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カテゴリー: 東北関東大震災 支援情報

第2回石巻NPO連絡調整会議 議事録


3月20日を第一回としておこなったNPO連絡調整会議、第二回目の議事録をアップします。
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第2回 石巻NPO連絡調整会議 議事録 3月21日(月)

日 時 : 2011年3月21日(月) 19:00
場 所 : 石巻専修大学 ボランティアセンター内
参加者 : 各NGOチーム、石巻市社会福祉協議会、ほか (32名) 文責 : 鶴岡元気村  松木 兼一郎  草島進一
■被災状況の説明>石巻社会福祉協議会
 ○沿岸部 壊滅状態  ○旧市内 市街地まで水没  ○内陸部 水害+地震被害
 3タイプの被害があるのではないか (地震+津波+物資)
■昨日決定事項の進行確認
 物資の一時集積所 確保の件→ 専修大学をストック場所にできるようになった。
 女川、東松島方面への物資も一時確保できるように確保していく。
自衛隊 自衛隊と市災害対策本部とのやりとりでラクビー場に移った。
▽調査隊
フォーマットの件>井上(MTH)(make the heaven)
 「仮設トイレの有無」項目を新設
 ボランティアセンター入り口にボックスを設置。配送時に、ヒアリング。MTHに提出。
 得られたデータは市に提出。自衛隊にも情報提供へ。
▽調査フォーマットについて
「体調不良者」等の範囲は難しいのでは? 定量的なデータ収集より、「割合」での表現がいいのではないか?
 場所の把握として、ゼンリン等の地図とリンクさせるのはどうか?
 「灯油の有無」「炊きだしでは燃料を何をつかっているのか?」等の情報を加えるのはどうか?
○県外脱出の意思の有無
○ 東急イン、東横インなどからの受け入れ検討中ニーズはあるか。
○ 移動させる事の難しさ。ガソリン不足。ボランティアも入りにくい。避難者希望者も出られない。
○ ボランティアの呼び寄せについて。→ガソリン問題が解決してからが本格的な
■ 決定事項
▽現場に行く際(調査、物資手渡し、炊きだし、)の際、必ず持参し、ヒアリングを行う事。
▽ 石巻社協のビブスを着用する。(100着ある。被災者に疑われないようなしくみ)
■現場のニーズと今後のプロジェクト運営と方向性
▽移送サービスの必要性?
▽ 泥排出—中高生をロットで投入したら?
▽食べていない被災者がいるのでは →大体の避難所は最低一回は炊きだしをうけている。
 自宅被災者は自炊しているが、厳しい状態。
○循環バスなどを計画しては?
▽避難所での運営が違う。
  学校→ 避難所なのか? 学校なのか?
▽「災害救助法の適応」について学び直すべきでは? (コメが多量に有るのに炊きだし禁止など)について
▽炊きだし調整をしようにも、現在避難所直通の電話がつながらない問題がある。
 →MTHがSoftbank 400台提供 →各避難所と本部へ。本日決定
▽避難所外も、避難所の内についても調査が必要。
今、インフルエンザが発生していたり、ノロウイルスが発生していたりする。
▽ 各 NGO の特性を活かしながら、優先順位を決めてとりくむ。
▽ 情報として、コミュニティFMとの連携 → JC担当でやりはじめる。
▽ ホームページの活用。日本海重油災害などを教訓に。
■周辺地域の状況
□ 女川の状況
○ 通信環境はトランシーバー× AUの携帯○
○ 海泉閣の浴場づくりがおこなわれていた。
○ 町内16カ所に避難
○ 大石原まではいける。
○ 原発に隣接する体育館 250人の避難者 煮炊きできず、暖かいものをデリバリーする必要あり
▽決定事項
○ 支援活動調整の電話必要 
「石巻支援NPO連絡会議」 090−1367−0083 当面ピースボート、石巻社協が対応。
○ 炊きだしの調整や調査隊の調整をこの電話で。
○石巻JC NGOと共有したかたちのストックヤードを石巻青果市場近くに確保した。

■ 明日の動き
○ make a heaven 20名体制、調査と物資の手渡し隊
○ ピースボート 増員 炊きだし 高齢者ケア 湊小
○ ポップ 未定
○ JC 資材配給 
○ 四万十、はからめチーム 炊きだし
○ 日本財団 淡水化プラント
○ 太田 蛇田、青葉地区でオーダー型で炊きだし
○ トイレカー
○ SS 150名程度炊きだし可能
○ 八ヶ岳ピースワーカー 調査、物資
○ IVUSA 

*ミーティングの後、炊きだしチーム、調査チーム 班にわかれてミーティング

石巻救援活動報告第二報


東北・関東大震災の翌日12,13日の名取市での救援活動に続き、3月19日、20日、21日と、石巻市での救援活動を行って参りました。

石巻救援活動情報。第一報


19日午前中から20日、21日と津波被害をうけた石巻市内で、被災者救援活動をおこない、複数のNGOや石巻社協らでつくる石巻NPO調整連絡会議をたちあげ、第一回、第二回会合を20日、21日晩におこない、今朝石巻から戻りました。
 共通認識は「石巻は危機的状況、」ということです。
現地で炊きだしや物資届け、調査活動をおこなっているNGOのそれぞれのサービス調整をし、ムダを省き、よ優れた方策を展開させていくため、よびかけをおこない、議長を務めた第一回の石巻調整連絡会議の議事録をここに記します。第二報で今回の活動の詳細をお伝えします。

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第一回 石巻NPO連絡調整会議 議事録3月20日
場所 : 石巻専修大内 災害ボランティアセンター内 文責 草島進一
参加団体
○ピースボート 上野
○ NGOメイクザヘブン 井上
○ ヒューマンシールド神戸 吉村
○ 日本財団 沢渡
○ ガイドステーション わっか 木名瀬
○ キャンパー 飯田
○ 徳恩寺
○ 四万十塾 木村
○ つよし流自然農 火口山
○ 鶴岡元気村 草島
■内容
1)それぞれの活動報告
2)被災災害状況の説明 社協 阿部氏 衛星写真を使い被害状況を説明
3)調査など、先行団体より活動報告
○特記事項 「指定避難所以外の避難所の状況調査をはじめている。フォーマットをつくった。
■討議事項
▽物資についてどうするか
○ NGO専用の物資一時集積場が必要。
○ 自衛隊の物資の出し入れをどうするか→許可証をつくってはどうか?
▽調査隊について
○ NGO調査隊(メイクザヘブン)の調査フォーマットを共有する。
○ 自衛隊が避難所の他の情報を情報共有したいと依頼があり、明日、情報共有する →社協とも調整する。
▽ 炊きだし隊の調整 冷たいものしか食べていないところがまだある。避難所外の対応も課題
▽ それぞれの活動場所、活動についてマップ上で共有する
共通認識:「石巻は危機的状況」これまでつちかったNPO、NGOのマンパワーをどんどん結集しよう。
今後、情報共有の機能を継続することを確認。発信のためのホームページを作成する。
第二回は翌日21日19時から ボランティアセンター内でおこなう。
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鶴岡元気村 山形の食で宮城を救えプロジェクト 第三弾! 明日出発!


鶴岡元気村  「鶴岡の食で宮城を救え! 」プロジェクト 炊き出しレストラン バラティエ 

3月13日(日)、被災地で炊きだしを名取市 名取一中でおこなった炊きだし隊、続けて3月15日(火)に、有志5人で行き、揚げパンやラーメンの炊きだしをおこない、被災者の方から、お礼の熱いメッセ-ジを頂いてもどってきました。炊きだし隊長の松浦君。いまや、現地の閖上の被災住民の方々と親戚のようになって電話をし、次のメニューを考えています。
 鶴岡にいる間、今回もそうですが、ネットや飛び込みで物資集めをし、
 
 明日、第三弾で鶴岡から朝9時ぐらいにシチュー作りの食材をもって出発します。
まだまだ、支援物資を求めています。

 大きな鍋、五徳など、ご支援いただける方はぜひお申し出ください。
 支援金も募集中です。

 
郵便振替口座 02230-4-89666  元気村ネットワーク 





避難所で14人の死者。山形県で2217人の避難民を受け入れ


現在山形県、現在、2217人の避難されている方がいらっしゃる。とのこと。今朝湯野浜からも連絡があった。
東日本大震災:避難の高齢者14人死亡 福島・いわき

東日本大震災の被災地は17日も冬型の気圧配置が続き、真冬並みの寒さとなった。物資不足が深刻化して被災者が厳しい生活を強いられる中、福島県内の避難所では高齢者14人が亡くなっていたことが判明。毎日新聞のまとめでは、10県で39万9329人が避難所に身を寄せている。被災地では懸命の救助作業が続いているが、死者は4286人に上り、2万人以上が行方不明となっている。

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避難所での死。寒さや避難所の劣悪環境からはじまっている。現地では石巻方面への支援方策を練り、動き始めている。



 




石巻へ行ったグループからの報告に愕然。


現地、黒沢さんより。

未だに石巻・三陸は [2011年03月17日(木)]

昨日、石巻に物資を届けた京都・香川のボランティアから信じられない報告を受ける。

その内容は未だに食べるものも毛布類も全く届いていない1000人規模の避難所が多数あるとのこと。

救助ヘリコプターの関係で火は燃やせないという。

中越地震の時も、岩手・宮城内陸地震の時も道路が寸断されても「水・米・味噌・塩など」があり、食料の確保には問題なく、むしろ何故ヘリコプターで避難しなければならないのかとの疑問すらあったとの報告を聞いている。

石巻は漁港でありながも、田畑も多い場所だ。味噌を作るためのデカい釜もある。

地震からもう何日経っているんだ。まだそのように放置されている場所があったことが信じられない。

関東のNPO・ボランティア団体の皆様、会議はまだまだ続くのでしょうか?

食料と釜を積んで、とにかく早く石巻以北の三陸の市町村を目指して欲しい。

16年前に130万人が神戸を目指したように!

動け!動け!動け!
人々が寒さに震え、お腹を減らし、死にかけている。
そして議論はそれからでも遅くはありませんか。

今年は「ボランティア○○年」と呼ばれるのだろうか?

○に入るのは、「後退」、「静止」、「静寂」、「停止」、「停滞」、「沈黙」???。

俺の友人の家族は名取市の漁師町、ユリアゲの避難者には無かった(涙)

石巻のいとこの消息も全く掴めていない(涙)

三陸からのSOSが聞こえるだろう。

走って下さい。動いて下さい。風になって飛んできて下さい。

京都や香川の仲間は24時間以上も掛けて一般道を走ってきたといい。それでもみんな笑顔・笑顔・笑顔だった。

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昨晩、鶴岡元気村事務所で一晩休んでいったみんなががんばっている。
石巻は全くいろんなものが足りていない。
炊き出し用の食材、鍋、釜が必要だ!


鶴岡市の避難者の受け入れ、宿坊ではじまっている。


羽黒の宿坊経営者からの情報。
原発災害 から難を逃れて、南相馬など、福島県から避難されている方々が鶴岡にもむかっている。途中でガス欠で来れなくなっているということも。宿坊街では講をつうじた交流でつながりのある方々が避難しはじめているとのこと。