持続可能な鶴岡ブログ

持続可能な鶴岡ブログ
トップページ > 持続可能な鶴岡ブログ > 月別ア―カイブ: 1月 2006
月別ア―カイブ: 1月 2006

除雪対策費補正について


昨日の補正についての詳細

除雪対策費
現計予算額 632269千円
追加補正額 300000千円  財源 特別交付税

除雪関係経費
関係予算額  604341千円
執行済み額  460984千円 1/6現在

残額 143357千円

降雪状況 鶴岡公園 81
     藤島庁舎前 85
     羽黒庁舎前110 手向 164
     櫛引庁舎前 100 たらの木代 175
     朝日 立岩 175 大網 262    
     温海 庁舎前 10 関川 240


●各家庭の雪おろしなどについて
市では、現在23社の土建業者を紹介している状況。

●高齢者、一人暮らし ついては社会福祉協議会。これまであがっていたニーズの内、17件、今週末に社協、市役所ボランティアで対応するとのこと。

除雪対策費用の財源は、普通交付税で国から補助がある。
毎年約1億円ほど。通年であれば市の除雪費用は3億円ぐらいで、一般財源から2億円ほどの支出があるとのこと。
今年の場合は、とても対応しきれないため、補正を組み対応。補正分は、特別交付税を見込んでいる。とのこと。しかし、特別交付税がどれだけ市に割り当てられるかは定かではない。

月山元気村 たちあげ。


本日。あたためていた構想 月山元気村を正式立ち上げ決定。
元気村スノーバスターズを募集開始。
まずは、地域のニーズをできるだけひろいたいと思います。
「除雪、雪おろし、お手伝いします」
高齢者 障がい者 優先。

スノーバスターズ 除雪ボランティアも募集中!
0235−28−3338
stern8@mac.com

————————————————————————————
役所から電話。今年のどか雪につき、除雪費用約4億円の1割を残してほとんどを使い果たした。補正で3億円ほど専決処分させてほしいとの事。旧鶴岡でも1日の除雪費は1300万円.内訳詳細を送ってほしいと伝える。明日、明細をファックスするとのこと。


東京にて


N財団K氏にご挨拶。災害ボランティア、除雪、元気村の件など。
森林の保全のボランティア活動などについてうかがう。
kさんのブログ。
http://blog.canpan.info/makezu/
ヒューマンシールド神戸 吉村氏のブログ
http://spaces.msn.com/members/chikyunikki/

神戸の時に「ボランティア元年」と、朝日新聞アエラで紹介された元気村の活動。
まさに異質な個性のつながりからきらきらとしたクリエイティブが生まれ、元気なエネルギーあふれる活動が次々と生み出されていった神戸。
その文化をどうするか。

その後、渋谷などで友人と会い、文化村でおこなわれていたポーラ美術館収蔵の印象派の絵画展へ。モネの透明感あふれる水辺の絵などに感動。倹約しようと深夜バスで鶴岡へ。


成人式街頭演説と


成人式の日は毎年恒例で、街頭演説をやっています。

致道館 ソーラーハウス、建築物の維持費を考える。


午前中 消防の出初め式にでるのがいままでの恒例でありましたが、議員は市民生活委員のみ呼ばれているということで今回は委員の方々におまかせし、別の過ごし方をしました。


午前中は、諸々資料整理。午後、コモンズにて店番。午後5時半ぐらいから、6小学童保育の餅つき新年会へ。おいしいお餅をごちそうに。その後事務所にもどり資料整理など。水問題について、昨年10月、 保屋野初子さんがだした「水道はどうなるのか」築地書館を読み進める。この本は、「社会情勢の考察、経営、技術面の再検討から、新しい水道事業の可能性を探る、水道事業者、住民、建設業者、上水道コンサルタントにとっても約立つ画期的な本。」と背表紙にあり、この本の中には、右肩下がり時代の水道事業のあり方はどうすればいいのかというエッセンスが書かれている。中には鶴岡の水道の住民投票の事も掲載されている。広域水道は、全国のいろんな自治体で抱えている大きな問題。で、浄水方法、運営方法などなど、コストダウンしつつ、おいしい水を提供する水道にするためのいろんなセオリーが提供されている。
クリプト対策についても、濾過方法についても地下水の再考についても、これまでダム推進論者が平気で展開してきた論調をくつがえす様々な要素が諸々今、でてきているし、もっと柔軟に考えることができるということ。
 水は鶴岡のいのち。そもそも集落が発生したのはここに地下水の水源があったから。
工業団地だってそれがあったからNECも工場立地ができたのだ。
あらためて、持続可能な水道を考えて、行動にうつしていきたい。

広域水道をこの人口減少時代にどうするか。 市政、県政、国政それぞれで見直しをはかる運動をおこしていきたい。

大雪。とその対応。


一日コモンズで仕事。午後、役所で除雪の対応について取材。
大雪による死傷者。山形県内で111人。鶴岡でけが3人。鶴岡市役所では、
31日に、助役を本部長とする豪雪対策本部がたちあがっています。本部事務局は市民生活課危機管理室内。
市内など、ブルトーザーが通った後の除雪をしないと車がだせない状況が続いていると思いますが、 気になるのは、一人暮らしの高齢者の方や身障者の世帯。
 旧鶴岡で2394人、藤島156人、羽黒97人、櫛引町79人、朝日村92人、温海町302人。合計3120人。
介護認定者は全体で6213人。この対応です。

ボランティアというと鳥居町北や道形町などでおこなわれている町内会ボランティアがありますが、他の地域ではどうなのか、ニーズがひろいきれているのか、心配です。

また、最近、身障者世帯の方から、「毎朝、出勤する時に雪を除けることができないでいる。なんとかして」との声もありました。
近所でやってくれる人がいればいいわけですが、なかなかちょうど良くそうしたマッチングができていない現状もあると思います。

こうした事のコーディネートが必要ですね。




消費者は、世界を変える。


今朝、私も仕事はじめとして8時から30分、八文字屋でつじ立ち。
今日も結構 凍ってますね。まずは交通安全気をつけて。

今年の抱負を含め、12月議会での論争など、もろもろ訴えました。

とにかく、動けば変わる。 今年も行動の年にしたいと思います。

午前中、実家に寄ったときにテレビで2004年に制作されたアメリカの漁業についてのドキュメンタリーが流れていて、生態系の持続可能性と、経済の葛藤が描かれていました。野生の魚をとる漁業では、乱獲や、持続可能に反する捕り方を規制するために、認証制度をつくっているとか。モントレー水族館では、シーフードウォッチというプログラムをおこなって、海洋資源や生態系が持続可能なものになるように運動が展開されているとのことでした。
http://www.mbayaq.org/cr/seafoodwatch.asp
特に、養殖業の問題として、海洋汚染の問題もとりあげられていました。

ドキュメンタリー映像の中に、サンフランシスコ近郊、バークレーでオーガニックレストラン シェ・パニーズを経営するアリスウォーター さんが、「使う魚介類には気をつかっています。消費者は、世界を変えることができるのよ」と一言コメントされていました。ひさびさにビビンとはじけたフレーズでした。

 僕は1998年、期せずして、このシェ・パニーズを、そのときはまだ元気だったデビッドブラウアーと一緒に訪れ、ランチを一緒にしました。デビッドブラウアーが親友でもあるアリスさんに、「おまかせで」と頼んで「はいはい」と応えるアリスさんのやさしい表情がとても印象的でした。

シェ・パニーズはオーガニックレストランの代表格のレストランだと僕は後で知りました。気負った感じが全然ない、普通のレストラン。しかし、そのレストランがつながっているネットワークは地元産の有機栽培の野菜、持続可能性のある水産物。伝統の作り方をしている加工品。フェアトレードの生産物。金儲け主義の米国の流通や経済の本流からみたら、オルタナティブ(もうひとつの)ネットワーク。
 
 
 消費者ひとりひとりが世の中を変える。私たち一人一人が、変革の担い手なのだということ。もう一度、考えてみましょう。

その一歩を僕らはやれているでしょうか。

 今日、気がついたのは砂糖。カフェコモンズで扱う砂糖として三温糖がいいかなと思って買っていたのですが、自然食品店で「あれはキャラメル色素で色がついているだけなのよ」と指摘され愕然。で、そこでてんさい糖というのを買ってきて、赤いカップ印の三温糖をやめました。砂糖まで、ごまかしの食材を僕らは食べている現状が今あるのです。
 
 カフェコモンズ、今日は午後1時からオープンしています。

食文化を再考し、ごまかしのない、オーガニックを軸に、つながる場として一歩一歩やっていきたいと思います。

ちなみに シェ・パニーズのサイトはhttp://www.chezpanisse.com/

です。





仕事はじめ。


午前中は、第一ホテルで新年の、名刺交換会。午後、諸々あいさつまわりに。

夕方近くにおじゃましたところで長居しながら、森林の事や食文化、環境など、諸々話しました。
 耐震強度偽装の事件で、住まい、暮らしが脅かされています。そういえばアスベストの問題でもそうです。リフォームの問題もそう。金を軸にごまかしている。それもいのちにかかわる問題をです。

これまでの日本社会を思えば、どうでしょう。食ひとつ考えても、化学添加物だらけの食品をいつの間にか食べている。●●の素とか、僕らの世代は「これをふりかけさえすれば、おいしい」などという常識がつくられていたようにも思えますし、みなさん、どうでしょうか。コンソメ、ほんだし、などなど、カップラーメンも、マヨネーズ類も、ケチャップも、いろんなものを一度見てみてください。アミノ酸 という表示がみられませんか。

合成洗剤会社と結託してドラム式ではない、うずまき型の洗濯機がなぜか日本では主流になっていました(今はドラム式がよく宣伝されていました)

シャンプーも、合成洗剤が主流です。生物に毒といえる石油製品を頭皮にかけては危険だと、

CMで景気よく流れている商品にほど、金を軸にした虚構がかくれているかもしれない。と僕らはそろそろ気づきはじめたほうがいいように思えます。

携帯やテレビの電磁波も相当私達の脳や体に悪影響をおよぼしているかもしれません12月議会の僕のテーマは、情報公開と情報共有でした。モニュメントの件も、いろんな政策を決めていく審議会も情報が閉ざされた中でほとんどが進められていた。「情報なくして、市民の参加なし、協働なし」というのが討論の軸でした。

これは行政の場だけでなく、生活のいろんな場にあるような気がしています。インフォームドチョイスがきちんとできる社会にむけて、もっともっと、行動をおこしていかなければならないのではないでしょうか。
 
 生活の場でのきづきをひとつひとつ、行動にうつしていく時が来ているように思えます。
「常識のようにいわれている事を一度疑ってみる。そして本当に私たちの身体やこころ、また地球の環境の持続可能性にしっくりいくものをチョイスすること。

生活の場から、公共事業まで、そうした軸をもってみつめていきたいものです。

吹雪の中で


2日間は結構晴れていたのに今日になってまた吹雪。
コモンズの中で諸々片づけをしたり思索にふけったりなどなど。ゆっくりとすごしました。
 午後3時ぐらいからパル前にて、つじ立ち演説 初めをしましたが、猛烈なふぶきにあおられて、用意していたプラカードが飛ばされそうになりました。

 新市になってからの市政や12月議会の報告など、30分ぐらいやってましたが、車の中から手をふってくださったみなさん、ありがとうございました。