月別ア―カイブ: 2月 2008
黒川能 これこそ日本の美だ!
鶴岡、旧櫛引町の伝統の黒川能。はじめに脇当屋にごあいさつに行き、6時からの大地踏み、翁、式三番、、、はじめ上座にいて、午後11時ぐらいからは下座で観た。ほぼ毎年、こんなかたちで観させて頂いている。大地踏み鐘の中で姫から鬼へと変化する「鐘巻」はぶち抜いた高い天井に鐘をつるしておこなわれるもの。写真のものだが、実に圧巻だった。上野太夫の舞の厳かな足、手の運び、そしておどろおどろしい鬼に変化してからの激しさ。能舞台を入れ、多くの人をいれるためにこの日のために改造される当屋の建物、能舞台、拍子、鼓と笛の音、蝋燭、じっと見つめる観衆。この日のために用意される凍み豆腐。 そして伝統の衣を纏った役者の舞。すべてが融合し、太夫の舞う姿は実に美しく、見事だった。「鐘巻」が終わったのが明け方4時をまわったころ。外にでると結構な雪。この「美しさ」こそ我々であり文化だ。鶴岡に住んでいることの誇り。すごくいい力を頂いた。関係者の皆さんに拍手と感謝を送りたい。
朝街宣に差し入れに感謝。ぎょうざ中毒事件
今朝。八文字屋前。凍った路面での交通安全と「ぎょうざ」の安全をよびかけながら、諸問題を訴えました。缶コーヒーをもって「がんばれよ」と手渡ししてくださったおとーさん。ありがとうござました。人口減少時代の発想の転換。国、県、そして市の税金の使い方をみんなでチェックしよう。 etc.
市の2月1日号の広報と一緒に、議会だよりが挟み込まれていると思います。ぜひお読みいただいてご意見をお寄せいただければと思っています。
さて、今日から明日にかけて、旧櫛引町では伝統の黒川能がおこなわれます。そういえばこの春、黒川能、フランス公演が決定しています。先般の12月議会の討論で、「せっかくだからフランス公演の模様を市民みんなで共有できるようにケーブルテレビのスタッフを同行させてほしい」と提案しました。
いずれにしても世界に誇る芸能を育み続けてきた地域の力に拍手を送りたいと思います。
今朝もとりあげましたが、「ぎょうざ中毒」事件、大変な事態になっています。15都道府県で被害165人とのこと。どこでどうこの薬品がはいっていたのか、解明はまだですが、改めて中国産、外国産食材の実態を再考することが大事だと思っています。
この機会に、できるだけ地元の野菜や食材を使って料理をする。これは地球温暖化の事を考えてもフードマイレージが膨らまない方向性を選択する事が大事ですし、今のくらしの中での食を見直し「地産地消」を拡大する契機にしていいと思います。