持続可能な鶴岡ブログ

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朝日山形版



昨日の申入れ

県知事交渉の動画をアップデートしました。


山形県自然保護団体連絡協議会 で、最上小国川ダムの件で、県知事、県交渉。

youtube に、1/28の県知事交渉の模様をアップデートしました。マスメディアでは伝わらない、真実がごらんになれると思います。

10.1.28最上小国川ダム問題山形吉村知事申し入れその1からその5
http://www.youtube.com/watch?v=n3nJkjia5Ao
http://www.youtube.com/watch?v=lobXa9DVnPY
http://www.youtube.com/watch?v=XZPQmKzp-LI
http://www.youtube.com/watch?v=L-r5Ahjnh8g
http://www.youtube.com/watch?v=PghYvTW3Oc4



県交渉



県知事へダム問題などについて申し入れ

また1000人減



人口減少 鶴岡もまた1000人減少

吉野川の123から10年


ダム関連のMLから、メールで新聞の内容を知る。

朝日新聞徳島版 2010年01月24日

吉野川可動堰 住民投票から10年で行事

 石組みの吉野川第十堰(ぜき)を壊し、可動堰を造る国の計画を白紙に戻した徳島市の住民投票から10年となる23日、同市北田宮1丁目の県教育会館で記念イベントが開かれた。住民投票にかかわった人や、当時を知らない若者が一緒に企画。歌手の加藤登紀子さんが、吉野川をテーマにした自作の曲をふだん川で遊んでいる子どもたちと歌い、集まった約千人がこれからの10年を考えた。(水沢健一、大隈悠)

 公共事業に詳しい五十嵐敬喜・法政大教授は講演で「住民が公共事業に意見を言い、議会を変えたから住民投票が実現した」と振り返り、こうした動きが広まって「民主党政権ができる基盤になった」と語った。

 国土交通省は河川整備の基本方針(05年)で「治水上支障となる既設の固定堰については、必要な対策を行う」として可動堰建設に含みを残している。五十嵐教授は河川法の手続きを説明し、「基本方針を取り消すか書き換えないと、中止にはならない」と訴えた。

 岩屋隆夫・治水利水調査会主宰は、河川工学や土木史の視点で第十堰を解説。上堰と下堰からなる2段式の斜め堰の構造などを評価し、「現役で残る最古の大型河川構造物。これを壊すんですか」と問いかけた。その上で「本当に危ないかどうか検証なしに古い堰が壊されてきた」と訴え、250年以上の歴史がある第十堰をどう継承するかが問われている、と呼びかけた。

 住民投票にかかわった俳優の近藤正臣さん、美波町在住のカヌーイスト野田知佑さん、大熊孝・新潟大名誉教授(河川工学)の3人は、川のこれからを語り合った。

 大熊さんは、可動堰計画について「まだ中止は決まっていない。住民投票で第一歩を踏んだがほとんど進んでいない。これからの10年間でどうするかだ」と強調。「第十堰の維持や管理に予算をつけることが大事だ」と話した。

 近藤さんは、「250年の第十堰は、役者で言えば森光子さんだよ。守ろう、残そう、だけじゃなく、有名にしようよ。有名になったら、残る」と呼びかけ、堰のライトアップを提案した。

http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001001240002

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吉野川の住民投票運動。僕も当時、最終日の土曜日だったかと思うが現場に行き、投票を呼びかける活動に参加をした。「大事なことはみんなで決めよう!」それを、議会構成までも変え、実際に住民投票をおこない、そして、吉野川可動堰を中止に追い込んだ徳島市民の行動力に心打たれながら、一緒に行動した。そして、この動きに感化され、僕は、鶴岡の水道水源も「命を支える大事な水、地下水100%の水か、ダムの水にするか、みんなで決めよう! と住民投票の運動を決意し、実際に行動に移した。あれから10年。住民投票のしくみもあまり当時と変わっていないが、自治体によっては、「常設型」として、一定の署名数が集まれば議会承認を受けなくても住民投票ができるという「当たり前」の制度を条例化しているところもぽつぽつとでてきている。

今年、鶴岡水道の住民投票運動から10年。改めて水道問題も考えていきたい。


生態系オフセット


開発で自然が失われつづけることを抑制するこころみとして世界50箇所で生態系オフセットがおこなわれている 日本ではまだ普及はこれから だ。一日国際シンポジウムに参加


1月17日。5時46分。


1月17日。5時46分。阪神淡路大震災から15年を迎えます。
多くの犠牲者の皆様のご冥福を、心からお祈り申し上げます。

水源地のすぐ上流部での砂利採取



また、水源地のすぐ上流で 砂利採取!?

本日、福島大S先生と赤川沿いを地下水源周辺を踏査。最中にこの現場発見。右側上流部の森のようになっているところは昭和8年から使い続けてきた鶴岡水道の井戸があった水源地。以前議会で指摘したにもかかわらず、こうした水源地近辺での砂利採取がどうも止まっていないし、今後も次々とおこなわれるような状況のようだ。これは以前、水源を地下水にしていたときには、市の水道部が「水源だから」と、道義的に自主規制をし続けてきたと聞いている。しかし、今やその箍が外れ、業者のいうがままに砂利採りがおこなわれているようだ。
 以前の地下水源の水源地には今も7本の井戸が現存し、その井戸からの水一万トンで非常時の水源として活用することが決められている。こうした、水源地のすぐ上砂利採取をすると、水脈を断つことになったり、また埋め戻しの土によって環境がかわってしまったり、と、影響が懸念される。これは、昭和55年のレポートでも指摘さていた。
   市民の安全と安心を考えたら、砂利採取には一定の規制がおこなわれなければならない。
これは法律云々よりも自治体の姿勢が問われる問題なのだと考える。



高橋裕氏。日本のダムの時代の終焉



朝九時、出羽三山の自然を守る会のお二人と共に吉泉衆議院議員にお会いする。昨日、テレビタックルでの出演もされていた吉泉氏。一時間近く諸々ダムの案件で意見交換。 1月10日日曜日、朝日新聞opinion で高橋氏の opinionが掲載されていた。高橋教授については、僕は、今本先生や大熊先生のようには、はっきり言ってとらえていなかった。今回も冒頭に「むだな事業とは思わない」とあるところには僕は疑問を持つ。しかし、「日本全体ではダムの時代は終わりました」と名言していること。そして、全体として、総合治水の必要性を訴えている論調には賛同できる。
   天野礼子氏をリーダーとする長良川の河口堰の反対運動の中で、デビッドブラウアー氏や、ダニエルビアード氏らを日本に招き、特に当時、開墾局総裁であったダニエルビアード氏が1994年に「ダムの時代は終わった」と宣言をして、実際にそれまでダム推進国の筆頭であったアメリカが大きな政策転換をしたことを伝えようとした。  どれだけのメディアがそれを取り上げ、それだけの人に伝わっていたかというと、今思えばほとんど無視され続けたのではないか。と感じる。それが、「政・官・業」癒着のトライアングルを堅持し、集票し続けてきた自民党政権の構図だったのではないか。学者はホンネを言えず、海外で起きている本当の事が伝わらない。 
このインタビューの opinionは、そうした時代がようやく終焉し、ようやくホンネが言える社会の到来を告げる特集のような気がしている。

僕は、今だからこそ、日本で地下水の復権を訴えたい。そして、命を育む水というのに、わざわざ本来の地下水の「おいしい水」の文化を、塩素消毒必須の水道として、破壊し、不味くして、ガソリンより高いペットボトルの水を飲む文化にすり替えさせてきた、この数十年の滑稽ともいうべき政策の転換を実現させたい。

まずは、足下の水を見つめ、地下水の文化をもう一度再生させたい。実際、僕は今でも水道水を口にすることはない。鶴岡に住んでいるなら、この大地の地下水を飲もう。さて、どこで湧水や地下水をくみに行くには、、、また紹介したいと思う。

とにかく、今、ダムの時代はようやく日本でも終焉をし、本来の「総合治水」を考慮する時代なのだ。

最上小国川ダムの案件でも、以前、我々が今本博健 京大名誉教授、元防災研所長 、大熊孝 新潟大名誉教授らとつくりあげた代替案の方針で述べていることはまさに「統合治水」だった。

その観点があまりにも欠落し、ダムありきで話あわれてきた山形県土木部の姿勢を、今こそ転換させなければならない。

どうぞ皆さんご意見を。


五十嵐先生とミーティング


今朝は八文字屋前、つじ演説。途中吹雪にあおられ雷2発。
午後から山形。お正月休みで河北町に帰省されていた、公共事業論でおなじみの五十嵐先生と県職の方と山形の紅の蔵(ここはなかなか)で新年のごあいさつもかねてミーティング。政権交代後の政府、また、周辺の状況。今後の課題などなど。「ガバナンス1月号で述べられていた「公共事業のパラダイムシフトを」というテーマでは諸々意見交換をさせていただいた。いずれにしても、脱ダムを象徴とする今後の公共事業のあり方をどうやっていくか。ということと、今の課題の、雇用をどうするか、地方経済をどうやっていくか。これを叶えていく新しいモデルをどうつくっていくかが課題。などなど、諸々。今日の新聞でも取り上げられているが、「政治と金」の問題。小沢さん、大丈夫なの? ということも、、、。