カテゴリー: 美
今年は政権交代をみんなの力で!
朝。八文字屋の前に立つ。
今日から仕事始めの方もたくさんいらっしゃるかもしれない。今日のトピックスは「防衛庁が防衛省に今日なります」ということ。
今回の省への昇格について、保坂展人さんは、
「防衛省を発足させることができたことを首相として誇りとする。国防と国際社会の平和に取り組むわが国の姿勢を明確にすることができた」と安倍総理が挨拶したように、「省」に昇格したのみならず自衛隊の海外派遣を本来任務化したことが重要なポイントだ。「テロ特措法」「イラク派遣法」と、個別に立法してきた自衛隊の海外派遣を「恒久派遣法」に一括して行いたいという安倍政権は、自衛隊を常時海外に送り出して米軍と一体化した「軍事行動」を行う態勢も視野に入れている。省への昇格によって何がどうかわるのか。
とブログに書いている。
年末に強行採決された教育基本法、そして今回の防衛省昇格。それに安部首相が唱える「憲法改正」 戦争国家への道をばく進しているような気がしてならない。
国の政治は確実におかしな方向にどんどんひっぱられている、その以前に大前提として民主主義国家で、これだけ政権が交代しない政府というのは全くの不健全。
官僚べったりの政府与党姿勢では、矛盾も問題もまだまだ隠されたままだ。
政権交代のイメージとは、やはり、菅直人さんが厚生大臣になったときの薬害エイズの問題での政府の謝罪と徹底的な捜査だろう。
最近も国土交通省OBによるダムのゲートなどの官制談合の問題が朝日新聞で指摘されていた。
こうしたことはまだまだあるのではないか。
1000兆円もの借金を抱えている国の政治。うみをださずして真の改革はなしえない。これは県とて市とて同じ事。
一握りの人たちが目先の金もうけのために公共事業をコントロールする。そんな「うみ」や「甘え」をまずは一つ一つつぶしていくことだ。
そのためにも。政権交代がまずは必要なのだ。
みんなで変えよう。そうしないとこの国はどんどん変になる。
アールビュレットの芸術家たち
news23の特集で、アールビュレット芸術の特集がおこなわれており興味深く見た。
自閉症だったりダウンだったり、障害を持っている人たちが織りなす芸術作品。
以前、神戸の長田のギャラリーではたさんたちの取り組んでいるそうした作品展を見たことがあった。既成概念にとらわれない、名声を求めない。社会に対しての反骨、反体制、自由な自己表現。見ている内になんだか気持ちがいい。なんだが引き寄せられる。
そんな作品に僕も惹かれた覚えがある。
とんでも帽子おじさんがピックアップされていたが、突拍子もない帽子をかぶったおじさんが町に繰り出す時、パアーっと場の空気が変わる。「驚きと笑顔」ばかばかしくもあり、でも縁日の露天商が心からの拍手を送っていた。これはいい。
権威主義ではない、名声も求めない。どこまでも透明なのか、どこまでもグロなのか。なんだか何かにとりつかれたように筆を動かし続ける無名の芸術家達はなにか、宇宙の力をチャネリングしているようにも思える。
キューレターを悩ませ続けるアールビュレットの美しさこそ、本当の美しさなのかもしれない。
こんな芸術。鶴岡でも作品展やワークショップしたいな。
天神祭
天神祭。
恒例のアフリカジャンベ隊で参加。今年は、市民公募の仮想パレードの出場チームは5チームだけ。寂しい限り。
天神祭だが、菅原道真公をまつる祭りとして、大阪天神祭が、日本三大祭りとして有名だ。これは7月24日、25日。
鶴岡の天神祭だが、東北で、こうして盛大に祭る天神祭は珍しいのではないか。
、流刑に処された後、菅公が亡くなった翌年から都で落雷が相次ぎ、時平が急死、醍醐天皇も亡くなったとされ、まずはその怒りを鎮めるために神社が建立されるところから天神様信仰がはじまる。はじめは火雷天神として北野天満宮が建立されたそうである。太宰府もその頃か。そして江戸時代になると、生前学問や漢詩に優れた菅原道真というところから「学問の神として、祭られるようになったのだとのことである。
鶴岡の天神祭。化け物まつりというのも奇妙だ。そして、なぜ、5月に。こうした祭りがとりおこなわれるようになったか。もしかして、致道館教育と関係があるのかどうか。
もう少しこの天神祭の歴史も深めてみたい。ご存知の方がいらしたら、コメントくださいませ。
1111 人事案件 鶴岡の美しさ
1111と1が並ぶ日。
鶴岡市議会臨時議会は人事案件。助役に旧鶴岡市の芳賀氏決まる。
監査委員については草島「民間登用は考えなかったのか?」と質問。
「その緊急性は感じていない」と富塚市長
議員選出の監査委員については、「慣例に基づいて」ということだが、決定へのプロセスなど、理解できなかったため、採決にたいして離席し棄権。
その後、会派代表者会議があり、傍聴しつつ、以下のような趣旨の要望書をあげる。
●要望書 一人会派の扱いについて
私、草島進一は、このたび、「みどり鶴岡」として一人になりました。現代社会の多様な意見を踏まえた議会にするためにも以下の事についてお取り計らいをお願い申しあげます。
●総括質問の発言時間の確保について
●一般質問の発言時間の確保について
●議会情報の共有について
総括質問の時間については、新政クラブの神尾氏、黎明公明の川上氏が「認められない」の一点張り。共産加藤氏からは「年1回予算審議の時だけでも時間制限をもうけては?」などの意見がだされた。この件については、持ち帰って検討されるとの事。
議会情報の共有については、会派代表者会議開催時のお知らせ。又、各種審議会、委員会の開催時のお知らせを申し入れた。会派代表者会議で当局から説明されることの情報の共有ができていないと、議会の中で僕だけが、「知らない」ことになってしまう。
「決定のプロセスや会議のニュアンスこそ重要、極力傍聴させてほしい」と申し入れたつもり。
会派制のルールは重々承知しているつもりだが、同じ議員であって、片一方は「知っている」情報を「知らない」などという事はなんとか解消していただきたいと思うのだ。
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知ってました? 司法相談。21日には無料法律相談がおこなわれます。総合相談室にも法律のプロの方がいらっしゃって丁寧に相談にのってくださいます。
一昨日、「知り合いが困っているのでなんとか」というお話をうけて、昨日昼から対応。聞けば、数千万円の家の権利、相続に関すること。当事者と紹介者のお二人を、役所の第二庁舎の総合相談室にお連れしました。
総合相談室には、弁護士ではありませんが、奥山さんという法律や裁判に詳しい担当者の方がいらっしゃいます。権利や相続などについては法律による解決が必要ですが、いきなり弁護士さんに、、、といっても費用の事などで心配な方も多いのでは。
そんな時にはまずここに相談なさることを私はおすすめします。もちろん無料です。
今回の案件についても時間をたっぷりとっていろいろ相談に応じてくれました。
ご相談なさるときには、「権利書類」などの一式。事実が明快にわかるような資料一式を持参することをおすすめします。
また、市役所では以下のような法律相談のサービスを紹介しています。
●11月21日、市役所内で無料法律相談
年に2回。弁護士の先生方が無料で相談にのってくれる画期的な会です。
●こぴあ 法律無料相談
などです。
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劇団麦の会「菩提樹の歌が聞こえる」山崎誠助先生の「鶴岡の美しさ」に感動!
毎年恒例の、劇団麦の会の演劇鑑賞。
大山、下池の付近を舞台として、美しい鶴岡の自然豊かな景色と庄内弁の美しい言葉、
命を救うまごころ。支え合う友。戦渦の中の権威主義を打ち負かす住民のホンネ。
いのちの塔として記念碑を建てる、除幕式の感動。僕は、にょろにょろモニュメントを想起しつつ、「そもそもこんな風にして記念碑は立つものなのだ。時間を超えて建つ存在のある種の図々しさを遙かに超える、人の営みやドラマ、真心、思いがあるからこそ、碑はたち得るのだ」と思いつつ、私は、その序幕式の司会と同様、感動の涙でいっぱいになっていました。
この美しいふるさとがあり
このよき友がいる
このしあわせに
ありがとう おめでとう
代表の山崎誠助先生は、94歳だったかな。昭和22年にこの劇団麦の会をたちあげ、以来 先生は山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」などで庄内弁の指導をされた方でもあります。
今回の作品も最高の作品。幕間に先生をお見かけしたので一声おかけするとおだやかな笑顔をうかべて「まだまだ」とご謙遜。なんだか祖父を思い出しました。
劇団麦の会公演「菩提樹の歌が聞こえる」は今日12日、明日13日 鶴岡文化会館でおこなわれています。問い合わせ 0235−24−2185
草島大推薦! 老若男女とも笑えて元気になる。そして鶴岡の本当の美しさがわかる。そんな素敵な演劇です。
本日は、1時から鶴岡中央公民館でおこなわれる山形文化フォーラム「藩校致道館と荻生狙らい」に行く予定。
その他の時間は、11月議会報告の作成と、行政顧問制度の大矛盾をうったえてまわります。
●酒田市長選、岡崎候補の健闘を祈ります。
では今日も、一歩! 美しい鶴岡へ。
文化とは?
今日は、文化の日。
文化ってなんでしょう?
(1)〔culture〕社会を構成する人々によって習得・共有・伝達される行動様式ないし生活様式の総体。言語・習俗・道徳・宗教、種々の制度などはその具体例。文化相対主義においては、それぞれの人間集団は個別の文化をもち、個別文化はそれぞれ独自の価値をもっており、その間に高低・優劣の差はないとされる。カルチャー。
(2)学問・芸術・宗教・道徳など、主として精神的活動から生み出されたもの。
(3)世の中が開け進み、生活が快適で便利になること。文明開化。
(4)他の語の上に付いて、ハイカラ・便利・新式などの意を表す。
「—鍋」三省堂提供「大辞林 第二版」より
先日、鶴岡を訪れた結城富美雄さんは、文化とは、皆で楽しむ事。であると定義づけました。楽しむとは何か? 鑑賞するのもいいけれど、自分でやってみる方が楽しいかも。
東京大学経済学部長の神野直彦先生は、スエーデンの文化を紹介した際、日本人は、優れた物をとかく「鑑賞」するのを文化だったと思っているが、スエーデンは「やる」文化なのだ。と指摘する。自分が「やる」ために見る。鑑賞する。楽しむ。
生きるために聞く。やるために見る。自分の「つくる」のために「見る」
つくる。そして本当に楽しむ。
「人のふんどし」といわれないよう、
みんなでつくって楽しむ鶴岡の文化を育みましょう。
「おまかせ」評論型の文化から「みんなでやる」行動型の文化へ
一歩!ふみだしましょう。
●昨日、湯殿山のお礼参りにいきました。午後3時、照らされた紅葉は最高! 神恩報賽、心願成就。湯殿山開山1400年 特に冬、積雪3メートル以上の閉ざされる中でぽつんと湯のでる赤い岩が顔を出す光景は、神成るものと思わずにはいられないとの事。
1400年、自然とつながり、動きつづけてきた文化を思う。
今日は、百万石まつりのパレードが駅前から1時半はじまりでおこなわれるとのこと。参上します。
●昨日、ある料理屋で会食しました。おかみさん曰く、「水道水はまずくて使えず、料理の水もすべて、地下水販売所から購入しています」とのこと。
こんな事情をおかかえの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一本ご連絡くださいませ。
よろしくお願いします。