月別ア―カイブ: 11月 2008
京都。川の全国シンポジウム。
川の全国シンポジウム。民主党から前原誠司氏、共産党、穀田氏、新党日本、田中康夫氏がかけつけ、両党で、ダム政策をどうするか。しっかりとお話いただいた。
最後、以下の京都宣言が発表され、会を閉じた。2日間。淀川の文化、と流域市民の躍動を感じたシンポジウムだった。多くの示唆をえることができたし、滋賀県の嘉田知事の講演に、治水策の −−−−京都宣言−−−−
京都宣言
淀川は川ではなく水路になっています
琵琶湖はもはや死に瀕しています
淀川と琵琶湖の生命(いのち)が危ういのです
川に育まれる生き物たちの生命(いのち)が危ういのです
私たちの生命が危ういのです
この状況は、全国の川や湖でも同じです
このような川と湖を子や孫に引き継ぐことはできません
これまでの「川づくり」を根本的に変えなければなりません
もう行政にだけ任せてはいけません
任せてきた結果が現状なのですから
私たちは
川や湖を傷めつけてきた責任を痛感し
一人一人が考え方や生き方を変えることによって
川と湖の再生に取り組みます
2008年11月3日
川の全国シンポジウム−淀川からの発信−
川の全国シンポジウム 京都にて
京都 僕のプレゼンテーションも無事終了 淀川は希望 この潮流を山形、東北へも
写真は嘉田知事のプレゼン。実に学び多き治水策。治水必要度にランキングを18項目でつけていく手法は、まさに滋賀県の嘉田モデル。「治水策」は本当に新しい局面を迎えている。こうしたトップの元では、まさに新しい文化を職員がつくることができるのだと実感した。
川の全国シンポジウムに参加
湯殿山閉山式
最上小国川
2008.10.31 pm 3時40分。草島事務局長 山形県最上総合支庁を訪問。支庁長 正木徹氏、建設部長 高橋健一氏 最上小国川ダム建設室長 亀井浩之氏にお会いし、ちらしを手渡し、11月9日のシンポジウムへの参加依頼をおこなった。亀井裕之氏が「誰かいかせる、私はいかない」などと対応したため、「あなたに来ていただきたいため直々に来たのです」と告げ、参加を依頼する。元淀川水系流域委員会、元京大防災研究所長を歴任した、現在も治水論でトップを走っている京都大学名誉教授の今本先生がいらっしゃるのである。特に県の河川砂防課の担当幹部、職員は全員参加していただきたいものである。