いであります。」

と。

また、修正案論の3会派が提案していたクーポン券事業については遠藤さんも述べているように、

「修正案論者は、公平性などと言及しつつ、市内の様々な施設に使えるクーポン券事業を提案しているのですが、これで、果たして、長年要望が寄せられていた「市内の屋内大型遊戯施設を無料にして、いつでも、何度でもつかえるようにしてほしい」という子育て世代の皆さんの市民要望をホントに解決できるのでしょうか? おのずと上限があるクーポンでは全く不十分であります。また、某大な事務作業も懸念される。」

「これまで社会実験でも3千人もの市民にもご参画いただき、議論をつくし、共創の場としての協定まで結んで、新たな児童、子育て家庭への福祉サービスの場としてソライを使っていこうとしていた、今年度の実証実験や協議、それに参画者がかけてきた時間や予算350万円をふみにじるだけの修正であります。全く筋違い甚だしい」�

と反論しました。

多種多様な公民連携、共創の場として新しい公共サービスに取り組んでこそ持続可能、サステナブルな、ウエルビーイングな地域づくりができるのだ。

例えば人口6万2千人の天童市のげんきっずには、年間約1億円の市の予算が投入されています。� 

 この3千万弱の予算は、他の施設と比較しても、700億の市財政的にも妥当である。� 

また、これまで1回一人1500円という有料のために「行きたいけど行けない」「行かせたいけど行かせられない」と感じていた子ども達や、子育て世代の方々に、また、無料の施設をもとめて、市外の施設に行くしかなかった方々に、市民誰一人、取り残すことなく、鶴岡市の児童、子育て家庭への福祉サービスとして提供する事ができる。

 これは、大変意義のある事だ。

 ソライを市の児童福祉サービスとして位置付ける無料化低廉化事業は、まさにその持続可能な地域づくりのための共創の施策の第一歩であり、私は全面的に賛同するものだ。

と結びました。

予算特別委員会には、おそらく市議会の歴史上初めて小学生の子や幼児を含め20名弱の方々より傍聴にいらして頂きました。

また、数多くの方々から応援メールをいただいておりました。

 これまでこの無償化事業のために、アンケートに声を寄せて頂いたり、真摯に議論いただいたり、ご尽力いただいた市民の皆様、ありがとうございました。

 最後の最後まで調査し、各議員にもはからきかけをおこなってきましたが、1票差ではありますが、多数決で及びませんでした。誠に残念です。

 しかし、様々な論点、矛盾点などは明らかになってきていると思います。これにめげずに、前進します。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

草島進一 3.27 17:30

 


 

3月24日、午前10時から鶴岡市議会議会運営委員会があり、3月25日(火)午前10時ぐらいからの予算特別委員会で自民系創政クラブから、無料化の予算2470万円を予備費にまわし、事実上、無料化ができない修正案が提出されることになりました。

私たち、市民の声・鶴岡 草島進一 遠藤初子はこの無料化原案に賛成。修正案には反対です。


この予算の提案までの経緯。ご参照ください。(市ホームページ)↓https://www.city.tsuruoka.lg.jp/…/kosodate0120250321.html

●3月23日、22時の段階で、

自民系 創政クラブ  

佐藤博幸 佐藤久樹 本間正芳 佐藤昌哉 五十嵐一彦 小野由夫 本間新兵衛 渋谷耕一

市民フォーラム 

工藤博、石井清則 が反対の「模様」 と書きました。(流動的なので)

今、3月24日12時時点でもそれは変わらずのようで、提出者の自民系創政クラブは、今般の修正案の提出を以て、ソライの無料化に反対を表明と言うのが事実と思います。

 市民フォーラムはこの修正案に賛成か否かは定かではありませんが、原案の予算には反対の模様です。

ぜひ、各議員の支持者の方々は、ソライ無料化に反対しようとしている議員に対し、改めて賛否動向やその理由を確認ください。

公明党鶴岡市議会議員団が、態度表明を見送っており、全体の中のキャスティングボードではないかと感じています。

秋葉 雄 議員、富樫正毅  議員、黒井浩之 議員のお知り合いや地域の方がいらしたら、ぜひはたらきかけをお願いします。
 

●明日3月25日の10時すぎからおこなわれる予算特別委員会が先ず勝負です。(10時からは本会議での請願審査の本会議と給食センター関連の一部訂正の議論)。

そして最終的には3月26日の本会議でこのソライを無料化ができるかどうかが決定されます。

どうぞ皆様、重要な市の施策としての子ども家族支援の予算の行方はどうなるか。県内各地にある屋内遊技場と同じように、鶴岡市の子ども家族支援の公共サービスとして、ソライの無料化が実現できるか。’の議論にご注目ください。

何卒よろしくお願いします。

 

【キッズドームソライを鶴岡市の子ども家庭支援としての公共サービスとして位置付け、無料にする予算が否決されるかも!?】3.23緊急ルポ

3月23日、県内の室内遊び場施設を急遽視察しました。ルポをおつたえします。
寒河江のクラッピン、山形市のコパル。天童市のげんきッズ(2回目)。なんかソライのスロープに似てる。みんな誰でも無料。どこに行っても今日も鶴岡からの親子さん来てますよー。と、ふむふむ。
 

●寒河江市のクラッピン、総工費15億円 公設民営 (株)ヤマコウで運営。年間市予算は9600万円。
 

●山形市のコパルは PFI のBIOで設計から建設15年間の運営を38億円でシェルター他10社の特別目的会社(SPC)「株式会社夢の公園」が施設の設計・建設・運営・維持管理。市予算は8500万円 3年間で50万人達成!

25カ国から親子連れが訪れたとのこと。

●天童市のげんキッズ 公設民営 東北で唯一の(上山がもうひとつですが)東京ドーム運営 年約1億弱 12年で200万人達成!

クラッピン、コパルのスタッフの皆さんは鶴岡のソライの方々と情報交換させていただきながら施設の設計や運営に活かさせていた。とおっしゃっていた。どうりでスロープがそっくりなはずと思った。皆さん、鶴岡のソライを「私達がなかなかマネできない、つくりば」などの施設があっていいですよね。と大変評価して下さっていた。

他、長井市、上山市、高畠町にも同種の新規の室内遊戯施設があり、どこも無料とのこと。

改めて1回1500円と有料の鶴岡市のキッズドームソライの課題を感じた。

鶴岡市にせっかくあるのに、有料のために、他の自治体の施設に行っている方々の思いも受け止めた。

今般の、来年度予算2470万円は8月から3月まで、ソライの事業を市の公共サービスとして改めて位置づけるものだ。

「民間の経営支援は許さない」という論調の議員もいるようだが、ソライ側から市が「経営支援のお願い」を受けたのは令和元年の事。その際は市議会がそれを認めず、ソライ側は、独自運営を努力しておこなってきた。

 今般は、「県内の他の施設のように無料にして欲しい」という多くの声を受けて、今年度実証実験をおこなって、その声を受け3回の協議会で、市が税を投入しての無償化、つまり公共サービスとしてこの事業を行っていこう。と結論づけ予算化したものだ。

 昔の話とは違うのだ。

 県内の類似施設は、まさに民間のユニークな創造性やスキルを活かしつつ、それを自治体が支える、まさに「共創の場」として実に素晴らしい公共サービスを実践していると改めて感じた。それは子育て支援に留まらず、他市からも人を引き寄せる、ある意味で経済効果も生み出しているとも感じた。

 今般の市の新年度の2470万円は8月から3月までソライを鶴岡市の公共サービスとして位置づけて鶴岡市民限定で無料にする。というものだ。
 他の施設と比較しても、700億の市財政的にも妥当ではないか。そして、これまで1回一人1500円という有料のために「行きたいけど行けない」と感じていた子ども達や、子育て世代の方々に、市民誰一人取り残すことなくサービスを提供する。

 これは大変意義のある事だ。

 と私は改めて確信した。

3/23 22:00現在、

自民系創生クラブ  

佐藤博幸 佐藤久樹 本間正芳 佐藤昌哉 五十嵐一彦 小野由夫 本間新兵衛 

市民フォーラム 

石井清則、工藤博が反対の模様

ぜひ、支持者の方々は確認ください。

公明がわからず。

他は賛成を表明

予算提出までのこれまでの経緯。ご参照ください。

https://www.city.tsuruoka.lg.jp/…/kosodate0120250321.html
 

以下、寒河江市のクラッッピン、山形市のコパル、天童市げんキッズ さあ、どの写真がどれでしょー?
全て3月23日(日)草島撮影

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日本の洋上風力発電は岸に近すぎる!2.25 院内集会


日本の洋上風力発電は岸に近すぎる!
2月25日、緊急院会集会 開催!

 

Peatix受付は以下
https://tssi-offshorewind.peatix.com

20250221週刊金曜日1面関連記事

週刊金曜日2月21日号に4P特集記事を執筆しました。

ぜひご購読ください。

 

 

 

 

 

 

 

 


【最新!】山形県遊佐洋上風力発電事業 2025.1.31  事業決定した丸紅、関西電力、丸高らの計画 
15MW×30基をH−Riskに入力すると、6300人が40.5dBに暴露。

「不眠症リスクが151人発生する!」とシミュレーション結果がでました。

NEW遊佐配置図 New遊佐レベル範囲 New遊佐不眠症コンター New遊佐参照値

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


日本科学者会議 2024.11.30 第25回総合学術研究集会のまとめより

2025.1.24 

 

山形県遊佐沖 15MW×30基 、秋田県由利本荘沖 13MW×65基が離岸距離2km〜5kmに
建設されようとしている問題について


主に
●風車騒音による健康被害
●国際的に保護されている渡り鳥への影響
●オーフス条約(日本は批准してませんが)の意図に反するの法定協議会 

という問題 が存在する。

5分でこの問題をまとめたものです。



この問題については、昨年11月30日、日本科学者会議 の総合学術研究発表集会で
風車騒音の研究者、野鳥の研究者とともに3時間のセッションをおこない、問題が
科学的に明らかな根拠を持って明らかになりました。

こちらは33分で概要をまとめた編集映像です。


全体はこちらになります。



この案件については国会質問として、参議院厚生労働委員会で2023年6月、参議院環境委員会で2024年6月4日 立憲民主党 川田龍平議員に質問いただいておりました。私は質問づくりに参画しました。

これまでの2質問で得られた成果は

参議院環境委員会2024にて


「海外で10MW以上の洋上風力発電で離岸距離10km以内に稼働している実態はない」

という環境省見解です。

動画

 

問題として、

●風車騒音の規制値について

風車先進諸国をはじめほぼ世界で41dB 38.5dBなど、風車騒音の上限規制値を定めているが、日本の規制値は
指針として「残留騒音+5dB」のみで上限がない。

この問題については、日本国内で1000人規模の疫学調査で41dBで不眠症リスクが5倍になる
と結論した疫学研究結果がある(元 国立環境研 影山隆之氏)がその論文が無視されている。

●陸上風車をはじめ、巨大化する洋上風車に対する騒音規制値を定める必要がある。


●洋上風力発電について

現行の促進区域、の離岸距離2km〜5kmは、世界に事例がない非常識であること。

●風車騒音問題では、遊佐の案件で250名の不眠症リスク。由利本荘の計画で1000名の不眠症リスクのシミュレーションが発表されている。(北海道大学 田鎖研究室)




●国際的に保護されている天然記念物 マガン、シジュウカラガン、オオヒシクイ を初め、コハクチョウなど日本海沿岸の渡り鳥の渡りルートと建設予定区域は合致しており、バードストライク、生息地の変更などが生じるおそれがある。
ラムサール条約指定湿地である。鶴岡市 上池下池、新潟市 佐潟 などに影響をあたえかねない。


●計画の策定の手続き、プロセスについて、法定協議会に参加できているのは、立地自治体の首長と漁業者のみであり、風車騒音の研究者も鳥類の研究者も席についていない。
国際的に批准されている「オーフス条約」に完全に違反している実態がある。

以上のような問題があります。


政策変革のポイントとしては、

●風車騒音の上限規制値を定めること。

●洋上風車の着床型の風車の促進区域を少なくとも10km沖以上岸から離すこと。
(浮体式にする必要がある)

●法定協議会を、環境NGO,風車騒音、鳥類の研究者も参画させるオーフス条約に批准したものにすること。

●EEZまでの洋上風力発電については、オーフス条約に批准したあらゆるステークホルダーが参画した上でのMSP(海洋空間計画)の策定が必須であること。

【関連記事】
朝日新聞 札幌支局 2024.11.1

2024 - 洋上風車 騒音リスク置き去りjpeg

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 

 

洋上風力は日本を救うのか、壊すのか。「情報屋台」 高成田 享 さん

 

●note(筆者)2024。6.2日本の巨大風力発電計画は、岸に近すぎる! これは持続可能な開発ではない。

 


神戸元気村からOPENJAPAN 開催!25.1.18


【神戸元気村からOPENJAPAN!(開けゴマ)】 1.18開催!
当日の映像アーカイブ 配信中!
 

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●神戸元気村からOPENJAPAN トーク

新!4K(過去映像インサート)


●元気村ライブ2025@御影公会堂(音楽ライブ)4k

1月18日(土)。阪神淡路大震災から30年の1月17日を契機とし、当時、震災当初から7年間活動し当時、累計1万人を超える最大規模の災害ボランティア集団であった「神戸元気村」。

その支援活動をはじめた拠点である「御影公会堂」にて「神戸元気村からOPENJAPAN!(開けごま)」を開催します。 

*神戸元気村の歩み  http://www.peace2001.org/genkimura/

日時 1月18日(土)  

午後1時半〜16時 昼の部(無料)トーク   

午後6時〜8時半 夜の部(3000円 伝統のハヤシライス+α+1ドリンク)要予約

●昼の部 御影公会堂 301集会室 13時半 トークスタート。午後4時まで。(無料)

 

特別ゲスト がんばろう神戸 堀内正美

四万十塾 木村とーる

OPENJAPAN 日本カーシェアリング協会 代表 吉澤武彦

木名瀬がってん 

月とカヌー 鈴木匠 

アニマルレスキューシステム基金 山崎ひろ 

他、元気村スタッフ、ボランティアのみなさん。

 進行 山口晴康 スターン・草島進一 

当時から、能登半島地震支援までの数々の災害支援や市民社会の活動の現場、現状の課題や未来を語ります。(現地+各地ZOOMでつなぐ ハイブリッド開催)

●夜の部 「元気村ライブ」 御影公会堂食堂 午後5時半スタート 会費制 3千円(要予約090-4388-3872 stern8@mac.com)

伝統のハヤシライス+α+1ドリンク 音楽のセッション。

出演 桑名晴子 https://www.facebook.com/haleawa/?locale=ja_JP

   天野SHO http://www.sho-amano.com/index.html

   岡野弘幹 https://hirokiokano.com/

   魚谷のぶまさ https://www.facebook.com/nobumasa.uotani/

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昭和8年建造の御影公会堂 1995年当時、神戸元気村は、バウさんと木村とーるの炊き出し「元気鍋」からはじまった。1月19日、御影公会堂の玄関での炊きだしがはじまり。1月23日に草島が合流。26日にはモンベルのムーンライトⅤで3張りのテントを建てて石屋川公園に寝泊まりして「神戸元気村」がはじまった。
18日は、30年ぶりに集まった、木村とーるさん、ハルさん、当時の事務局、杉森さん、がってん、、そしてがんばろう神戸で活動していた堀内正美さん。そして、当時エコリーグなどの大学生調査隊他、元気村で活動していたみんな、そしてOPENJAPANの代表、吉澤さんが熱いトークを重ねる最高のトークでした。
みんな集ってくれてありがとう!

夜の部は桑名晴子さん、天野SHOさん、岡野弘幹さん、魚谷のぶまささん、の最高のライブ!
御影公会堂の創設当初から80年継がれている伝統のハヤシライスの味を守るまきちゃんのトークにはじまり
最高!の舞台となりました。30名。よくぞ集まって下さいました。デザートは鶴岡の笹巻きも。

ぜひ皆さん、映像をご覧下さーい。 

スターン草島

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30年前も今回も、機材その他、いつも淡々とサポートして下さる信頼の盟友、ハルさん(山口晴彦さん)が、素晴らしいルポを書いてくれました。感謝❗️

「神戸元気村」からOPEN JAPAN(開けゴマ)トーク編

 

阪神淡路大震災30年と1日。1月18日にボランティア団体「神戸元気村」のはじまった御影公会堂に向かった。

阪急御影で降りて、この時期にしたらあったかい日差しの中をあみだくじのように歩いていたら目の前に天満宮が現れた。

ちょうど姪っ子が受験してる頃だと思い手を合わせ、境内に置かれた震災モニュメントが目に留まる。

石屋川に出て、あの時あったテント村を思い出しながら、ぶらぶら御影公会堂まで。

この建物は1933年(昭和8年)に出来たアールデコ様式が美しい歴史的建築物で、第二次大戦時の神戸大空襲でも残り、ジブリ映画「火垂るの墓」にも登場する。そして終戦から50年経った1995年1月17日のあの大震災にもビクともせず、ここが避難所となり炊き出しがはじまった。

それが『神戸元気村』のはじまりだ。

今日の元気村30年の集いを呼びかけてくれた、元「元気村」副代表のスターン(草島進一)と久しぶりの再会を交わして、「お昼を食堂で食べましょう」とのお誘いを。「でも、やっぱりあの頃食べた「もっこすラーメン」に行きたい」と言うと、「それは是非!自分は朝食べできたので、ぜひそうして下さい」と。

店の貼り紙には「創業今年で48年」とあった神戸ラーメン「もっこす」は30年前と変わらず今も健在で、元気村代表のバウさんに時々奢ってもらって食べた思い出の場所だ。

懐かしい〜この味〜!

何年か前にも久しぶりに食べたけれど、でもやっぱり年のせいか、、今回は特に味が濃ゆくて、、強烈だった〜

 

会場に戻るとスターンが1人機材を並べてあたふたセッティングしていた。聞くとこの機材飛行機に全部載っけて山形から来たんだと!

前回23年目の集まりの時はうちの機材を提供した。でも今回は何も聞いてなかったから、前もって相談されたら用意したのに〜。おまけに、今日の進行に自分も名前が入ってたし

 

「ま、司会進行はスターンがやらないと。今日のゲストスピーカーの面々との関係やその内容がオレでは把握出来ないからね〜」と断った。

なので、イス並べたり、撤収手伝ったりは多少やらせてもらったけれど。

なんとかトークの時間に間に合って、人も集まってきたけれど、途中からも参加者が増えてきた。

最初は映像で30年前の「神戸元気村」を振り返った。

今は亡きバウさんの声が、あの時の神戸に連れ戻す。

 

それから、集まった「神戸元気村」元住民たちの声を聞く。

皆ほとんどは何らかの形で「神戸元気村」に参加した人たちばかりで、その人たちからの当時の話、そして今に至る話を聞けた。すごく良かった。

当時は大学生だった若者が、あの時「神戸元気村」に駆けつけて何も分からない中で自分たちでチームを立ち上げ、ケンカしながらも一生懸命文字通り「いのち」を掛けて活動した。あの時の神戸と「元気村」で体験したことは、一生に渡って影響し、現在の仕事や活動に大きく繋がっている。また、そんな仲間とも30年に渡って繋がって、今回も関西在住者だけでなく関東に住んでる何人かも神戸に駆けつけた。何かしら皆んな、あの時とつながる職業についたり、スターンと同じ市議になったりもいて、そんな30年つながる歴史が垣間見れて良かった。

その今を「あの時の神戸と元気村の経験が自分の人生の原点です」と熱く語る、当時は高校三年生で家がすぐ近くだった被災者であり「元気村」でも活動したのぞみちゃんの言葉にも感動した。

同じく被災して家を無くし、それでも元気村にて様々な活動を長年に渡って続けてくれた、現在99歳になる大櫛おばあちゃん。復興住宅に住み90歳まで自治会長として同じ被災住民の世話をして、今は請われてその団地の管理人として活躍されていると言う!その体験した言葉の数々に涙が出るほど感動した。

「あの時「神戸元気村」でもらった「元気」に、今も「元気」をもらっています。ありがとうございました」と。

そして、毎年三宮東遊園地で朝と夕方の5時46分にキャンドルを灯して追悼する1.17 KOBEの集い。それを準備する堀内正美さんが駆けつけて、30年にわたる想いを熱く語ってくれた。

俳優であり、ラジオ関西のパーソナリティとして震災直後から「がんばろう!神戸」と、電波に乗せて語り続けた堀内さんは、数日後にボランティア団体「がんばろう‼︎神戸」も立ち上げた。その時に「神戸元気村」代表の山田バウさんと話し合って、灘区、東灘区あたりを「元気村」が、そこから西の中央区、兵庫区、長田区、北区、須磨区、、を「がんばろう‼︎神戸」が担当して、互いに情報を交換しながら活動しよう!と。

その頃の苦労話はもちろん、それ以降起きた能登までの30年の各地の震災現場での、神戸以降未だに改善されない様々な問題も、具体的に熱く語ってくれた。

1.17集いの準備から、夜には東京で語り、そしてこの日また神戸に戻って。74歳になられる堀内さん、「この3日間一睡もしていない」とも。

そのような想いを込めて「30年」を本にして出されたと言われたから、是非購読したいと思った!

「喪失、悲嘆、希望」堀内正美

https://www.amazon.co.jp/%E5%96%AA%E5%A4%B1…/dp/491139000X

その後に話したのは、トールだったか?

あの元気村名物の「元気鍋」の炊き出しを一番多い時には一日7000食も作ったトールが、その元気さながらパワフルに登場して、元気を振り撒いてくれた。普段は「四万十塾」でカヌーガイドをやりながら、何か起きたら中越、東日本、熊本、能登、、地震だけではなくて、台風災害などにも駆けつける。そう言えば司会のスターンが「水害…」って言葉を使うと「水害って言うな。水に害はない!」とカヌーガイドとして川や水に感謝するトールならではの言葉を聞けた。「あ、暴雨害」(だったっけ?)スターン言い直してたな。

横浜から駆けつけたアノさんは、カワサキの愛車を飛ばして30年前やってきて、バウさんに出会って、それからも中越や東日本、能登にも、寒い時でもカワサキで駆けつけ続けている。アノさん、たしか同い年!スゲーなぁ!

また、現在「アニマルレスキューシステム基金」を主宰する山﨑ひろさんは「元気村」時代に試行錯誤ではじめた被災したペット、動物保護の活動。一度はアメリカだったか?海外に出向いて学び、再び東日本や熊本、能登にも行って各地に拠点を立ち上げて、たくさんの獣医や関係者たちと活動を続けている。今では一般にも知られるところとなった「さくらネコ」と呼ばれる不妊治療を施した証しとしてネコの耳をサクラの花びらのように刻んで印とする、そのはじまりを作ったのも彼らだったと聞いて驚いた!自分の地元でも何人か野良猫の不妊治療も含めて活動する知り合いもいるから、そこに「神戸元気村」が繋がったことにも。

この日は、ZOOMを通してのトーク参加も何人もあって、杉森くんや匠くん、がってん達の良く知る顔や懐かしい顔とともに、あの頃の今の話を聞けて良かった。けれど、それでも能登や災害現地で活動するヒューマンシールドの吉村くんやまっちゃんなどは、現地の今が手を離せないのか?画面には現れてこなかった。

それも「神戸元気村」だ!と感謝

 

「日本カーシェアリング協会」代表の吉澤くんは、震災当時は高校一年生で神戸には来れなかったけれど、後に誰か有名な人が自分の尊敬する人の名前を上げた中に「坂本龍馬と山田バウ」と。そんな風にバウさんの事を知ったそうだ。それから実物のバウさんと会って付き合う中で「震災の時に家や家財だけではなく車を無くす人もたくさんいる。たとえ命が助かっても、病院に行くとか、買い物、また壊れた家の片付けや引っ越しにも、車が無いとほんま大変や。だから、そんな時のために車をシェアする活動をやってみいひんか?」と言われたそうだ。それからこの活動を続け、現在まで延べにして(確か⁉︎)7000台の車を被災した人に提供してきたそうだ!

そんな話にまた、心が熱くなってしまった。

他にもたくさん、30年前と現在が繋がり、そして未来に続く話が色々聞けて、素晴らしい一日となった

 

最後の方で、夕方の「元気村ライブ」で歌ってくれる桑名晴子さんと一緒に来た和歌山のキタさん?が、「あの時元気村に立ってたティピーは、オレがキヨシやバグースのアキに声かけたんや〜」と聞いて、またビックリ!

それは自分が「神戸元気村」に決めたのは、その「ティピーが立ってた」ことが決定的な理由だったから。

自分が「神戸元気村」に行ったのは34歳誕生日の翌日(だから覚えてるいる)2月7日だった。それまでは被災した知人宅の屋根をブルーシートで養生したり、後日その家族の引っ越しを手伝った後に、どこかでボランティアをやろうと神戸の街を彷徨った。その時たまたま見かけたその場所にティピーを見つけて「あ!ここだ!」と。

それは、’92年からアメリカに生活の場を移して、主にアメリカ先住民各部族の国を訪ねて、時にティピーで寝泊まりしながら彼らの生き方や儀式を学ぶ。そんな旅を続けていた。また、そのきっかけとなったのが、「’88いのちの祭り」で、映画「ホピの預言」とその最後のメッセンジャーとして来日したホピの長老トーマス・バニャッカに出会ったこと。彼が言う、「来るべき近い未来に起こる大規模な地震や洪水、山火事、、また戦争や核の脅威、、それら予言された「大浄化の日」に備えるためには、自然界とのバランスを取り戻し、大地に根差した生き方に戻ること」。

そのような彼らからの警告と、自分が生まれた故郷の兵庫を中心に起きた、当時は経験した事のないような大きな地震とその被害。まるで「ホピ」の人たちの言う「大浄化のはじまり」だ。そう当時の自分には映ったからだ。

震災で破壊された街に立つ、ティピーという美しい、大地の家。そのシンボルが。

そんなティピーのある場所だったからか、「神戸元気村」には全国から草の根の自然に根差した生活を実践する人たちが集まってきた。既に信州松本から天然酵母手作りパンの「風のパン屋」けんちゃんがティピーで寝泊まりしていたし、いくつものティピーを持って日本最初のティピメーカー安曇天幕社のキヨシさん家族や大鹿村からバーボたちもやって来た。また「’90年いのちの祭り大山」をやった笠岡の俊ちゃんや弟の慎一郎ともここで出会った。

いつもは石屋川公園の2号線に面した場所の畳7畳が「元気村ライブ」のステージだったが、時にティピーを何張りも張って大きなコンサートもやっていたし、公園に張られたティピーではいつも火が焚かれ、その周りには全国から来た菩薩さんのような人たちの、夜の憩いの場所ともなっていた。

さて、自分は4月頃まで元気村のティピーやテントに寝泊まりしたり、また赤穂の実家や大阪のカオリコの実家や時に半壊となった芦屋のアパートから通ったりもしていたけれど、カオリコのお腹にいた子どもの出産日が迫ってきた5月の連休前に元気村を離れ、友人を頼って愛知の西尾に移り住んだ。

それ以降、特に2000年前後には「神戸元気村」から発展した数々の平和活動、後にOPEN JAPAN 開けニッポン!の掛け声で、バウさんが呼びかけ行動する「地雷撤去」や「種」のこと、「原爆の残り火」「劣化ウラン」のことなどにも関わった。また自分たちが関わるピースウォークやWPPD“せかいへいわといのりの日”などにバウさんが賛同、支援してくれたりと、2000年代前半のバウさんが“元気”な頃まで「元気村」との交流は続いていった。

さて、あらためて「神戸元気村」は、30年前の神戸の震災の活動だけでは無かったね。と数々の思い出と共に振り返った。

スターンも言ってたけれど、元々日本の草分けのカヌーイストだったバウさん。そのアウトドアズマンとして、自然の中に身を置いて生きてきたバウさんだから、地球の、環境の、迫り来る大問題に人一倍ビビーって直感が働くんだろう!

温暖化の原因とされるオゾン層破壊のその原因。フロンガスを規制する必然性を、その持ち前の行動力で全国の自治体を回って働きかけた。その途中に起きた神戸の震災。だからこそあんな迅速な行動で動けたんだろう!また、そのアウトドアで身に付けた経験は、災害時において何より役立つスキルだと。だから即座に大災害とアウトドアを直結させて、モンベルなどにも働きかけ、災害地へのテントなどを提供してもらった。それがモンベルの今も続けられる「アウトドア義援隊」のはじまりともなった、と。

もちろん災害だけではなく、核による悲惨さや戦争が世界中で一番酷い“環境破壊”だと分かっていた。だから、そんな事にも即行動で動いていった。

これもスターンが言っていた、一緒にテレビのニュースを見ていて何か気になることがあると「次はこれや!すぐ動こう!」と。それがバウさんだったと!

いろいろな話はあの頃にも聞いてたけれど、今回いろんなピースがあらためて繋がった。

バウさんの口癖だったと言う「ゼロからイチを起こす!」

そんな、30年と1日目でもありました!

(夕方の「元気村ライブ」に続く)

 

「神戸元気村」ライブ

トークの後、会場を地下の食堂に移しての「神戸元気村」ライブ。

その開始までの時間が少しあったから、まだ明るくて暖かい今日の石屋川の空気を吸いがてら、トールとのぞみちゃんと再び「もっこすラーメン」で、、早めの再会の祝杯を〜

 

もちろんラーメンじゃなくて豚皿とトッピングの味付け玉子をアテに、30年積もる話をあれこれと。

何より、あの時18歳、高3だったのぞみちゃんのさっきのトークの続きをいろいろ聞いてみた。

「さっきも少し聞いたけど、沖縄の舞踊家になったのは何がキッカケ?」

「ある時、その石垣島の舞踊を見た時に、すごく感動して、それをバウさんに伝えたくて、当時はこの「もっこす」の隣の建物にあった「元気村」に行ったの。するとバウさんは、「のぞみちゃん、踊れー!」って。全く予想もしなかった返事。てっきり「良かったね〜」くらいの返事が来ると思ったのに、「踊れー!」って!?それでよくよく考えてみた。そうか、私は実は踊りたいって思っているのか、と。そんな考えに至った。それから踊りを習いに石垣にしばらく通って、覚悟が決まった。それで移り住んだの!」

そんな話を聞きながら、人生は不思議で、、素晴らしい!って、改めて思った。

そんなこんなでビール瓶が4?5本並んだ頃に「あ!もうライブが始まる時間だ〜!」と、慌てて公会堂に戻る。

ここでもスターン先生、バタバタしながら音響に詳しい何人かがステージのセッティングを手伝っていた。

ライブに駆けつけた岡野(弘幹)くんも現れて、さてさて今宵はどんな流れになるんだろう〜

あの頃の石屋川公園の畳7畳「元気村ライブ」もそうだった。あくまで自発的に、自然発生的な、その日ミュージシャンが駆けつけて、そしてライブが始まるのだ。

そんな中には、ジャパン・サンスプラッシュに来日中のジャマイカのミュージシャン、フレディ・マクレガーなんかも居たっけな!

だからこの日出演の桑名晴子さんや岡野くんも慣れたもので、いつものこんな流れを楽しんでいるフシさえある〜?

 

天野SHOさんなんて、まだ現れないし〜

 

それでも会場的には、終わる時間がキッチリ決まっているから、多少のインディアン・タイムはあるにせよ、スターン先生司会で30年目の「神戸元気村ライブ」はじまり〜はじまり〜!

そのスタートに相応しい、この御影公会堂の食堂の創業者のお孫さんにあたる、現オーナーの女性からのご挨拶から。

「この御影公会堂は昭和8年に出来て以来、3度の災害に耐えて生き残ってきたと祖父から聞かされてきました。最初は神戸大水害。次は神戸大空襲。そしてあの大震災と。その時も建物は大丈夫でしたが、周辺のあまりの被害の大変さに、当時この店をやっていた父は、もうとても営業は再開出来ない。と、落ち込んでいました。でも、ここが避難所となって最初の神戸元気村が始まった時に、バウさんたち元気村の皆さんが、「出来ることは何でもやるから、絶対に店を無くさんといて欲しい!」と。その言葉に元気付けられて、店を続ける決心が出来たのです。」と。

そんな公会堂の食堂で、創業以来90年続く伝統レシピ、丸二週間!煮込んで作られる名物のハヤシライスをいただいた後、この話を聞けたのも良かった。

さぁ、その後ライブのオープニングは、30年前の映像にも出てたスターン自らのブルースハープとウッドベースの魚谷さん奏でる“上を向いて歩こう”だ。

続いて、岡野くんが「では一曲」と、インディアン・フルートをセレモニアルに演奏し、さすが!場の空気が変わった。

震災の前後、約15年余り訪れていたインディアンの世界。その世界の見方を通して、いろいろな事を教えてくれる、、

30年前と今とが、交差する。

岡野くんの奏でるインディアンのフルートの音色が祈りとなって、神戸の街に染み渡るなぁ…

「次、私が演るわ」と、晴子さんが準備をはじめる。

そのタイミングでSHOさん、登場だ〜♪

「オレも一緒にやるわ!」と、ベースを取り出して、晴子さんと2人準備してる様も、カンロクだ〜!

この人生の先輩たちは、30年前ももちろん、その以前からメジャーの世界はもとより、日本中で、街角で、オンザロードで、歌い演奏してきた。その筋金のスジ者だ〜

 

 

だから、一瞬で空気を変える。その達人の技者だ!この日もサーッと、次元を変えて聴かせてくれたね!

「あの元気村に立ってたティピー。私らが全国回って集めたお金で用意したの!」と、またパズルがつながる言葉が晴子姐から発せられる!

そんな晴子さんのギターケースには、2004年夏至の富士山で開催したWPPD2004のステッカーがボロボロになってまだ貼られていた!自慢じゃないけど、オレがデザインしたやつだぜー!この時も、晴子さん全国回って歌ってWPPD“せかいへいわといのりの日”開催の、その基金を集めてくれたんだー!

 

そんな晴子さんの歌の後は、地元神戸のSHOさんだ!

SHOさんのベースの弾き語りを聴きながら、、あの時30年前に元気村で会った三田のやっさんと言う男のことを思い出した。

やっさんは、柔道が何かやっていたガタイのいい、見た目はけっこういかつい男。けれど、その心根は優しい大男で、元気村で出会って親しくなって、それでやつの住む三田の家にでっかいアメ車のトラック乗って時々連れてってもらって世話になった。

三田のどこかのモールではCREEKって名前のバーをやっていて、その店でもよく飲ませてくれたな。

やっさんは元気村に属してるって感じではなく、他の避難所を手伝う傍ら時々元気村に来ていた感じ。オレもどちらかと言うと元気村に居ながらフリーで動いていたから、それもあって時々一緒に行動していた。

やっさんも音楽が好きで、地元三田だったか自分の店だったか、上田正樹のコンサートもやったらしいが、天野SHOさんの大ファンで、SHOさんにもライブしてもらったんやって、よく聞かされた。

自分が元気村にいた2月から3月くらいには、神戸も少し落ち着いてきたような。だから「元気村ライブ」のような歌や音楽が被災した人の心を慰める。そんな少しの余裕も生まれていた頃だったと記憶する。

ある時、自分も少し知るシンガーの新井英一さんに電話をして「神戸に来て歌ってくれませんか?」とお願いした。

新井さんは「わかった。おれが歌う場所を用意してくれ」と、快く了解してくれた。

この時は、神戸元気村ライブの7畳ステージではなく、どこか体育館のような、たくさん人が避難する。そんな場所がいいだろう。そう思って、やっさんに相談して、幾つか場所を探してもらった。

ちょうどその頃、新井さんの歌を気に入ったジャーナリストの筑紫哲也さんが自身の「ニュース23」のエンディングに新井さんの歌を使い始めた。それで新井さんの神戸でのライブをニュース23が中継する。そんな話に発展した。

その話を聞いた時は、マスメディアが入るよりも、純粋に新井さん本人だけが来てくれて、その魂の歌を神戸の人に届けて欲しい。正直そう思ったけれど、その頃はマスコミの関心や報道も少しづつ薄れはじめた時でもあり、まだ復興どころか避難所には人が大勢暮らす、そんな状況の被災地の、そこに暮らす人たちからは「神戸を忘れないで!」と、そんな声も出始めていた。

なので新井さんと一緒にやって来た、当時は番組ディレクターだった金平茂紀さんに、ぜひ「ニュース23」で、この今の神戸の現状をありのまま伝えてください、と何度もお願いした。

このことは神戸元気村の活動では無かったけれど、今思うと「何かできることを自分で見つけて即行動する」という、バウさんの流儀としては、これもれっきとした「神戸元気村ライブ」だったのかもね!

あの時も含めて、やっさんにはいろいろ世話になったな。

どこか繋がる空の下で、今でもやっさん、元気に生きてるかー!

SHOさんのライブを聴きながら、SHOさんの大ファンだったやっさんの事、トールと思い出いろいろ語ったりもしたよ。

SHOさんの、このベース弾き語りのスタイルも神戸の震災、そして「元気村ライブ」から始まったってね。

SHOさん、今でも月に一度(?週にだったかな?)ボランティアライブを続けているそうで、だから元気村OPEN JAPAN の吉村くんやトールが通う能登にもまた義援金を送るって言ってくれてたね。ありがとうございます

続いて、再び岡野くんが登場して2曲、インディアンフルートでまた、祈りの音色を響かせてくれた!

岡野くんもカンロクだなぁ!

最後に、SHOさん、岡野くん、魚谷さん、そしてスターンも登場しての、SHOさんボーカルでSweet Home KOBE〜♪会場一緒にノリノリ大合唱で大団円のエンディング!

最後はそのまま集合写真で、30年と1日の「神戸元気村ライブ」無事終了でした〜!

魚谷さん、岡野くん、晴子さん、SHOさん、Sweet Home KOBEますますパワフル元気村30年目のライブ、ありがとうーー!

トークもライブも、撤収時間ギリギリの、熱い集まりだったけど、ほんと、これを呼びかけ準備してくれたスターン、、感謝感謝の大感謝!

 

いまは亡き、バウさんや、中山さん、、きっとこの場にいて一緒に楽しんでくれてたことでしょう

 

フォーエバー 神戸元気村 

Spirit Never Die !!

 


2025.1.17 草島取材映像
5時46分を東遊園。午後、新長田のソウルフラワーユニオン モノノケサミット復活ライブへ



 


1995年当時の映像

神戸元気村初期の活動

神戸元気村ライブ!1995  オムニバス 桑名さん、SHOさん、加川良さん、魚谷のぶまささん、
フレディマクレガー!?の30年前



バウさんの映像


 


2025年新春!謹賀新年


謹賀新年 2025.1.3

わかちあい、ともにつくる。持続可能な鶴岡市へ

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2025年が明けました。昨年は元旦に能登半島地震、一昨年は大晦日の西目地区の土砂災害、となかなか落ち着かないお正月でしたが、今年は、おだやかな正月ですね。

 

なによりです。大晦日は松例祭にいき、3時の歳旦祭。


1月2日は、下池で野鳥観察をおこない、オオワシ、オオヒシクイに遭遇。

1月3日毎金観察会初日 オオヒシクイ63羽確認。

ーーーーーーーーーー

1月2日に、パル前にて、新春街頭演説をおこないました。

新年のご挨拶として、改めて、わかちあい、ともにつくる。持続可能な社会へ。を宣言。

12月議会での「トキと共生する、脱ネオニコ、有機農業の推進」からはじまり、矢引風車の問題、遊佐酒田の洋上風力発電の問題、災害支援の課題 などを

おつたえさせて頂きました。

 市民の皆さん、ボクらは過去を生きることはできません。でも過去や「こういうもんだ」に縛られたりしていませんか? 

ああ、どうせこうなんだとか、自信ないとか、噂話とか、悪口とか、全てはそれらは貴方が勝手に思いついた ストーリーです。

実際に起きたことしか起きていません。事実は事実です。ただそれだけです。

往々にして、事実ではない、ストーリーでがんじがらめになってませんか? そんな時間はもったいない! 手放してください。

新しい今から未来。そこには可能性しかありません。

可能性だらけの未来に自由に絵を描いてください。創作と行動です。そこに愛をもってやっていきましょう。

 

特に今、鶴岡市では新しい図書館の構想の意見を募集しています。あなたの居場所にふさわしい市民図書館をみんなの力でつくりませんか?

それと駅前のフーデバーには、シェアキッチンを12月議会で提案しています。飲食店許可をお持ちで出店の壁に躊躇している方、他、観光客が訪れる駅前のお店で出店してみたい方、1日単位で利用されて出店してみませんか?

ぜひみなさんの力を発揮してください。

 

持続可能な鶴岡へ。 

2015.1.3  草島進一

 

 

 

 


ラムサール条約湿地 大山上池下池 観察記録



ラムサール条約湿地 大山・上池(下池)の観察記録
2023.1~

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2023.12.29 大山 下池畔 草島進一撮影 オオワシ
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2023.12.29 大山 上池 オオヒシクイの飛翔 草島進一撮影 

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大山上池 2023.10.6 6:20AM

 

(さらに…)

【最新情報】12月議会「脱ネオニコ農業への転換を!」「駅前フーデバーにシェアキッチンを!」 他


わかちあい ともにつくる。
自然と共生する 持続可能な鶴岡市へ

草島進一 最新情報 更新2024.12.26


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大山、上池下池のシジュウカラガン、コハクチョウ、マガン、オオヒシクイ、オオワシ 2023-2024


12月議会 一般質問

どうぞご覧いただき、感想、ご意見など伺えれば幸いです。 
s.kusajima★gmail.com    →★を@にしてください。(AIいたずら対策です)
090-4388-3872. どうぞお気軽にお電話もどうぞ。



草 島 進 一 議員質問

 

○2番 草島進一議員 一般質問を行います。

初めに、ネオニコチノイド農薬の害について

お伺いをいたします。

ネオニコチノイド農薬とは、1990年代初め、

有機リン系農薬の後に開発された7種類の農薬

であります。ネオニコチノイド農薬は、安全神

話のように、弱毒性で、虫は殺すが人には安全、

環境保全型農薬、散布回数を減らせる、少量で

効果が長時間持続、有機リン系より人に悪影響

が少ないと農薬メーカーから流布されてきまし

た。

しかし、現実は、残効性が高い浸透性殺虫剤

で、根から吸い取った薬剤が茎や葉、実まで浸

透し、洗っても落ちない。また、神経系に作用

することが知られ、ミツバチなどの花粉媒介者

への影響、水生昆虫への影響、人体への影響に

ついての論文が発表されています。

我が市でも、稲作では、黒斑点防止の夏のカ

メムシ防除のためジノテフランがラジコンヘリ

やドローンで大量に空中散布され、また育苗箱

用の殺虫剤としてイミダクロプリドやフィプロ

ニル、また野菜や花卉やブドウ果樹栽培でも、

我が国の基準に基づいてネオニコ農薬が大量に

使用されているというのが現状であります。

EU欧州委員会では、我が市でカメムシ防除

の空中散布などで大量に使用しているジノテフ

ランはそもそも登録を認めておらず、2018年に

3種、クロチアニジン・イミダクロプリド・チ

アメトキサムの屋外での全面使用禁止を可決。

チアクロプリドは承認取下げ、アセタミプリド

は規制強化になり、日本で使用されている7種

のうち6種は使用不能となっております。

それに対して、日本は7種のネオニコチド農

薬を登録認可のままで、さらに2015年以降、基

準を緩和しています。例えばクロチアニジンに

ついては、ホウレンソウで3ppmから40pp

mなどに変えています。アセタミプリドについ

ては、イチゴでEU基準0.5に対して日本では

3ppm、ブドウでは0.5に対して5ppmと

なっております。

負の影響が明らかなものは禁止。予防原則に

立ってネオニコ農薬を使用禁止にしている欧州

委員会に比べて日本の規制は緩過ぎて、国民に

不安が広がっております。このことは国会で何

度も指摘されています。

そこで、今何が起きているのか。まず、東大

の山室真澄先生が2019年11月に「サイエンス」

に発表した論文によれば、島根県宍道湖でネオ

ニコ系農薬を使い始めた1993年を境に、ワカサ

ギやウナギの漁獲が激減してしまった。要は、

ネオニコ殺虫剤によって、ユスリカをはじめ、

動物性プランクトン・エビなど餌となる節足動

物が激減したためにワカサギやウナギが激減し

たと結論されております。

また、石川県立大学、上田哲行教授の報告に

よれば、育苗箱のネオニコ系の殺虫剤の影響に

よってアキアカネ、これトンボですけれども、

2000年頃から急激に減少が始まり、2009年時点

では半数以上の県で1990年の1,000分の1以下

に減少していると報告されています。

ミツバチについては、2013年から国内でも大

量失踪の原因として論文が発表され、今も年間

50件被害は続いております。日本中で虫も魚も

鳥もいなくなっている。レイチェル・カーソン

の「沈黙の春」の再来との指摘もあります。

まず、こうした昆虫・魚類・鳥など生物への

悪影響について、市はどのようにこの問題を把

握されているかお伺いします。

次に、人への影響についても、2011年、木村- 2 -

―黒田教授の発表、神経系に作用するネオニコ

農薬は哺乳類の脳にも作用する。また、広汎性

発達障害、自閉症への影響について、農地単位

面積当たりの農薬使用量が突出して多いのが日

本と韓国であり、他の国と比較すると広汎性発

達障害や自閉症の有病率との相関関係が見られ

たという論文は、EFSA、欧州食品安全機関

に評価され、欧州委員会の規制につながってお

ります。

ドイツの研究では、ネオニコ農薬が明らかに

人の神経系に悪影響を及ぼすという論文があり

ます。また、全国のほとんどの乳幼児の尿、ま

た新生児の尿からもネオニコ農薬が検出されて

いるという報告もあります。

こうした発達障害児の増加とネオニコ農薬と

の影響について、当局の認識をお伺いします。

 

○農林水産部長 

ネオニコチノイド系

農薬の害についてお答え申し上げます。

初めに、昆虫・魚類など生物への悪影響につ

いてでございますが、この農薬につきましては、

1990年代に発売が始まり、カメムシやアブラム

シ等の効果が高く、広く害虫防除に利用されて

おりますが、EUにおいて主にミツバチへの影

響を危険視して規制が強化されていると承知を

しております。

ネオニコチノイド系農薬の農林水産省の見解

は、EUとはこの農薬の使用方法が異なること

や、使用禁止にするための科学的根拠が必ずし

も明確でないこと等から、現状、適正な範囲で

の使用を認めております。

市といたしましては、除草や病害虫防除は農

作業の労力軽減や収量・品質の確保の上で必要

なものであり、農薬取締法に基づき登録された

農薬については、科学的根拠に基づいて環境や

人体への安全性が確認されたもので、希釈倍率

や使用する回数を守り、飛散に注意するなど、

適正な使用であれば安全性に問題はないと認識

をしております。

次に、発達障害児の増加とネオニコチノイド

系農薬との影響についてでありますけれども、

この農薬の使用による人の健康への影響に対し、

議員御紹介のような不安の声があること、また

発達障害をはじめ、人体への影響について様々

な研究があることについても留意する必要があ

るものと考えております。以上でございます。

 

 草島進一議員

ありがとうございます。

このネオニコチノイド農薬、今の答弁しよう

がないと思いますけれども、このネオニコチノ

イド農薬の関係は、ちょうどあした、国際的に

活躍されている平 久美子医師の「ネオニコチ

ノイド 静かな化学物質汚染」という岩波ブッ

クレットが明日発刊されます。ぜひ最新情報を

踏まえて認識を新たにしていただきたい。これ

はお願いします。

次に、脱ネオニコ農業とトキと共生の里地づ

くりについてお伺いします。

私は、この11月にトキの繁殖・再生のために

ネオニコ農薬を全廃したとTBS「報道特集」

で報道されていた新潟県佐市を訪れ、佐渡市の

農政担当者、また佐渡JAの方に取組をお伺い

し、また田んぼで餌をついばみ、羽ばたく野生

のトキを感動しながら観察をしてまいりました。

また、この間、トキと共生する地域づくりに取

り組む宮城県登米市、秋田県にかほ市のシンポ

ジウムに参加してまいりました。

現在、佐渡でトキは放鳥されて16年。2003年

に絶滅した後、2008年、10羽の放鳥から、

2012年、初めて野生下で繁殖し、現在532羽、

佐渡で生息しております。今まで佐渡市以外、

本土でも34羽確認されていて、実はその中には

鶴岡市も入っております。2016年11月に佐渡か

ら飛来したトキが立ち寄ったという記録が報告

されておりました。

佐渡市では、トキの餌となるドジョウ・昆虫

・ミミズなどの生き物を育む農法を全域で展開。

生き物調査を年2回実施。農薬・化学肥料の削- 3 -

減、畦畔に除草剤を散布しない、こうした農法

を進めておりました。稲作の面積は5,300ヘク

タール、そのうち慣行栽培が12%、特別栽培

87%。特別栽培のうち、畦畔に除草剤を使わな

い、朱鷺と暮らす郷認証米が20%、そして有機

栽培は1%、60ヘクタールとなっておりました。

そして、この全体の農政の大きな特徴が、全

ての水稲でネオニコチノイド系7種の農薬を不

使用、農薬を使っていないということでありま

す。このネオニコ農薬不使用のきっかけは、環

境に優しいとうたわれている佐渡の米がネオニ

コを使っていていいのという農家の声だったと

のこと。3割の取引がある生協でもネオニコの

問題に反応していたということから、JAとし

て踏み切ったということでありました。

佐渡市では、JAとして2011年にネオニコ農

薬の除外を決定し、方針策定。2012年にラジコ

ンヘリの広域一斉防除薬剤からネオニコ剤から

代替農薬へ転換。2014年にJA佐渡としてネオ

ニコ成分の農薬の取扱い中止。2019年にはネオ

ニコ不使用をJA佐渡米の要件としています。

そして、2021年にはおけさ柿の防除からもネオ

ニコを外しています。ほかにも、ふゆみずたん

ぼ、魚道の設置、江ゴウの設置、ビオトープの

設置、有機栽培という取組が市、JA一体とな

って行われておりました。

佐渡市の特徴は、100%水稲作付で農薬を使

う99%の稲作でネオニコチノイド農薬からキラ

ップ・エクシードの2種に切り替えることで脱

ネオニコを実現していたということです。これ

を行うことで佐渡市ではトンボが実感として増

え、野性のトキのひなの誕生・繁殖につながっ

たと、実際にJAの方からお伺いしました。

今現在、私たちの社会では1日100種の生物

が絶滅していると言われています。それを

2030年には回復基調にするネイチャーポジティ

ブが世界のミッションになっています。佐渡市

のように、トキをシンボルとして農地周辺の生

き物たちを復活させ、里地・里山の自然全体を

再生することは大変有意義なことではないでし

ょうか。

鶴岡にはトキや市名にもなっている鶴はいた

のかということ。御紹介しますが、庄内藩の武

士であり、幕末から明治の博物学者である松森

胤保博士の「両羽博物図譜」にはトキもタンチ

ョウもマナヅルも登場しますので、江戸から明

治に実際にいたということになります。

鶴岡市としては、究極の目標は、鹿児島県出

水市、これも最近視察してきましたけれども、

出水市のように鶴が飛来する市かもしれません

が、当面はトキかと思います。そのためには、

今まで生き物を殺し続けてきた農業の仕組みを

転換して、トキの餌となる生き物を増やすこと

が重要であります。

そこで必要なのが農業の農法の転換だと考え

ますが、これを無農薬・無化学肥料のオーガニ

ック、有機栽培100%にすることは大目標とま

ず考えます。しかしながら、現在1万1,400ヘ

クタールの水稲面積のうち、水稲面積の60%が

慣行農業、40%が特別栽培、0.6%が有機とい

う構成の我が市の稲作として、99%の農薬を使

う稲作でネオニコ以外の農薬使用により脱ネオ

ニコ農薬を果たすことは有効かと考えます。佐

渡市のように、ネオニコ農薬からキラップ・エ

クシードなどの代替農薬に切り替え、脱ネオニ

コ農薬に転換する、この方策を鶴岡の2つのJ

Aと連携して取り組めないかお伺いをします。

○農林水産部長 岡部 穣 ネオニコチノイド系

農薬から他の農薬への転換につきましては、現

在、本市をフィールドといたしまして代替農薬

の研究が一部行われていると伺っております。

ネオニコチノイド系農薬は、現状の防除体系

では通常使用されている薬剤でございまして、

本市でも利用されておりますので、代替農薬へ

の転換については、国の動向や紹介のあった自

治体の事例をよく研究しながら、地元両JA等- 4 -

との協議を基に、生産者の営農に大きな影響を

及ぼすことがないよう慎重に検討していきたい

というふうに考えております。

○ 草島進一議員

研究が始まっているとい

うことを聞けて大変うれしいです。

実情は、このネオニコ7種だけではない。浸

透性殺虫剤も生態系を劣化させ、欧州委員会で

禁止になっている農薬もあると研究者の方から

御意見をいただいております。これ目標を殺虫

剤はEUで認可されている農薬で99%稲作に対

応すべきということに置き、こうした代替農薬

の実際の効果について、県農業試験場などと調

査研究をしながら、ぜひJAと共に進めていた

だきたいと思いますし、またこれ佐渡市と同様

の脱ネオニコ農業の取組は、コウノトリを育む

農法として取り組む兵庫県豊岡市でも取り組ま

れておりました。こうした農法をぜひ自治体連

携で、JAとも一緒に、これJAの皆さんとも

一体でやっていますから、ぜひ一緒になってこ

の地域のJAの皆さんとも協議をして取組を、

これ早急に取り組んでいただきたい。これ要望

いたします。

次に、有機農業について伺います。

鶴岡市の水稲面積全体が1万1,400ヘクター

ル。有機の水稲面積67ヘクタール、0.6%。今、

オーガニックビレッジ宣言で2027年までに68ヘ

クタールを目標にしておりますけれども、市は、

総合計画では令和10年、2028年目標で100ヘク

タールを掲げております。それでも全体の1%

以下なのです。せめて総合計画で掲げた10年目

標になるように、まず力を入れてほしいと考え

るものです。

そのためには、有機農法の技術の確立が必要

であります。実際に有機農業に取り組んでいる

生産者にヒアリングを重ね、そして県農業試験

場、山大との連携で農法の確立をして普及をす

るなど、行政でやれることを目いっぱいやりつ

つ、2つのJAと一緒に取り組んでいただきた

いと思いますが、いかがでしょうか。

また、佐渡市などでも取り組んでいる除草の

ための除草機カルチ、アイガモロボットの補助

などに力を入れるなども大変有効だと考えます

が、いかがでしょうか、質問いたします。

○農林水産部長 岡部 穣 県や山形大学、JA

と共同で有機農法等の研究を行うことにつきま

しては、有機を含めた農作物の栽培技術等の研

究に関しましては、農研機構などの国・山形県

の農業総合研究センターにおいて専門的知見に

より進められているところでございます。市と

いたしましては、こうした研究機関の研究成果

の普及に取り組んでまいりたいというのが重要

でございまして、山形大学やJAと連携を図り

ながら、様々な機会を捉えて生産者等へ情報提

供してまいりたいというふうに思います。

次に、有機農業拡大のための機械導入支援に

ついてでございますけれども、有機農業は除草

に係る労力軽減が課題となっておりますので、

機械導入の効果が大きく期待されているという

ことは承知をしております。

機械導入につきましては、国・県の支援を活

用するということを原則としておりますけれど

も、有機につきましては、慣行に比べて経営規

模の拡大が難しく、目標設定が難しいという面

もございますので、生産者の声を把握し、市の

支援の在り方についても検討してまいりたいと

いうふうに思います。

○2番 草島進一議員 また、鶴岡市独自の認証

基準としての除草剤を1成分のみ認める鶴岡Ⅰ

型、3成分か3回を認めるⅡ型は、現状36ヘク

タール、0.3%ですけれども、これは殺虫剤を

完全に使わない脱ネオニコの米作りとして再評

価することも重要だと考えます。この鶴岡Ⅰ型、

Ⅱ型も目標を持って力を入れて取り組んではど

うか、見解をお伺いします。

○農林水産部長 


本市の独自認証であります鶴岡Ⅰ型につきましては、ネオニコチノ

イド系農薬に限らず、農薬・化学肥料を使わな

い、または大幅に削減しているというのが特徴

でございます。現在、取組者は横ばいで推移し

ているという状況でございますので、改めて取

組面積などの目標設定の在り方、生産者の拡大、

消費者への効果的なPRを含め、検討していく

必要があるというふうに考えております。

○2番 草島進一議員 よろしくお願いします。

私は、この11月8日に開催された第2回全国

オーガニック給食フォーラムに参加をし、有機

農業に取り組む常陸大宮市の市長や常陸大宮J

A、茨城JAの皆さんの強い意思表明を受け止

めつつ交流をしてまいりました。総括質問で市

長はこのオーガニック給食協議会の参加は検討

するということでしたが、この大会パンフレッ

トの主催自治体の鈴木市長の言葉にはこうあり

ました。

近年、発達障害やアレルギー、アトピーを持

つ子供の数が増えており、その原因はどこにあ

るのか、様々な調査研究をしました。その中で、

オーガニック給食を取り入れることで病欠の子

供が減った、子供の症状が緩和されたという事

例を知りました。エビデンスは明らかになって

はいないにしても、食を改善することでよくな

った事例があるなら、やってみる価値があるだ

ろうとの思いから、オーガニック学校給食実現

に向けた活動が始まり、2年。常陸大宮市では、

2023年、オーガニックビレッジ宣言を行い、そ

の柱を給食のオーガニック化とし、公共調達で

ある学校給食という形で、JA常陸と生産者と

連携して取り組んでおります。現在、市内の小

・中学校のお米の約半分が有機米。野菜は、2

割有機農産物を使用。お米は、2027年に100%

有機を達成できる見込みだ。目指すのは安心・

安全な子育て環境の充実と持続可能な社会の実

現であり、有機農業が未来を担う子供たちが安

全・安心な食を当たり前に享受できる日本にし

たい。鈴木常陸大宮市長は、フォーラムの歓迎

の挨拶でも同様の発言をされておりました。

子供たちの給食を安全・安心な有機米や有機

農産物にすることから有機農業の普及を図る。

こうした給食の在り方について、これはぜひ市

長の見解をお伺いしたいと思いますが、いかが

でしょうか。

○市長 皆川 治

今、草島進一議員さんからお

話がありました、まず安全・安心な農産物とい

うことは、これ当然だというふうに思いますし、

その手法として有機農産物というようなことも、

本市としてもその重要性を認識しまして推進に

取り組んでいるところでございます。

また、御紹介がございました常陸大宮市さん

の取組ということも学校給食と農業振興という

観点から参考になる事例だというふうに考えて

おります。学校給食において地元の農産物の使

用を高めるということと、さらに安全・安心の

確保の観点から有機農産物の提供も増やしてい

きたいということでありますが、品目数ですと

か供給量の少なさということがございまして、

これについてはやはり生産現場の理解と広がり

と、消費者のニーズと、両面でのやはり課題の

解決が必要だというふうに認識をしております。

農業は、環境に働きかけてその産物を得る、

そういう産業でありますので、議員からお話が

度々出ております生物多様性を確保しながらと

いうことの重要性も認識をしておりますので、

ぜひ生産現場の皆様ともさらに話合いをしなが

ら、鶴岡の有機農産物の拡大に努力していきた

いというふうに思っております。

○2番 草島進一議員

この有機農業ですけれど

も、世界中でもう本当に物すごくその普及の拡

大が図られております。この日本でも農業革命

とも言えるみどりの食料システム戦略が掲げら

れておりまして、2050年までに25%、今0.3%

なのですけれども、これ25%に拡大するという

大目標を掲げています。これを市としてどうい

うふうに把握し、これどういうふうに落とし込- 6 -

んでいくのか。これから大きな課題だと思うの

です。2027年でも1%未満です。ここから

2050年までで25%までにこの市でどうやって拡

大していくのか。これ真剣に捉えて、考えて戦

略をしてください。なので、給食での公共調達

によってその出口を確保して、生産者をどんど

ん、どんどん増やしていく、こういうことをや

らない限り25%まで到底いきません。でも、世

界中でやっているのです。世界中でやっている

のですから、ぜひ可能性から考えて、これをぜ

ひ実現していただきたいと強く要望したいと思

います。

トキと共生する里地づくりというのは、これ

環境省メニューなのです。環境省メニューで、

今応募を何か中断しているらしいのですけれど

も、ぜひこれ、まず環境をきちっと整えつつ、

この環境省メニューであるトキと共生する里地

づくり、こういうメニューがあって、登米市で

すとか秋田県のにかほ市が参加して一生懸命や

っていますので、同じようにこの鶴岡市でもト

キをこの地域に取り戻すのだと。佐渡のトキが

飛ぶ風景、もう最高です。役所の近くでも飛ん

でいるのです。田んぼで普通に飛んでいる。

500羽超えていますから。飛んでいるのです。

ああいう風景を鶴岡でもぜひ取り戻そうではあ

りませんか。みんなで頑張って有機農業に取り

組んで、脱ネオニコをやって、ぜひ皆さん、こ

れは農政だけの問題ではない。教育現場でも給

食を通じてできることなのです。やれることな

ので、ぜひ皆さん、よろしくお願い申し上げま

す。

では、次の質問です。シェアキッチンについ

てお伺いします。

駅前のFOODEVERでは、ファリナモー

レも撤退をし、いよいよ寂しくなってきており

ます。

先日視察で、福岡県古賀市で町なかの古い音

楽教室をリノベして食の交流館るるるるという

のを建てておりまして、これを視察いたしまし

た。これは古賀市長が共創の拠点として位置づ

けている場ですけれども、その中でも、役所側

で保健所の許可を取り、営業許可を持つ料理人

が日替わり、週替わりで営むシェアキッチン、

これに魅了されました。鶴岡市でも民間事業者

が手がけた仲庭がありまして、大変可能性を感

じております。

そこで、元ファリナモーレのオープンキッチ

ンスペースや厨房施設を生かして、観光客も利

用する駅前の利便性も踏まえた新たなシェアキ

ッチンにすることを提案したいと思いますが、

いかがでしょうか、お伺いします。

建設部長 
ただいま議員から御提案ありましたFOODEVER、

旧ファリナモーレ区画のシェアキッチンとしての活用について

お答えいたします。

FOODEVERにつきましては、本市の食

文化と観光の情報発信拠点として位置づけ、観

光案内所を核としたインバウンド観光をはじめ

とする交流人口の拡大に向け、食文化と観光情

報の発信強化を図ることといたしております。

御提案いただいた空き区画となっております

旧ファリナモーレ区画につきましては、FOO

DEVER開設の事業目的として鶴岡の食を発

信していくという観点からも、既存の施設を生

かし、食を提供する区画として活用することが

望ましいと考えております。

しかしながら、区画面積が大きいことから、

現状の条件のままで募集を続けても新たな入居

希望者が現れるのは厳しい状況にあると認識し

ております。

そこで、利用を促進していくためには、区画

を分割して小さな面積で貸し出すことや、1日

単位の貸出しに対応した日額料金の設定など、

ハードルを下げて借りやすい条件設定にしてい

く必要があると考えているところでございます。

短期間のお試し出店や土日のみのスポ

ット出店- 7 -

などにも御利用いただけますよう、今年度中に

は新たな仕組みによる利用者募集の周知を開始

できるよう取り組んでまいります。

まずは、このように利用しやすい環境を整え

ることで議員御提案のシェアキッチンのように

活用することも可能となってまいります。食文

化と観光の情報発信拠点であるFOODEVE

Rを多くの皆様から御活用いただいてこそ鶴岡

駅前地区のにぎわいの創出につながるものと考

えておりますので、市といたしましても引き続

き施設の環境整備を図ってまいります。以上で

ございます。

草島進一議員
確認します。シェアキッチン、取り組むのですか、
取り組まないのですか。お伺いします。

建設部長  ただいま申しましたよう

に、この区画を今、旧ファリナモーレ区画、大

きい区画になっておりますので、それを小さい

区画にして、より使いやすい条件として貸出し

するシェアキッチンの活用にも使えるという区

画として貸出しするということで、今取り組ん

で整備環境を整えているところでございます。

草島進一議員 シェアキッチン、しっか

り実現してください。ありがとうございました。


9月議会 一般質問。



1)人工芝は、海洋マイクロプラスチックの汚染源と再認識した。市の認識と、鶴岡病院跡地の人工芝サッカー場での対応策は?

2)新しい給食センターのPFIの検討がおこなわれているようだが、全国でオーガニック給食の動きがあり、農業政策の理想を叶えるための給食として、総合政策としての給食といった取り組みが全国でみられる。給食発祥地、又、ユネスコ食文化創造都市の鶴岡の給食として、世界一の給食を目指す議論をおこなってほしいと思うがどうか?

3)三瀬矢引風力発電について、想定区域に1km圏内に582戸、1.5km圏内に1000戸の民家があるという問題が大きい事業だ。風車騒音による健康被害のシミュレーションで70人の不眠症リスクが試算される。8月8日の説明会での事業者見解には研究者からクレームあり、デタラメだ。
市民の健康被害の懸念があり、市に介入いただく必要がある。また、準備書には計画地にいる2つがいのクマタカに影響あると示唆されている。この計画は中止にすべきだ。市の見解を求める。

 


6月議会 総括質問、一般質問。

6月4日、総括質問



1)和食展でナイトミュージアム、最後まで動員ガンバれ!と、立命館大 食マネジメント学部との連携協定を提案!
2)観光政策 観光戦略の戦略アドバイザーの採用を!
3)下水道コンポストPFASチェック!
4)カテーテル室の共同利用は全国事例があるのに、やらないのは、地域支援病院の義務違反では?

荘内病院の質問のみ  市民の命に関わる重要な事なので切り取ってお伝えします。
協立病院にある「シネアンギオ」という血管などを投影する機械が今年8月末で更新できず、カテーテル室が実質上使えなくなります。
現在、重症糖尿病患者が100人ほど協立の診療を受けており、ブラッドアクセス狭窄時のバルーン手術などでカテーテル室を頻繁に使っていると伺っています。
心臓外科医は荘内病院にはおらず、協立病院にはいらっしゃいます。カテーテル室の共同利用が叶えば、その患者ら市民の命が救える。そんな思いで質問をいたしました。どうぞごらん下さい。

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この質問につき7月24日「質問の取り消し命令」を尾形昌彦議長から宣告されました。

7月、この私の発言の中で、取消命令を受けたのは、以下の文言です。

1)市民の命を救うはずの公立病院として、また地域医療支援病院として義務を果たさないということではないですか?

2)この地域医療の緊急事態に荘内病院は手を差し伸べないんですか?

3)公立病院の責務をはたすべきなんじゃないですか?

4)公立病院として責務を果たすべき市民病院が、

5)何リスクのことだけ言ってんですか?

6)市民病院としての責務を果たして下さい。

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1)の理由は「アンギオの共同利用について、公立病院の責務として明文化されたものはなく、根拠が不明瞭であり、荘内病院の社会的評価を低下させる発言である。無礼の言葉であり、相手の立ち場になって聞いたならば不快感を覚える発言である。

2)から6)までの理由は、事業管理者は、医師としての知見から「アンギオ」の共同利用を行う危険性、及び経営体制や医師の配置状況等を勘案して「アンギオ」の共同利用は適さないと判断した旨を答弁している。

その答弁を聞いた上で荘内病院の社会的評価を低下させる発言である。

無礼の言葉であり、相手の立ち場になって聞いたならば不快感を覚える発言である。

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調査をして確認した事実を元に私は質問をしたり提言をしたりしています。
又、6月議会中、この案件で議運が開かれてから、6月21日、私は、改めて事実確認をし、発言の論拠となる事実(福島県の星総合病院に確認したら共同利用の実態が合ったこと他)を議長や議運委員長らに「荘内病院だけの見解で事実確認するだけではなく、協立病院や他の病院の調査をして事実の確認をしていただきたいと文書を提出しています。更に本会議で議事進行とし、議長に問いかけをしていました。

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2024.6.21

鶴岡市議会

議長 尾形昌彦 様

議会運営委員長 秋葉 雄 様
 

【荘内病院の主張のみで結論づけた、発言取り消しの勧告は受け入れられない 】
 

鶴岡市議会議員 草島進一

6 月 19 日の議会運営委員会で、尾形議長は、私がおこなった総括質問での荘内 病院に関する質問中、荘内病院から、問題があると指摘があった部分について、発 言取り消しの勧告をおこなった。私は拒否したため、議長から議会運営委員会への 諮問となり、退席の上で議論がおこなわれた。

●「発言の取消し勧告」は受け入れられない。 質問の内容は、実際の現地調査と取材に基づいている。

1) 質問の論拠について

a) 3月議会の坂本議員の質問を聞いて、市民の命が守れるのか。という深刻な危 機感をもって、実際に協立病院のカテーテル室、シネアンギオなどを見て、関係者の 取材をおこなった。

「現在、協立病院には高齢重症の透析患者を約100名管理しています。ブラッドアク セスの狭窄・閉塞が頻繁にあり、心臓カテーテル室での血管内治療や血管手術を行 なっています。また、これから夏場になるわけですが、高齢者が容易に脱水、腎不 全、徐脈性ショック(高 K 血症から)になって救急搬送されて来ます。

これらは、やはり心臓カテーテル室においてペースメーカー挿入し、太い静脈にカテ ーテルを挿入して緊急透析とし救命します。協立病院から心臓カテーテル室がなくな ると多くの市民の生命が危機に晒されます。」

という話を実際に伺って、私は深刻に受け止めた。

2)共同利用の実態について。

厚生労働省ホームページ「地域医療支援病院」上で https://www.mhlw.go.jp/…/bunya/0000137801_00015.html 福島県星総合病院、静岡県立総合病院で、共同利用の範囲等 共同診療時利用設 備として「心臓カテーテル検査室」が記載され、久留米市内の 2 院で「アンギオ室」が 記載されていた。

又、カテーテル室とシネアンギオの関係を調べたところ、カテーテル室には、通常、血 管造影装置であるシネアンギオが標準装備されている。という情報を踏まえ、質問で 述べた。

2) 6月19日の議会運営委員会 協議について

●6 月 19 日の議運での協議事項について、6 月 19 日、協立病院の医師に確認をし た。

「血管狭窄はアンギオがなくても、レントゲン透視装置で対応できるし、夏場の脱水や 腎不全はアンギオと関係ないものである。徐脈性ショックへの対応については、心筋 に電気刺激を与えて心拍数を上げる一時ペーシングの処置であれば、同様にレント ゲン透視装置でも可能と考える」という、荘内病院 八木管理者の見解について、伺 ったところ、 「それは正しくない。血管狭窄の血管内治療や、徐脈性ショックへの一時ペーシング については、シネアンギオの使用が不可欠で、レントゲン透視装置では不可能であ る。」という見解を得た。

●又、議運に提出された病院側からの文書では「通常の心血管造影剤を要する患者 は、従前よりお伝え申し上げているように、当院にご紹介いただければ対応すること としている。」とあり、八木管理者は、「いつでもうちによこしてくださいということは、以 前から荘内病院の循環器トップが協立の先生にお話ししてる」と言及していたが、 昨年 11 月に荘内病院の事務長と医師が協立病院に来院した協議の中で、「ブラッド アクセス狭窄時の治療については、荘内病院ではおこなっていないので、他を探して ほしい」との申しいれがあったことを確認した。

●6月20日、福島県 星総合病院 地域医療連携課 渡部様 に電話で確認したと ころ、「デジタルのシネアンギオが装備されているカテーテル室に、患者を紹介いただ いた上で、患者を紹介した外部の医師に、星総合病院の医師とともに、一緒にカテー テル室にはいって治療をいただくということは、時々おこなっている」とのことだった。

要は、シネアンギオの共同利用をおこなっているとのことである。 議運での荘内病院側の「シネアンギオの共同利用はおこなっていない」とした見解は事実と反していた。

以上、荘内病院、八木管理者の見解は、協立病院をはじめ、他の医療関係者を調査 した事実と反している。

これらは議長、又、議会運営委員長の下で、協立病院、福島県 星総合病院、及び 他の循環器の医療を行っている病院などを、調査し、事実確認すべき問題である。

荘内病院、八木管理者の見解だけをもって結論づけた、発言取消しの勧告は受け入 れられない。

鶴岡市議会議員 草島進一

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6月21日、以上の文書を尾形昌彦 議長、秋葉 議運委員長に提出した後、以下、本会議で議事進行で議長に問いかけをしました。


 

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7月23日、議長から呼び出され、「削除命令」を受け取りました・しかし、改めて「荘内病院だけの調査だけでなく、協立病院や他の医療関係者に調査したのか」と尋ねると「していない」と尾形議長は応えました。「なぜやらないのか?」と尋ねると応えることすらしませんでした。

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私が、6月21日に本会議場でも荘内病院の見解に誤りがあり、事実確認を荘内病院側だけではなく、他医療機関にも行った上で事実確認をするようにと促しているにもかかわらず。事実確認は、荘内病院のみに、確認したのみというのは、あまりにも正当性が欠落している。

それに、私としては真剣に調査をして事実を確かめながらおこなった質問を、不十分な事実確認の元で「事実ではない」などと言われる事は論外であるし、事実確認をしつつ、見えてきた意見を発言することすら、不穏当だといわれたら、単なる言論封じではないかと思料するしかない。

改めて、この私の発言の中で、取消命令を受けたのは、以下の文言です。

1)市民の命を救うはずの公立病院として、また地域医療支援病院として義務を果たさないということではないですか?

2)この地域医療の緊急事態に荘内病院は手を差し伸べないんですか?

3)公立病院の責務をはたすべきなんじゃないですか?

4)公立病院として責務を果たすべき市民病院が、

5)何リスクのことだけ言ってんですか?

6)市民病院としての責務を果たして下さい。

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1)の理由は「アンギオの共同利用について、公立病院の責務として明文化されたものはなく、根拠が不明瞭であり、荘内病院の社会的評価を低下させる発言である。無礼の言葉であり、相手の立ち場になって聞いたならば不快感を覚える発言である。

2)から6)までの理由は、事業管理者は、医師としての知見から「アンギオ」の共同利用を行う危険性、及び経営体制や医師の配置状況等を勘案して「アンギオ」の共同利用は適さないと判断した旨を答弁している。

その答弁を聞いた上で荘内病院の社会的評価を低下させる発言である。

無礼の言葉であり、相手の立ち場になって聞いたならば不快感を覚える発言である。

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1)については、福島県 星総合病院  他に共同利用の事実を厚労省の文書上で確認し、改めて現場に確認して共同利用の事実が確認できている。

「市民の命を救うはずの公立病院として、また地域医療支援病院として義務を果たさないということではないですか?」

は、実際に共同利用をしている地域医療支援病院の事実を確認の上で、そうでない病院との比較論として義務を果たしていないと感じたからそう発言したものだ。

「アンギオの共同利用について、公立病院の責務として明文化されたものはなく、根拠が不明瞭」としているが、共同利用している実態、事実を確認できたことが根拠となっている。

それがおかしいのだろうか。全く納得できない。不当性を感じるのは私だけだろうか。

私は、1)から6)まで、病院側の見解しか聞いておらず、私が指摘し、確認すべきとした協立病院側の見解を、議長も議運委員長も議運の議員諸氏もほぼ聞かず、一方的な見解のみで事実判断をしていること。が問題だと感じている。

 また、議会本会議の議員の発言の取り消しというのは、それ相応の明確な論拠と理由がなければできないものだ。全く理由がわからない。

 

議会での発言が、あまりにも軽んじられていないか、と私は考えてしまう。

この発言取消命令は不当でしかない

尾形昌彦 議長の「不当な取り消し命令に抗議する。」


7月24日、以下、尾形昌彦議長に申しいれと公開質問状 提出。


令和6年7月24日

鶴岡市議会議長 尾形昌彦 殿

 

申しいれと公開質問


不当な事実確認による発言の取り消し命令は不当である。

言論の府である議会への冒涜行為である
 

鶴岡市議会議員 草島進一

 

貴殿は、昨日7月23日に以下6月議会の総括質問中の発言について、取り消しを命令した。(別紙1)

1)市民の命を救うはずの公立病院として、また地域医療支援病院として義務を果たさないということではないですか?

2)この地域医療の緊急事態に荘内病院は手を差し伸べないんですか?

3)公立病院の責務をはたすべきなんじゃないですか?

4)公立病院として責務を果たすべき市民病院が、

5)何リスクのことだけ言ってんですか?

6)市民病院としての責務を果たして下さい。

上記の理由として、
1)の理由は「アンギオの共同利用について、公立病院の責務として明文化されたものはなく、根拠が不明瞭であり、荘内病院の社会的評価を低下させる発言である。無礼の言葉であり、相手の立ち場になって聞いたならば不快感を覚える発言である。

2)から6)までの理由は、事業管理者は、医師としての知見から「アンギオ」の共同利用を行う危険性、及び経営体制や医師の配置状況等を勘案して「アンギオ」の共同利用は適さないと判断した旨を答弁している。その答弁を聞いた上で荘内病院の社会的評価を低下させる発言である。

無礼の言葉であり、相手の立ち場になって聞いたならば不快感を覚える発言である。


●質問の背景

私は、協立病院にある「シネアンギオ」という血管などを投影する機械が今年8月末で更新できず、カテーテル室が実質上使えなくなる。現在、重症糖尿病患者が100人ほど協立の診療を受けており、ブラッドアクセス狭窄時のバルーン手術などでカテーテル室を頻繁に使っていると伺っていた。心臓外科医は荘内病院にはおらず、協立病院には現存しバルーン手術を頻繁におこなっている。カテーテル室の共同利用が叶えば、その患者ら市民の命が救える。そんな思いで質問をしたものである。

 

●経緯
6月議会中、この案件で議運が開かれて(資料2病院の見解)から、6月21日、私は、改めて事実確認をし、発言の論拠となる事実(福島県の星総合病院に確認したら共同利用の実態があった事他)を議長や議運委員長らに「荘内病院だけの見解で事実確認するだけではなく、協立病院や他の病院の調査をして事実の確認をしていただきたい」と文書を提出している。(別紙3)更に本会議で議事進行とし、「取り消しの根拠について、八木管理者の議運での意見陳述にこそ事実と異なる点がある事、星総合病院では実際に共同利用の実態があった事などを開陳し、議長に問いかけをした。
 

7月23日、貴殿より命令をうけた際の質疑の中で私はこの理由の根拠について尋ねた。

改めて「荘内病院だけの調査だけでなく、協立病院や他の医療関係者に調査したのか?」 と尋ねると貴殿は「していない」と貴殿は応えました。「なぜやらないのか?」と尋ねると貴殿は応えることすらしなかった。

私が、6月21日に本会議場でも荘内病院の見解に誤りがあり、事実確認を荘内病院側だけではなく、他医療機関にも行った上で事実確認をするようにと促しているにもかかわらず、事実確認は、荘内病院のみに、確認したのみというのは、あまりにも不当な調査である。

それに、私としては真剣に調査をして事実を確かめながらおこなった質問を、偏りがある不当な事実確認を論拠に「事実ではない」などとの指摘は論外であるし、事実確認の上で見解を発言することすら、理由なく不穏当だとされることは、単なる言論封じとしか捉えられない。こうした議事裁きこそ、言論の府である議会への冒涜行為として戒められなければならない行為と考える。

1)については、福島県 星総合病院  他に共同利用の事実を厚労省の文書上で確認し、改めて現場に確認して共同利用の事実が確認できている。

「市民の命を救うはずの公立病院として、また地域医療支援病院として義務を果たさないということではないですか?」

は、実際に共同利用をしている地域医療支援病院の事実を確認の上で、そうでない病院との比較論として、義務を果たしていないと感じたから。そう発言したものだ。

「アンギオの共同利用について、公立病院の責務として明文化されたものはなく、根拠が不明瞭」としているが、共同利用している実態、事実を確認できたことが質問の根拠となっている。

それをおかしいとして、なぜ、発言の取り消しとして議事録から文言が削除されるのか?甚だ理解できない。

又、1)から6)まで、議長は、病院側の見解しか聞いておらず、私が指摘し、確認すべきとした協立病院側の見解を全く聞いていない。これは事実認定そのものが不十分極まりなく、不当なものである。それを基に「事実と反する」などとして、質問の削除、取り消しを求めるのは論外で不当である。

 又、言論の府としての議会本会議の議員の発言は、議員各位の責任の下でおこなうものである。私も発言の責務を負うものとして事実や根拠の確認を丹念に調査の上、社会的正義や、持続可能な社会への希求と、信念をもって発言を心がけている。したがって、取り消しというのは、それ相応の明確な論拠と理由がなければできないものと感じる。

 

今般の、偏った不当な事実確認と調査不十分を論拠とした、尾形昌彦議長の発言の取り消し命令は、不当そのものである。言論の府である議会の冒涜行為として訴え、申しいれする。

 

又、一点、公開質問として確認するが、なぜ、私の発言の事実確認として、荘内病院の見解のみの意見聴取のみで協立病院や、他医療機関への意見聴取をおこなわなかったのか。

質問する。 可及的速やかにお答えいただきたい。以上。


 

6月7日、一般質問


1)公益大に食文化学部を!
2)図書館の構想づくりに、デジタルとリアルで徹底対話、合意形成のモデルを!
3)三瀬八森山はクマタカ・バードストライク風車一本は停止を!矢引風車は騒音がヤバイので計画中止を!

 

 

草の根通信R5年度号 クリックすると拡大します。


表議会報告2024裏


 


「草の根通信2023年度号」 1-4 2-3 →PDF リンクからダウンロードできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


鶴岡旧市内にはコミュニティ新聞に折り込みましたが、その他の地区は某新聞に折り込む予定が、折り込み拒否につき、現在、議会報告を手持ちで日々、配布中です。皆様の地域にも参上しますのでその際はぜひお声がけくださーい。

4月19日、議会報告会を駅前 産業振興センター研修室でおこないました。ゲスト 川田龍平参議院議員



3月議会でこんな質問をしました。

3月議会 一般質問 


1)災害時の避難所の環境改善
2)観光 顧客管理について
3)浮体式洋上風力発電について

質疑内容全文 メモより 書き起こし



2024元旦に

 2024 元旦。おだやかでいいなと思いきや、能登半島地震。いきなり災害支援モードに入り、市の災害対策本部会議へ。津波警報により最大で2400名の方々の避難対応。夜を越す可能性があるということで、段ボールベッドの活用を強く提案。1日の夜、由良小学校で職員の皆さんと一緒に段ボールベッドを組み立て、避難所内多くの方に地べたからベッドに替えてお休みいただきました。はじめは、半信半疑だった方々が実際に寝てみて違いに気づき喜んで下さいました。次の日、自治会長さんからお礼の電話が幹部職員に入ったとのことで良かったーと思った次第です。阪神淡路大震災の支援活動以来の災害地で経験を積んできた、私のミッションの一つが雑魚寝で地べたに寝るという日本の「避難所の風景を変える」ということであり、それを職員の皆さんとのご協力の下で年頭から実現できたことは大きな喜びでありました。鶴岡市では1260基の段ボールベッドを備蓄しており(同規模自治体では希有)それも相まってできたことであり、歴代鶴岡市の防災関係者の尽力に感謝した次第です。

 2023年も数多くの事を学ぶことができた1年でした。2023年元旦は西目土砂災害の対応からはじまり、ラムサール湿地、大山上池 ・下池 に1.5kmと近接して風車建設構想がもちあがり、有志で反対運動を展開。私は1月3日からは毎日、ガン類の飛び立ち調査をおこなっておりました。1万筆の署名を市や事業者に渡し、撤回を市長とともに求め、結果として撤退をさせることができました。私は、自然の回復 ネイチャーポジティブをファクトだけを主張する、30分にわたる討論をおこないました。

脱原発、再エネ推進は私の政策の柱であり、地域が主導権をにぎるコミュニティパワー形の風車やソーラーパネル普及。又、地域新電力(ドイツのシュタットベルケ)について提案をしたりしてきました。今般の加茂に計画された風車については、1)野鳥のサンクチュアリであるラムサール条約湿地に1.5kmと近すぎる事。2)6MW×8基の計画では、加茂住民へのへの睡眠障害 特に不眠症が39人発生する可能性があるというシミュレーションもでており、そうしたデータを元に運動を展開しました。10月16日、JREは撤回をしました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

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 コレは2023年10月に遠藤議員と視察した五島市の浮体式洋上風力発電施設です。私達は現地視察とともに、長崎大 海洋未来イノベーション機構の先生方を取材。大変有意義なご示唆をいただきました。実は、日本で展開できる洋上風力発電は、98%が浮体式の風力発電です。なぜなら、日本海も太平洋も離岸距離が5kmぐらいで、海底の深さが50m以上になる「ドン深」だからです。
 で、今、進めようとしている着床形で10MW級以上の洋上風発を2km〜5kmに建設する、北海道、秋田、山形、新潟、福井などの計画は、風車先進国ではありえない、非常識な計画です。

 このままでは、ガンカモ類の国際的な渡りルートに完全にぶちあたり、、ラムサール条約湿地などを結んで飛ぶ渡り鳥に影響を与えかねません。

又、風車騒音と健康被害の問題でも、遊佐で250名の不眠症のリスク、秋田では1000名の不眠症リスクがシミュレーションで算出されています。

欧米では、10MW級の最近の風発は離岸距離22.2km以上で建設しているのが通例です。昔、例えばデンマークコペンハーゲン沖の洋上風車は、離岸距離2kmですが、それは2MW級風車でした。今の高さ300メートルぐらいの風車に比べれば100mぐらいと、小型だったのです。

私は、庄内沖には、22.2km以上離した沖に浮体式の風力発電を進めるべきと2023年3月議会などで提言をし、その主張を強めています。

そのためには、欧米と同様に、海洋空間計画(marine spatial plannning)、いわば海上のゾーニングを国責任できちんと国が決定することです。もちろん、その決定には、鳥類、魚類、海洋哺乳類の研究者、他、NGO、漁業関係者、軍事、船舶など、関係するステークホルダーが全て参画し、オープンに議論できる場が必須です。

これを早急に進めないと、地域産業のグリーンニューディールのチャンスを逃がすことになる。浮体式風力発電は、日本の造船技術を活かすことができ、又、浮体式の躯体の半分はコンクリートでできるので、五島市では地元のコンクリート業者の仕事になっていました。浮体式風力発電の開発では、台湾は15年、韓国も20年先をもう進んでいる。日本も早急にこれをやらないと手おくれになる。これは長崎大の先生から強くお教え頂いた事です。

再エネで脱炭素を果たすとともに地域産業の経済を動かす。これは当面私のミッションであり、浮体式洋上風力の可能性については改めて、県、国、市にはたらきかけていきます。

そして、もうひとつ、持続可能な社会にするには、できるだけ行政情報を透明にし、市民とわかちあい、ともにつくる。ということが必要です。

12月議会では総合計画をいかに市民とわかちあい、自分ごとにしていたくか。と言うテーマで議論しました。さらに、市民全員参加の食文化観光についても提言をさせていただきました。

又、私は12月一般質問で、駅前施設として大きな課題であるFOODEVERを、市民と共創の場として「食文化のリビングラボ」にしましょう。と提言をしました。

年末には富山市のスケッチラボを取材し、情報を行政に提供しているところです。
2023.12総括質問

2023.12一般質問

 

今年、念頭に掲げるのは、

わかちあい、ともにつくる。自然と共生する 持続可能な鶴岡市へ。

です。

この「持続可能な社会」には、明確な定義があります。

持続可能な社会の4システム条件  (環境NGOナチュラルステップ)

1)地殻から掘り出した物質の濃度が増え続けない
2)人間が創り出した物質の濃度が増え続けない
3)自然が物理的に劣化しない(生物多様性の尊重)
4)人々が満たそうとする基本的なニーズを妨げてはならない。
*基本的なニーズ:「生計」、「保護」、「愛情」、「理解」、「参加」、「怠惰」、「創造」、「アイデンティティ」、「自由」の9つ。


 

 

年末年始、街頭演説をおこないました。ここに掲載します。ぜひご覧下さい。


1月2日、新春街頭演説


1月3日 新春街頭演説 (すいません。カメラの向きが本人を捉えておらず、絵は1月2日のを使っています。)


12月31日 年末街頭演説


12月30日 年末街頭演説 ななんと! じっと演説を聴いて下さった18歳のみなさんから声援拍手をいただきました。


なお、年末年始 松例祭 映像取材しました。


2023年、参加した、世界の緑の党の政治家が集う「Global Green Congress Korea 」でInterviewしてきた映像

 

 

 

 


 


 

 

 


日本の洋上風発計画は岸に近すぎ!7/29著名ジャーナリストが記事!


日本の洋上風発事業は世界の非常識!

国内最大 8MW 北海道石狩 1.6km沖「沿岸風車」に吠える!2024.7.22撮影 4分.


「洋上風力は日本を救うのか、壊すのか」 7.29 元朝日新聞論説 ジャーナリスト高成田亨氏 執筆記事

https://www.johoyatai.com/7078 



風車騒音と健康被害、鳥類への影響の最新の科学的トレンド 2024.7.21洋上風発シンポジウム@札幌
ぜひごらん下さい。45分


風車騒音と健康被害  全体を網羅した1時間の講演 北海道大学 田鎖助教 問題の全てがわかります。2023.8.23
印南日高川風力発電建設を考える会


7/4緊急記者会見!

世界で10MW以上の風車は10km沖以内には稼働も計画もなし。

酒田市の説明会で山形県課長見解「台湾で14MW風車が5Km沖にある」が「虚偽」と判明し、7月4日に会見を開きました。


 7/4FNNプライムニュースで報道。県の「事実と異なる発言」の貴重な映像です。
 


遊佐沖に15MW巨大風車を2km沖!?

「10MW以上の風車が10km以内の沿岸で稼働の実績はない」

 環境省統括官が明言。2024年6月4日 参議院環境委員会

   川田龍平議員の質問。

ダイジェスト1分半 必見

全て 12分


質問内容や関連資料をnoteにまとめました 2024.6.4 発表  

「日本の巨大洋上風力発電は岸に近すぎる。これは持続可能な開発ではない。」

参考
世界の洋上風車は巨大化し浮体式へ


6月15日正午より電子署名活動をはじめました。目標100万人!

日本の洋上風力開発は、浮体式で20km沖へ!持続可能な開発へ変更を。
https://www.change.org/Jp-sea-wind


6月14日、山形県知事に公開質問状を提出しました。質問状。
会見の模様


●鶴岡市議会でも遊佐風車の非常識とMSP(海洋空間計画)について触れています。

鶴岡市議会2024年3月議会 草島進一

MSP(海洋空間計画)の策定を国に要望すべし。

鶴岡沖では20km沖に浮体式風力発電をターゲットにコンソーシアムを!


East Asian – Australasian Flyway Partnership (EAAFP)

国内ネットワークCEPAワーキンググループ主催のWATARIDORI勉強会で、

鶴岡市の大山上池下池と風力発電問題について、

また、鳥海山沖巨大風車問題についてお話させていただきました。


風車騒音と、日本の風車の離隔距離、離岸距離については2021年から調査し、発信をおこなっています。(別ページへ)


MSP(Marine spatial planning 海洋空間計画とは?

海洋空間計画(Marine Spatial Planning: MSP)とは、海洋空間の利用を総合的に調整し、持続可能な形で管理するための政策ツールです。

具体的には、以下の目的を達成することを目指しています。

  1. 海洋空間の持続可能な利用: 海洋資源の枯渇や環境破壊を防ぎながら、漁業、海運、エネルギー開発、観光など、多様な海洋利用をバランスよく調整し、将来世代にも豊かな海を残すことを目指します。

  2. 海洋環境の保全: 海洋生態系や生物多様性を保全し、海洋汚染を防止することで、健全な海洋環境を維持することを目指します。

  3. 海洋産業の振興: 海洋空間計画を通じて、海洋産業の成長を促進し、新たな雇用や経済的価値を創出することを目指します。

  4. 海洋安全保障の確保: 海上交通の安全確保、海洋事故の防止、海洋資源の不正利用防止など、海洋における安全保障を強化することを目指します。

海洋空間計画は、以下の要素を含みます。

  • 空間計画: 海洋空間をゾーニングし、各区域における利用目的や活動制限を定めます。
  • 環境影響評価: 海洋開発や利用が環境に与える影響を評価し、対策を講じます。
  • ステークホルダー参加: 漁業者、海運業者、環境保護団体、地域住民など、多様なステークホルダーの意見を反映させ、合意形成を図ります。
  • モニタリングと評価: 計画の実施状況を監視し、必要に応じて計画を見直します。

海洋空間計画は、世界各国で導入が進んでいます。EUでは2014年に海洋空間計画指令が採択され、加盟国に計画策定を義務付けています。日本でも、2018年に海洋基本計画が閣議決定され、海洋空間計画の導入に向けた検討が進められています。

EU諸国の海洋空間計画の流れは、2000年代初頭から本格化しました。

  • 2007年: 欧州委員会が「統合海洋政策」を提唱し、海洋空間計画の重要性を強調しました。
  • 2014年: EUは「海洋空間計画指令」を採択し、加盟国に対し、2021年までに海洋空間計画を策定することを義務付けました。この指令は、海洋空間の持続可能な利用と環境保護を両立させることを目的としています。
  • 現在: EU加盟国は、それぞれの海域特性や利用状況に応じた海洋空間計画を策定し、実施しています。海洋再生可能エネルギーの導入、海洋保護区の設定、漁業管理など、様々な分野で海洋空間計画が活用されています。

デンマークは、EU内でいち早く海洋空間計画を策定した国の1つであり、海洋空間計画の先進国として知られています。

EUの海洋空間計画指令(2014年)の採択以前から、デンマークは海洋空間の利用調整に取り組んでおり、2004年には国内法に基づく海洋空間計画を策定しました。これは、EUの海洋空間計画指令よりも10年早く、EU加盟国の中でも先駆的な取り組みでした。

デンマークの海洋空間計画は、風力発電の導入、海洋保護区の設定、漁業管理、海運航路の設定など、多岐にわたる分野を包括的に扱っており、持続可能な海洋利用のモデルケースとして国際的に注目されています。

策定年は、デンマーク2004年、ベルギー2014年、ドイツ2017年、オランダ2019年、フランス2021年、スペイン2021年となっています。

イギリス 2009年策定イギリスは、2009年に「海洋法」を制定し、海洋空間計画の法的枠組みを整備しました。イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの地域ごとに海洋計画を策定しています。

アメリカ  策定中  アメリカは、2010年に「国家海洋政策」を策定し、海洋空間計画の推進を表明しました。現在、地域ごとに海洋空間計画を策定中です。

韓国 2019年 策定  韓国は、2019年に「海洋空間計画法」を制定し、海洋空間計画の策定を義務付けました。現在、第1次海洋空間計画(2020-2030)を実施中です。

台湾 2018年 策定  台湾は、2018年に「海洋基本法」を制定し、海洋空間計画の策定を規定しました。現在、海洋空間計画を策定中です。

中国 2017年 策定   中国は、2017年に「全国海洋経済発展計画(2016-2020)」を策定し、海洋空間計画の推進を掲げました。現在、第14次五カ年計画(2021-2025)に基づく海洋空間計画を実施中です。

 UNESCO

ユネスコ MSP資料 
●https://www.ioc.unesco.org/en/marine-spatial-planning

key-msp-references/

MSPって何?

ドイツの大学のMSPのレクチャー 

 カナダのMSP


MSP策定国マップ

世界の約80カ国、EU 、米国はじめ先進国のほとんどが、MSPを策定しているのに、
日本は 策定していないし、「しない見通し」と
担当大臣が衆議院内閣委員会、経産委員会(2023.6)で主張。

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