月別ア―カイブ: 5月 2008
山形市のNPOサポートセンター
山形、駅裏の霞城セントラルの22Fと23Fに、市民活動サポートセンターがある。今年から指定管理者制度になり、NPO支援の中間組織としては定評のあるNPOアミルが指定管理者となって運営。若いスタッフなど、結構ばりばりやっている感じがした。
フロアの一角には、鶴岡では放置されて半年近くなる大型のプロッター(プリンターのでかいやつ)と、2色刷りのリソグラフ、簡易製本機などがあり、使い勝手が良さそうだった。
鶴岡の駅前も、ここまで豪華とはいかなくても、市民活動サポートなども考えてほしいものだ。今、産業支援センターとして7千万ぐらいで改装工事中なのだが、、、、。
新児童館をソーラー建築に。
地球温暖化が叫ばれ、特にこの山形、庄内では、特に暖房に使う熱エネルギーをどうやって賄うかは大きな課題です。そこに太陽の力を可能な限り有効に使う。それによるCo2の削減効果、また、公共建築の維持コストという面での効果はかなり大きいものがあると思います。
以前、委員会でも議論したことがあるのですが、これから建てる建築物は、必ず熱効率について計算をし、維持コストを算出する。また、Co2の削減率についてもシュミレーションする。そして、その比較による選択肢もファクターにいれる。こうした視点はとても大事だと思います。
さて、児童館に話はもどりますが、冬でも室内に太陽の光が燦々とふり注ぐような児童館というのは、子供達の笑顔に一役買ってくれそうな気もします。又、実際、酒田の太陽の家では、子供達を集めてソーラーエネルギーについてロボットを使って学習をしたりしているようですが、環境教育にも貢献してくれるのではないかとも考えます。
環境問題を軸としたG8もおこなわれる、京都議定書で定期された地球温暖化のCO2削減のアクション元年である今年、鶴岡でもこうしたソーラー建築に取り組む元年にしてはいかがでしょうか。「児童館をソーラー建築に」と、改めて私は、皆さんにご提案申し上げたいと思います。
持続可能なまちづくりを学びにスウェーデンに行ってきます。
今日はみどりの日。パル前にて演説。あとは事務作業をして過ごす。
今日、3月3日にスウェーデンからいらしたスティーグさんからメールがきました。
この写真が添付してありました。フォーラム開催の時のスナップです。
3月3日、僕はグンナルさんが説明してくれた「持続可能なエコ自治体」の構想にぐっときました。ナチュラスステップの4つのシステム条件と、バックキャスティング。そしてその根本の経済捉え方としてのマックスニーフのニーズ分析。こうしたものを自治体の計画に落とし込み、実際に運営されているというスウェーデンのエコ自治体。
僕は昨年、企業の環境CSR、自治体環境CSRのありかたとして 先進企業や自治体が取り入れているナチュラルステップについて、基礎講座、アドバンスド講座を通じて学んできました。
そして3月3日、その考え方を実際に自治体の運営に落とし込み、運営をする「エコ自治体」とよばれる自治体がスウェーデンで70自治体あるということ。そしてその動きはカナダ、アメリカ、アフリカ、イタリアなどに広がっていることを知りました。そして、この5月の末には、はじめての国際会議があるということ、そして僕は彼らに、ぜひ来てほしいと言われました。
僕は、グンナルさんの話を聞いて、実際にこのコンセプトが落とし込まれた現場をどうしても見たいという気持ちになっていました。この間、いろいろと悩みつつ調整をしてきましたが、行って現場から学んでくる事にしました。
5月16日、日本を旅立ち、持続可能なスウェーデン協会がおこなうツアー、また、ナチュラルステップジャパンが行うツアーに参加、北部、南部の視察。そして5月26から29日まで、第一回のエコ自治体会議に参加します。
だいぶ資金繰りが大変で、ホームステイとかなんとか、貧乏ひまなし視察になりそうですが。、、。
明快な判断基準をもって、環境問題の解決、持続可能な社会づくりに取り組んでいるスウェーデン。そして環境への先駆的な取り組みから、新しい経済を生み出しているともいわれています。グンナルさんの講演の中で最も感じたのは、まず、魂のはいった政策を展開していること。それを実現する民主主義のプロセスがあるのではないかということです。
その現場をしっかと観て今後の鶴岡のまちづくりに活かしたいと思っております。
取材はVTRを徹底的に使って行って参りたいと思います。
よろしくお願いします。
大山下池グリーンカヌー。
連休のオススメ
鶴岡。GW期間中の見所のオススメをまず二つ。アートフォーラムで今、開催されている「もしもの森」
http://www.t-artforum.net/
これは実におもしろい! いった時も子供達がきゃいきゃい遊んでいた。不思議、おもしろさ、うわー というのが共存するなかなかの空間になっている。おすすめです。みんなでいきましょう。
それとアートフォーラムに行ったらちょっとだけ足をのばして致道博物館の有元利夫 さんの展覧会にいきましょう・http://www7.ocn.ne.jp/~chido/
有元さんが作曲したバロック調の音楽をBGMに観ていると、次々と絵が動き出すように感じられ、完全に別世界にもっていかれる感じになりました。博物館でも今年一番の企画展ということですので皆さん、お見逃しなく。
ここに展示されている奥様の有本容子さんの月山を描いた「雪解け」も、とても印象的です。
昨年の事故現場。
朝、つじ立ち街頭演説。途中、ひさびさに演説場所のご近所の方がでていらして、「声が小さい。マイクが故障しているんじゃあないか」と注意をうけた。うむ。そういえば高音だけキンキンしていてドス(まあ低音のこと)がきかない。でもひさびさにその方にお会いできた。「みんな周辺のひとたちはあんたが来るのを楽しみにしている。でっかい声で鳴らしてくれ。一人じゃないぞ。がんばれよ」との声。実に励みになった。こんな一声はパワー倍増する。ありがたい。
さて、写真は、その後、ちと向かった場所。昨日に引き続き道路の問題について述べたい。この現場は昨年、日本一周の自転車の旅を続けていた青年が、左側の歩道から右側の歩道へわたろうとして、ダンプにはねられて即死した現場。
この方向で自転車で歩道を走っていくと、いきなり歩道が切れる。そして路肩に何もない。だから安全を考えて右側に移ったのだろう。そこにダンプが来た。ということだ。
幹線道路の国道7号線でも。相当な金額が使われて道路をつくっているけれど、自転車で旅をしている人たちにとっては、このザマなのだ。
しかもこの道路、人が一人なくなっていても、未だにこのありさまだ。
この道路。国道ですよ。このままでいいのでしょうかね。しっかりと自転車の道も確保することではないでしょうか。高速道路だけが道じゃないと思います。
暫定税率 復活
昨晩、第一ホテル鶴岡で産業建設常任委員会とその説明員となる市役所幹部職員の皆さんとの歓送迎会がおこなわれました。その会場に行く道が、どーっと1列渋滞で、ほとんど身動きができない状態になっておりました。事故でもあったのかと思いきやその先にはガソリンスタンド。僕も会が終わってから駆け込み(!)ガソリンをいれました。僕の車だとランプ点滅から満タンにすると60リットルを超えます。125円だと7500円、これで30円違うとなると9300円。1800円違うということになるんですよね。うーむ。
この暫定税率の議論ですが、僕としては、もう、人口が減っていく時代に、そして1000兆円も超える赤字を垂れ流しておいて、さらに田中角栄の日本列島改造論の、土建国家のまま、突き進んでいいのかと思うのです。
それと、高速道路がくれば、本当に地域が潤うのかということも、慎重に考えないといけない。実際問題、月山道の高速ができて、鶴岡の観光客数がのびているかというとそうでもない。逆に泊まり客数が減っている分マイナスになっていたというデータも以前みせてもらいました。
それから、今回の議論の中で道路特定といいながら、道路に使われていないというものも次々に発覚したりしました。マッサージ機やタクシー代とか、、、、とにかく巨額を温存しているおかげで、無駄なところにいっている。また、政治資金に還流されている・そんなこともあるのだと思います。まだまだ膿んでいるところがたくさんあるように思えます。
その構造をくずされたくないがための暫定税率の復活。
道路を造っていれば幸せはやってくるのか。医療や福祉が削減されている一方で、道路だけ温存すればいいのか。疑問をもちます。
これまで、高速道路も、こっちで手をあげないと手をあげて賛同署名が集まっているところにもっていかれる などとあおられて、署名活動が進んでいたりしていなかったでしょうか。「裏日本の基盤整備が遅れているのだ」といわれたりして。
道路事業をすべて否定するわけでもないし、必要なものは必要なのだけれど、僕らはもっと考えて、税金をつかうべきではないでしょうか。
これから人口減少社会になって、今度は道路や橋梁、トンネルの維持費用に金がかかるようになります。
このメンテナンス費用もしっかり考えに入れた中で新規の事業計画が進んでいるのか。僕は甚だ疑問です。
それから、道路についていえば、高速道路はつかれなくて便利なのだけれど、財布に厳しいのと、それに、風景を楽しんだりすることは二の次になりますね。
シーニックバイウエイということを検討して導入がはじまっているとも聞いていますが、まさにこの移動するときにみられる風景を楽しむ。そんな道路があっていいのだということだと思います。これはあまり立派な高速ではなくて、整備してもバイパスぐらいの道路でいいのだと思います。
さて、この地域の○○ならどんな道路がいいのか。みんなで納得づめで創られるようになるといいですね。道路も。
でも、この暫定税率が復活して、政治は全国総合計画でひっぱった線を踏襲するかのような勢いに又戻ってしまうのではないでしょうか・
列島改造論で拍手喝采の時代はとうに過ぎているように思えます。
これからは真に「持続可能なまち」づくりに貢献するのかどうかをみんなで一生懸命考えて、まずは、人口減少、大借金をつきつけられているのだという認識をして、まさに発想の転換をして、道路整備のあり方を考える必要があると思います
今日はメーデー・デモ隊に役所前街頭つじ立ちで応えました。
おかしなことはおかしい!とはっきりいうことが大事だ!
さて、鶴岡最高の季節。皆様 いい一日にしましょう。