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森供養
8月の22、23日どちらかは。このほぼ8年の間、三つ森山の森供養に通っている。
きっかけは、川喜田二郎先生の月山移動大学の時。「庄内の元気を探そう」とフィールドワークにでかけ、だだちゃ豆販売所にいらした方からこの森供養の事を聞いて訪れ、感動。それ以降、通って取材や実際にご祈祷を続けている。
昔は清水、また庄内一円の住職が、宗派を超えて一堂にこの山に介し、また、住民も庄内一円から集い、裏盆の供養をしたと聞いた。今こそ集う人は少なくなったものの、僕が訪れたときも由良から、とか、櫛引からとか、朝日とか、もちろん地元からとか、周辺から集って山道を登り、この2日間だけ開かれるお堂に集って手をあわせるのだ。
子供達は早朝から集い、大人が通ると布袋を差し出す。小銭を大人がその袋にいれる。
いつもは静かにひっそりとしている山は、この2日間は、老若男女でおおにぎわいだ。
すばらしい文化だと思う。文化庁指定無形文化財。
北海道視察を終えて
19日の昼に出発し、22日の昼の解散まで。産業建設常任委員会の北海道視察でした。
20日に前述の旭山動物園との関連観光施策。美瑛町にて、廃校舎を活用した美術館などを視察。21日には、帯広市の食の産業クラスター政策、足寄町のウッドペレットやバイオマスなどの取り組みについて視察をしました。
1日目の旭山動物園ですが、動物園が、まず飼育係の現場の発想を大事にした生態展示の展開により、大成功をおさめているということ。市施策としても年間2億5千万円ぐらいでここ10年ぐらい、累計30億円ほどの投資をおこない、施設整備などをおこなっている。ということを確認。実際園内を歩いてみて、ペンギン、アザラシ、ホッキョクグマの工夫した水槽、施設などを見学、人気の動物施設はそれぞれで列をつくって20分待ちなどということになっていて驚く。お盆あけだが、本州では最後の夏休み期間とあって、いたるところに数百人の黒山のひとだかりということになっていた。ペンギンが空をとぶように泳ぐ姿は少し。アザラシのチューブくぐり、ほっきょぐぐまのダイブは、「もぐもぐタイム」(動物の食事の時間)と重なっていて観ることができなかったが、オランウータンのつなわたりはしっかと観ることができた。巨大な体のオランウータンが10Mもある鉄塔をするするとのぼり、横へと空中散歩する姿は圧巻だった。
また、飼育係が手書きした説明板はわかりやすく、なんとなく癒し効果も醸し出していた。
園内にはNPOが運営するおみやげ店や食堂、パン屋さんもできており、水飴屋さんなどの屋台がでており、有機的な要素をふくらませていた。
関心したのは、駅前から中心商店街まで、「旭山動物園」キャラであふれていたことだ。バスガイドさんも「もぐもぐタイム」の時間などを大体おさえていて「この時間だとペンギンと、何がもぐもぐで、、、」と説明するのだった。
聞けば、年に2回ほど、バスガイドさんや観光業者を集めて園で研修会をおこなっているのだそうだ。駅前でもペンギン像がおでむかえなのだった。お菓子やさんは動物キャラでケーキをつくっていた。
このところ北海道観光ルートは、今まであまり見向きもされていなかった旭川にこの動物園めがけて必ずいくようになって、大幅に変わっているのだとか。旭川の市内にはホテルが2軒新規着工しているのだと聞いた。土日ともなると旭山動物園行きの道路は大渋滞、駐車場には観光バスだけで100台以上、大変なにぎわいになると聞いた。
最近じわじわと道外の観光客も増え、年間700万人というから驚く。
30億ほどの投資をしたが、10年間で20億円以上の経済効果と推定されていると役場で説明を受けた。
百聞は一見にしかず、動物園は「なるほど」要素満載といったかんじだった。
美瑛町の旧校舎を活用した美術館だが、ここも人口現象のあおりを受けて、廃校になる学校がつぎつぎとでている。訪れたところは築10数年で廃校になったところであり、俳優で画家の榎木孝明と画家大野勝彦の美術館 になっていた。
帯広市宿泊、学生貧乏旅以来20年ぶりに訪れた焼き肉屋、「平和園」のジンギスカンは健在。最高!でした。
翌日、帯広市で、食の産業クラスターについて話を聞き、関連施設を視察。「最後はやっぱり人ですよ」説明をしてくださった担当のやる気と勇気に満ちた説明に感服。
鰹節ならぬ鮭節の開発を通じた地元漁協、地元企業、大学、飲食店などとのつながり、まさに地に足のついた「クラスター」を感じた好例との実感を得た。また、長芋から抽出した「酢」の開発販売。6つの特許所得をしているというセンターの試供品を味見しながらバイオエタノール実験プラントなどを視察。
次に足寄町のバイオマスへの取り組み。自前のペレット工場をこれまた廃校校舎を使って建てた施設を視察。年間700トン生産できるペレット工場は廃校の体育館を活用したものだった。足寄町は町として1400KM2と国内最大。人口8千人。年間予算80億円。昨年完成と聞いた庁舎は、唐松集成材を使った木造。ここにペレットボイラーが2基設置され、暖房をまかなっていた。パッシブソーラーシステムもとりいれられ、とても柔らかないい環境の庁舎だった。
札幌に寄り帰路へ。今旬の毛ガニとウニ、トウモロコシは最高だった。おみやげ品としては「なんとかの恋人」は買えなかったけど、マリモッコリという不思議キャラクターが人気だとか。昔買った覚えのある「ムックリ(口琴)」は空港内には置いて居ず。北海道便、行きは70%、戻りは30%ほどの搭乗率。この夏の2ヶ月間、70%以上を達成していないと来年度飛ぶかどうか厳しいのだと聞いた。なんとかしたいものだ。以上、視察の簡単レポートでした。
今朝の朝日
早野さんのコラム 62年目の夏が逝く-秀逸だ
産業建設委員会で視察。
本日より、産業建設委員会の視察。北海道、旭川からスタート、駅前からこんな風景。
今後の予定。
朝、つじ立ちからスタートし、諸々事務作業に追わる。
本日晩から羽黒、齋館に泊まり、18日早朝より京都造形芸術大学のスクーリングのガイドとして月山から湯殿山へ山駈け、そして晩に講話をおこないます。社会人学生を中心に35名もいらっしゃるとか。18日は湯殿山ホテル宿泊予定。19日早朝に鶴岡にもどり昼から産業建設常任委員会の視察で北海道。22日まで。23日には恒例の森供養にいく予定。
だだちゃ豆のいい季節ですね。明日あたりから白山がでると矢馳の親友に聞きました。
なかなかゆっくり食べる間もないなあ。
中越沖地震から1ヶ月。
暑いですね。本日、中越沖地震から1ヶ月です。
昼前ぐらいからちょっと風がきついですが、今日1日は天気はもちそうですね。
柏崎。原発火災の検証。夏の避難所生活の改善。諸々課題はあるように思えます。
今現在、避難所数が40箇所、505人、避難所生活の方々がいらっしゃいます。(15日20時現在)。どうやってこの暑い夏を乗り越えているのでしょう。
今、鶴岡災害ボランティアネットワークで、だだちゃ豆を贈ろう!プロジェクトをやっています。 これまで4回、柏崎に参りましたが、私が、次に柏崎入りするのをこの鶴岡災害ボランティアネットワークで現地支援をおこなう、25日としました。
25日の朝に出発し、現地の仮設住宅集会所で、だだちゃ豆を食べて頂こうというものです。「庄内の「食の都の力」で被災者の方々にちょっとでも笑顔をつくれたらと思います。どうぞ皆さん、ご協力のほどを。25日に炊き出し、配布のお手伝い、また運転補助をしてくださるボランティアを募集します。どうぞよろしくお願いします。
温海、杉林の焼き畑。
杉林帯での焼き畑を観たい!とリクエストしていたところ、温海庁舎からご連絡をいただく。朝5時、ちと遅れたが、小名部の現場へ。約30アールほどの相当の面積。杉林を伐採したところを焼く。まず、そのスケールに驚いた。散水装置からの水で境界をつくり、山の上の方から火をつける。はじめから3時間もすると、半分以上の敷地が炎に包まれた。時には大きな火柱があがり、炎が勢いを増す。
ここの地で伐採された杉林は代替70年生の立派なものだったそうだ。でもこの面積から切り出された杉で約10万円にしかならなかったのだと聞いた。
ここを焼き畑をして、温海カブを植えると、大体7万円ぐらいの収入にはなるかなとのこと。山林の経済はまだまだ厳しい。
山を焼いていると次々と、こうした焼き畑のオーソリティのような村の方々が集まって、まんべんなく、効率的に焼けるように、手をいれていく。
まず、伐採をした後の杉葉を散らす作業が大変なのだと聞いた。4人で4日間かかるということだ。これが大体1ヶ月前の作業。
計画の上でこのお盆の最も暑い、乾燥した日に山に火をいれる。
実に見事に火が燃え広がり、黒い灰の畑が一面にできあがる。
そこに、小さな小さなカブの種をまいていく。
10月には収穫とのこと。実に楽しみだ。
僕はその後、恒例の湯殿山 本宮祭へ。そして大滝で禊ぎ。その後、荘内大祭。
灯籠流しまで。 暑い中、皆様、お疲れ様でした。
月山での最高な一日。ブロッケン現象。
柴燈祭。夕焼け。柴燈。ほいほい酒。この8年間にわたり、毎年通い続けている月山山頂での祭り。自然が、空が。花々が、この祭りを祝福し、とても美しい風景を見せてくれる。夜は新月。満天の星。頂上の澄み切った空とひんやりとした空気の中。ペルセウス流星群。30ぐらいの大小の流れ星。大きな光線が走ると山小屋宿泊者のみなさんと拍手。
なお、月山登山は、8合目から登り2時間半、下り1時間半。13日、一人ヘリで運ばれた方がいらっしゃったようだけれど、熱射病には気を付けて。8合目だけでもチングルマやニッコウキスゲの群生、オゼコウホネなど、高山植物や湿性の植物で楽しめます。
僕は再度、今度は宗教学者、鎌田東二先生と京都造形大のスクーリングのガイドで18日山駆けします。
だだちゃの季節
早生白山 から 枝で1k 800円 さや 600g 800円 いい盛り上がり