月別ア―カイブ: 2月 2009
あつみ温泉 の魅力。
僕が勝手に思いつくあつみ温泉の魅力だが、まずは、いい温泉。そしてこの清流。(暗くて見えませんが)昔泊まったときには、この界隈でルアー、フライで釣りをやった覚えがある。囲まれている山々もいい。中越地震で中越元気村に通っていた際は戻りに必ずここの温泉(公衆浴場)に立ち寄って、随分助けられた。朝市もがんばっているし、春の山菜から、焼き畑でつくる100%オーガニックな温海カブなど地場の野菜や、庄内では最も早く出回る数多くの山菜、鼠ヶ関港からあがってくる魚介類も最高だ。旅館の品質も一流。そこに旧温海町時代から「お客さんたちが回遊できるまち」を目指して歩道整備やなかなか異色といえる「足湯カフェ ちっともっしぇ」などをつくってきた。結構よく考えた足湯カフェ。並んでいる商品もなかなかオモシロイ。それに美味しい水を汲めるわき水ポイントと、そのとなりに美味しいそば屋さんもある。
周辺の自然資源なども申し分ない。この地域を、10年後も100年後も生き生きとした温泉街としてやっていくために何が必要か。どうしたらいいのか。
コメントはちと舌足らずで良く伝わらなかったかもしれないが、別府のオンパクhttps://www.onpaku.jp/com/
の取り組みなどは一つの参考になるのではないかと思う。
僕らはもっと危機感をもって、こうした問題にとりくまなければならない。湯野浜も、湯田川も、そして鶴岡全体を考えてもそうだ。
「ありもの探し」を全てにおいて、深めよう。そして新しいチャレンジをやっていこう。
温海温泉 徹底討論の場に見る希望
午前9時半から河川アダプトの会があり、出席。活動報告の後、意見交換。発表の中で子供達の手作りの絵などを使って「ごみ捨てないで」などの看板はなかなかいいアイデア。湯野浜海水浴場などにもいいと思った。さて、その会合の際、「温海温泉で徹底討論ー堀先生を囲んで」の情報キャッチ。途中、環境部リサイクル課にてうちのプラゴミが中国には行っていないことを確認(良かった)。
その後、あつみ温泉。徹底討論をやっているという某旅館へ。堀先生の率直な指摘、なんとか魅力をつくりだしたいと真剣に議論する皆さんの姿。「目標は何だ。日本一の温泉街にすること。うむ。ならばそうなるための魅力をつくる事。」といった堀先生の明快なファシリテートによって、率直な意見が次々と述べられていた。こうした中でのきづきやつぶやきが様々なプロジェクトの種だ。その種が芽を出せるようなシステムをいかにつくっていくか。そのシステムづくりのところにもっと行政や政治は力を注がなければならないと思った。
まちや温泉街の魅力は、先ずは「いきいき感」なのだと僕は感じている。常にそこにいる人達が、当事者として考え続けていること。停滞せず、チャレンジをし改善をし続けていればまずはそこに通じる。今回の場にはまずそうした姿勢の源を感じた。川沿いの歩道整備をいかに未来に活かし、持続可能な温泉街をつくっていくか。僕も考え続けていきたい。画期的な企画に拍手だ。同行した妻も感激していた。「温海にまた来たい!」と。
鶴岡駅前 鶴岡の市民力
駅前。キャンドルナイト。駅前商店街の方々が小学生とくんで一つ一つのキャンドルランタンを造っておこなったイベント。ずっと閑散としていた駅前広場がこの日の数時間だけは夢の空間になりました。1月はじめから、他の事にほとんど手つかずでとにかくこの日のために準備をしてきたという実行委員長の後藤さん。一つ一つのユニットを見ると、風対策など、プラスチックコップをひとつひとつビスで止めてあり、なお、できるだけ美しく見せる工夫がこらしてあり、実に緻密。感動的でした。大変おつかれさまでした。この日は結構な風だったにもかかわらず、とてもいい感じでろうそくの灯が灯り、なかなか圧巻。拍手。駅前広場、こうしたイベントが次々と繰り広げられるような仕組みがくめたらいいですね。
鶴岡の手業。
松が岡でおこなわれている「手業展」に。この鶴岡シルク100%のスカーフだが、一枚なのに、表と裏が違う柄になっている。こんな技術は鶴岡ならではなのだと捺染の方にうかがった。ふむふむ。これは素晴らしい。大手デザイナーズブランドなどのスカーフなどもここの技術でつくられている。
他、黒柿細工の箪笥、杉やケヤキをつかった手作りの家具。また、庄内刺し子などなど、実にいい。
こうした、ゆったりと丁寧に育まれる鶴岡ならではの手業。この継承も実に大切だ。神代欅のペン立て購入。実にいい。29日までやっている。ぜひ見られたし。
派遣切り対策。
議員年金関連の議員学習会。また、午後いっぱい役所内、福祉関連、生活保護関連などなど役所内で調査。昨日の追加で、派遣切り対策として、市役所の臨時職員として13名の雇用を発表した。なんとかしようという姿勢は一応は評価する。
鶴岡の緊急雇用対策- ごみのリサイクル
鶴岡の緊急雇用対策。窓口は年明けにつくられた。そしてその後のとりくみは?ということで聴きに行った。相談件数は、1月中で20名。2月にはいってから5人と聞いた。そして、先日報道もされたが、パソコン講習。これは実に好評のようで、入門編で45名の応募があり、中級編で32名の応募があるとのこと。現在失業されている方のみに限って募集しているのだが、このニーズが高いとのこと。これはなかなかナイスな発想だった。しかしながら、一度に講習が受けれるのは20名とのことなので、何回かに分けてやらなくてはならないようだ。2月23日が第一回目なのだと聞いた。
こんなことなら、ネットワークコミセンがそのままあったらば、いい自習室になったのではないかとも思えてくる。基本的に、まだまだITやパソコンの講習などについて、公的な支援をうちきるのは早すぎたと以前指摘してきたが、こうした雇用の支援策としてのスキルアップの方策としてもまだまだ使えるのだと言うことを実感した。 マリカの使い方ももう一回、考えた方がいいかもしれない。
また、本日のクローズアップ現代で指摘されていたリサイクルごみの破たんの特集。この金融危機で市場にまかせて中国に送ればいい式にしていたペットボトルなどの資源ゴミが中国サイドでうけいれができなくなっているとのこと。山盛りのペットボトルを前に途方にくれる自治体の姿が映し出されていてぎょっとした。うちは大丈夫なのか。また調査しよう。
1年間を通じて可能な限り通い続けてきた山形大学の「農学の夕べ」が本日、「しな織り」の講義で終了。地域資源の掘り起こし、そして有効活用などを考えるには実に多様で有意義な講義の数々だった。無料で毎回1時間半、実に熱のこもった講義の数々で随分勉強になった。また来年も続けてほしいし、市民とのコラボレーションで新たなプロジェクトが生まれたらいい。山形大学農学部の皆さんに感謝します。今後ともよろしく。
天下り 公益法人 派遣労働法制。
朝、八文字屋前。
ほぼ一日、原稿書きや資料整理をしつつ国会中継を見ていた。
前原さんの、天下り先になっている4600の公益法人を無くしましょう。という件に賛同。いかにここに税金が流れているか。一連の質疑の中で年間2500人もの天下りがあるということ。質問は鋭いのだが、麻生総理の答弁がずっとはぐらかしが続いたのには閉口した。基本的に「天下り」などという制度は日本特有のものだ。そして公益法人の現状というものも実際にその中にいる方から伺ったこともある。天下った役人たちは、机についているか、どこか海外出張にいっているかで、ほとんど仕事らしい仕事をしないのだそうだ。そうやってワタリで退職金を何度かもらって3億円とかという。以前から指摘され続けてきたが、ようやくにして大体の全貌が明らか になってきている。
結局今の政権のままでは、このしがらみは絶てないのだ。
道路特定財源の一般財源化について、地方交付税として1兆円を配分すると発言しながら、使途を公共事業に限定した地域活力基盤創造交付金9400億円となっている点もやはり納得いかない点だと思う。
馬淵議員は、昨年の11月に出された将来交通需要推計では、5年前の前回の推計よりも、2030年度で13.1%も交通量が減っていること、この推計を基に計算すれば、20年度予算で執行されている事業数768のうち56路線で費用対便益が1を切る恐れがあり、その予算総額は1012億円にも上ることを指摘されていた。こうした計画を認めているから、「本当に必要な道路かどうか分からない道路を造り続けることになる。利権の元凶だ」と指摘していた。
年金問題もひどいものだ。厚労大臣は「やっている、やっている」と言っていても、不払いが発覚しても実際に給付されるのは9ヶ月後のものもあるとの事。長妻さんが指摘されたように、人的パワーがなくてそんな時間がかかっているのだったら、更に予算投入して早期解決しなくてはならないのは当然だ。「申請主義」になっていて、3000件のサンプルを求められても意に介せずの姿勢も、おかしいと感じた。 定額給付金のばらまきやるんだったら早々に年金をやるべきだ。という意見に賛同す。
自然エネルギー政策が進まないことについて、菅さんの質問に対して環境相が、「ドイツと差がつけられてしまったのは、電力の固定価格買い取り制度を実施したかどうかにある」と答弁、それはそのとおり。わかっているのなら、日本でもやるべきだ。
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共産の志位さんからの現場からの訴えは迫力があった。三年の期間制限を超えた派遣労働者への直接雇用の申し出の義務を定めた労働者派遣法の大原則を確認し、いすゞやマツダ、パナソニックなどがさまざまな違法行為で“期間制限逃れ”を行い「派遣切り」をしている実態を突きつけ、「とっくに直接雇用、正社員になっているべき労働者から『派遣切り』で職も住居も奪う。あまりに理不尽だと思わないのか」と正していた。実際に12時間労働など、過酷な労働を強いられ、なおかつ派遣で身分の保障もされない実態という事が指摘し、総理も「それは異常だ」といっていたわけであるが、今後、やはり労働のあり方の根本を問う本質的な議論のために、大企業の参考人招致などを実現させ、なんとしても希望のもてる制度をつくっていくことが大切なのだと感じた。あらためて派遣労働の実態を考えた。庄内の実態はどうなのだろう。
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国会審議と同時に、パナソニック15000人削減のニュース。
雇用の問題。今後の経済の問題は実に深刻だ。
いずれにしても、まず日本社会に希望をつくるには「変える」ということだ。政権交代をし、しがらみを絶ち、うみを出し切らなければ、まともな社会にむけた構築はできないのだ。