月別ア―カイブ: 4月 2007
種まき2
午前中、再び田植え準備の種まきのお手伝い。午後、地域学関連のミーティング、災害ボランティアの総会(宴会で意見交換)明日、あさっての準備で看板作り。
前回、今回とも、有機農業で田んぼをつくる方々のお手伝いをした。無農薬、有機農業で田んぼをつくるためには、種まきのところから、慣行農業のやり方と違う。もちろん農薬や消毒剤は使わない。苗床になる土にそれぞれこだわりがある。有機肥料と山土を混ぜ、今日の方は籾殻を炭化したものを20%混ぜるということをおこなっていたこだわりの土なのだ。先週の同級生は、鰹のエキスのような液体肥料を種巻きと同時にふりかけていた。苗づくりのこのときから、勝負ははじまっている。
有機農業の場合、農薬を使った田んぼづくりと比べ、多くの手がかかるといわれる。以前ちょっと手伝った事があるが、とにかく、雑草とりは大変だ。こうした場に、「農業応援団」のような消費者が、また市民がもっと積極的にかかわることができないだろうか。
今日、お手伝いの農家では休憩の時のおやつに「まつの木橋のおだんご」が登場した。これは毎年の恒例なのだそうだ。この時期だけ期間限定で、まつの木橋という地域の二件の農家でうられる花見だんご。きなことあんこ。これは絶品だ。Sさんという2件、どっちがうまいとか、なんとかと話がはずむ。いいなあ。こういうものこそ地域の宝物だ。
昼ごはんのときも、「あの店のこれ」というのが鶴岡には意外とあるなあ、という話に発展し、面白かった。そのとき持ってきていただいたのだが、今、JR東日本の情報誌「とらんべーる」4月号に、鶴岡、庄内、山形の食文化が掲載されていて興味深い。特に藩の姿勢と食文化という軸は実にいい。
明日はアースデイ。天気が良ければいいなあ。
アースデイ2007
今朝は山形市にある某FM局からUPしてます。午後は鶴岡で週末の準備にあたります。
4月22日はアースデイ。
世界各地で、環境イベントがおこなわれます。
毎年東京代々木公園でおこなわれる、8万人ぐらいの規模の動員があるアースデイ東京の場開きに、今年初めて羽黒山伏が登場します。
「羽黒修験道にくるように呼びかけたい ということと、世界遺産登録にむけてPRしたい」との事です。
さて鶴岡近辺での動きをご紹介します。
*23日のスウェーデンの講師を交えてのフォーラムに鶴岡市、鶴岡市教育委員会の後援をいただきました。
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■4月22日(日)
第10回 庄内浜アースデイビーチクリーンアップ
午前9時 湯野浜海水浴場 ホテル海山前の駐車場 集合_11時まで。
調査型のクリーンアップです。ウインドブレーカー、スニーカーで。
お気軽にご参加を。
●4月22日(日)アースデイフォーラム「庄内の在来作物」
だだちゃ豆、赤カブ、藤沢カブ、民田なす、等々、庄内地方には約40種類の在来作物があるといわれています。こうした在来作物について、長年調査し続けてきた、山形大学の准教授、江頭先生を招き、在来野菜の不思議な魅力。又、農業を取り囲む私たちの今後の社会のあり方について問います。
午後6時スタート
講演「山形の在来作物と遠近未来の価値観のゆくえ」
江頭宏昌 山形大学農学部准教授
日時 4月22日(日)午後6時開演
場所 鶴岡アートフォーラム2F大会議室 (定員50名)
主催 庄内安全な食と農を考える会
●4月23日(月)アースデイフォーラム
「福祉・環境先進国スウェーデンに学ぶ野外教育」
〜幼児から始める『森のムッレ教室』とは〜
次世代育成と地球環境問題は日本が抱える今世紀最大の問題といえましょう。福祉・環境先進国スウェーデンでは、どのような取り組みによって問題解決に向かうことができたのでしょうか。この分野の第一線でご活躍のリンデ夫妻をお招きし、環境教育や幼児教育の先進的な取組み、そのねらい、効果などについてお話を頂きます。
講 師 マグヌス・リンデ(スウェーデン野外生活推進協会リディンギョ支部会長)
シーブ・リンデ (元 野外保育園ムッレボーイ園長)
(通訳/高見幸子/国際環境NGOナチュラルステップ日本代表)
日 時 2007年4月23日(月) 18:00〜20:00(17:30開場)
会 場 鶴岡駅前ネットワークコミュニティセンター IT会議室 (定員40名)
山形県鶴岡市末広町3番1号(鶴岡駅前マリカ東館3階
電話:0235-29-7775
会費 500円(定員50名)
主 催 日本野外生活推進協会 (http://www7.ocn.ne.jp/~mulle/top.html)
共 催 アースデイ実行委員会 日本野外生活推進協会 新潟支部
後 援 鶴岡市 鶴岡市教育委員会 スカンジナビア政府観光局
申込み・問合せ先
アースデイ実行委員会 0235−28−3338 stern8@mac.com
フォーラムの会場はいずれも定員があります。申し込みをお待ちしております。
(締め切り4月21日中に!)
郡山市議の応援。
朝出発して福島県郡山市へ。約300km。郡山市議選を闘っている駒崎候補の応援。
夜まで街宣応援す。夜中に斉藤茂吉記念館付近でダウン。車中泊。
夕焼け
絶対に許せない。
昨日の晩から釘付けになってテレビの報道を見ていた。今朝のニュースでは死亡に。
こんな事がおきるなんて。本当にショックだった。きっと、多くのみなさんがショックを受けているに違いない。
長崎市長が市長選挙中に銃弾に倒れた。自民党系の市長だったが、オランダハーグの国際司法裁判所での証言で「核兵器の使用は国際法に違反していることは明らか」と陳述したり、02年の「原爆の日」の「平和宣言」で、同時多発テロ後の米国の核政策を「国際社会の核兵器廃絶への努力に逆行している。こうした一連の独断的な行動を断じて許すことはできない」と述べたりと、平和の問題について、「はっきりとものを言う」政治家だった。こうした方に対して、暴力で言論を封ずる今回の事件のようなやり方を、僕は絶対に許せない。
今朝、八文字屋の前で立つ。ご冥福を祈ると共に、「僕らはこんな事があったからこそ、はっきりと、ダメなものはダメ、と声を大きくしていかねばならないのだ」
と訴えた。
こんな事がおきる世の中だからこそ、平和を訴えなければならない。そして理不尽な公共事業や社会の悪を、しっかりと見極め、正さなくてはならない。
政治家 伊藤一長氏のご冥福をお祈りいたします。
安らかに、そして、天国から、平和を乱す、地球環境を破壊する勢力と戦い続ける我々を、見守っていてください。 合掌。
米国では大学での銃の乱射で32名の学生が亡くなった。ボーリングフォーコロンバインという映画でマイケルムーアが指摘した、異常とも思える銃社会のアメリカ。映画でマイケルムーアも突っ込んでいたけれども、全米ライフル協会のような銃や武器を売りたい人たちがロビー集団を組んで政治に圧力をかけているために、銃を規制する法案が成立しにくいのだとか。ニュースを見ていて、「子供にも護身用の簡単につかえる銃を紹介しています」などという米国の見本市の会場での業者のコメントをみてゾっとした。
まさかの話だが、「自分の身は自分で守れ」などというアメリカの常識がそれこそ日本に押しつけられないように見据えていかねばならない。
能登地震の報告会
能登地震の報告会の記事が掲載されました。(山形新聞)
4月14日の報告会では現地にいった4名の報告と、今回の地震にあたりすばやく募金活動を展開した募金活動の報告がおこなわれました。
私は、30分ぐらい当日とってきた映像とパワーポイントにまとめたものを使って報告させていただきましたが、ボランティアセンターの初動の際のニーズ把握のところを強調させていただきました。今回、金沢からのボランティアバスの稼働にむけてほとんど現地対応がほとんどできていなかったこと、ニーズの把握や対応などの問題点を指摘。また、避難所密着型のニーズ把握の手法。テントプロジェクト、足湯隊の効果などについて報告させていただきました。それと門前町の災害弱者にたいしての見守りシステムについても紹介させていただきました。当日は行政担当者の出席もありましたが、もっと共有化していきたいと考えております。グループ単位などでお話が聞きたいという方はぜひご一報を。また、今週水曜日、コモンズにて午後7時から、「能登地震」ミニ報告会をさせていただきます。よろしかったらおいでください。
なお、現地にボランティアの宿泊施設として「能登元気村」と名付けて運営をはじめたなどの記事が散見されますが、「神戸元気村」「中越元気村」とは全く関係のない団体ですのでお間違えのないようにご了解ください。
たねまき
「現場」にこそ答えがある。
国民投票法案が強行採決!?
国民投票法案。与党による強行採決のニュースが大きく報道されている。
統一地方選のどたばたの中、注意を選挙にむけておいて、憲法を変えるこの大事な法案が強行採決だ。5月3日に成立させるとかなんとかといっているが、とんでもない話だ。みんなで、声をあげていかなければならない。
朝日新聞WEBより転載す。
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国民投票法案採決、野党が反発 辻元氏「角も牙も出た」
2007年04月13日06時28分
国民投票法案の衆院委員会可決について安倍首相は12日、首相官邸で記者団に「相当長い議論、深い議論をしてきたと思います。その結果いよいよ採決をするときが来たのだろうと思います」と期待感を示した。
中山太郎・衆院憲法調査特別委員長も「混乱の中で採決をしたことは残念だが、国民の手に主権が確立されるとの観点から、これで正しかったと思う」と強調した。
公明党の赤松正雄・同委理事は「常に選挙もあるし、常に戦時だ。戦後60年間、決められていなかった手続き法を出来るだけ早い時に決めなきゃならない」と述べた。
一方、民主党の鳩山由紀夫幹事長は「将来、憲法改正が現実となった時、今回の手続き法で強行採決されたことが何らかの汚点として残るのではないかと心配している。強硬姿勢に転じることで安倍政権の評価が上がると錯覚しているのではないか」と批判した。
共産党の志位委員長は「ほとんど質疑を抜きに大変な悪法が委員会で強行(採決)された。この罪は非常に深い。9条を変え、海外で戦争をする国をつくることが憲法改定の目的だが、真っ当な国民投票では到底勝ち目がないと、こういう仕掛けを作っている。参院で必ず廃案に追い込む」。
同委の委員の社民党の辻元清美氏は「安倍首相のタカのツメだけではなく、角も牙も出てきた。憲法を総理大臣が私物化している」と批判した。
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本日!TVを観ましょう。
NPOライフリンクの清水さんから一報。
本日の夜11時から放送されるNHK総合『にっぽんの現場』。
今年度から始まる新番組なのですが、鹿児島県・奄美市の禧久さんが第一発目に
登場します。
人口5万人の市役所でここまでのことができるのかと驚かされることばかりだと
思います。ぜひご覧ください!
http://www.nhk.or.jp/nippon-genba/
「パドル」4月号でも取り上げましたが、3月議会、自殺予防対策についての質問で取り上げた奄美市の取り組みが紹介されるようです。ぜひ、参考にして自殺率が全国ワーストクラスの鶴岡でいかに取り組むべきか考えましょう。
庄内浜
朝、つじ立ちからスタートす。その後事務所で諸々事務仕事。
天気がすこぶるいいので夕方庄内浜へ。水平線に沈む夕日が最後まで観れるすごい夕日だった。
しかし気になったのは海岸のゴミ。4月22日午前9時からクリーンナップをおこなうのだけれど、プラスチック漬けになっている僕らの生活を見直さないといけない。
海岸に行く途中。アルストロメリア栽培の農業者の方とお会いする。ビニルハウスの片隅に灯油のホームタンクがある。一昨年から灯油の値段があがって大変だということを伺う。ペレットストーブでビニルハウスの暖房を考えてもいいですよね。などという話をするが、これは以前、委員会で取り上げたことのある課題なのだけれども、改めて市の施策として、取り組むべき課題なのではないかと感じた。酒田で実証実験をしているような話も聞いているのだけれど、実際費用効果はどのくらいになっているのだろう。CO2の問題からも、化石燃料をばんばん燃やすよりカーボンニュートラルを考えてウッドチップを燃やす事を選択しなければならない時代であるし、きちんと対策を練りたいものだ。
今日は、三川のビストロ・デ・ポンでランチをとるが、フランスに4年居たというマスターとつい、フランス大統領選挙の話になる。サルコジになって、フランスまでもが新自由主義路線になったら大変だ! ロワイヤルに勝ってほしい! 同感!てな感じ。