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月別ア―カイブ: 4月 2009

11年目のアースデイクリーンアップ開催!4月26日(日)


4月26日(日)に、アースデイのビーチクリーンアップを開催します。

1998年の4月22日をはじめに、湯野浜海水浴場でやりはじめて11年目。FM局のみなさんと連動して150名の時もあったし(これは夏でしたが)、3人のときもある。ずっと調査型、自由参加型のクリーンアップを続けています。
4月26日(日)午前9時、湯野浜海水浴場 北側の駐車場集合です。(ウインドブレーカー、軍手などをご持参ください。飲み物など用意しています。)

本日、こんなニュースがウェブ共同通信に流れていました。こんな、海洋生物が増えているのです。
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レジ袋飲む海亀急増 最大のオサガメ40%から
 絶滅が心配されているオサガメ。回遊ルートを調べるための発信機が背中に付いている=コスタリカ(共同) [ 写真拡大 ]

 現存する最大の海亀で絶滅の恐れが極めて高いとされるオサガメの腹からレジ袋などプラスチック製品が見つかる割合が60年代後半以降、急増している。カナダ・トロント大グループなどの調査で20日分かった。世界各地に死骸で打ち上げられるオサガメの約40%からプラスチック製品が確認された。消化管に詰まり直接死因と疑われる例も。クラゲが主食のオサガメは海面に漂う袋を餌と誤認し飲み込むらしい。

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月山。赤川から。




千葉からのご質問、ありがとうございます。これは羽黒橋から撮ったものです。携帯写真なのでちといまいちですけれど。とてもいい撮影ポイントです。この下あたりから、カヌートレッキングをしています。最近、ちょっとご無沙汰しておりますが。天気がいいと月山を背にして、鳥海山を望みながら、なかなかいい流れを下ることができます。日曜日、鶴岡公演は桜吹雪、そして、内川の船下りも天気と桜のタイミングも絶妙で良かったですね。自転車で散策と街頭演説の一日。

葉っぱのクロロフィルちゃんたちに遭遇



3年程前から、某保育園で熱心に取り組まれている、スウェーデンの環境教育プログラムの「森のムッレ教室」に参加させていただいています。これは子供たち、特に5歳児向けの野外保育プログラム。なんとそのプログラムでは「葉っぱのクロロフィルちゃん」というのを教えるのです。5歳児向けに。僕はそのときとても驚き、そして感動しました。
自然界で太陽の光エネルギーを化学エネルギーに変えうる装置は、植物のあの「緑」、中でも葉緑素クロロフィル。これがないとできないんですね。だから、緑、森が大事なんです。と教えるのです。森のムッレ、湖のラクセなど、自然界にいる妖精とともにエコロジーを学んでいく。物質循環の要になるのが、このクロロフィルちゃんなんですが、松が岡、クラフト展でこのキャラクターに遭遇。思わず、「おお、クロロフィルちゃん」と呼びかけてしまいました。ちょっと皆さんに紹介しておきます。

松ヶ丘。クラフトフェア 大にぎわい



庄内は桜満開! 松ヶ丘開墾場 クラフトフェア。満開の桜の下、歴史ある開墾場に全国から来る作家の方々の陶器、木工、竹細工、漆細工が並ぶ。スゴく楽しい、いいエネルギーに包まれたイベント。大盛況ゆえにシャトルバス30分待ちは少々閉口したが、そのかいは十分あった。  絶対おすすめ。夜、内川沿いの第二公園。桜小まつりも最高 の桜とマッチしていて実にいい雰囲気。明日は船下りがおこなわれるとのこと。どちらにも共通しているのはクリエイティブでボランタリーなエネルギーが流れている事。みなさん、行ってみましょう!
  さて、今日は夕方に鶴岡公園前で乾電池スピーカー演説。うれしかったのは、学生服の中高生が「定額給付金っておかしいですよね」と寄ってきてくれたこと。そのとおり。2兆円配る手数料に800億円を超える税金を使うような仕組みは、(鶴岡だと20億円配るのに6800万円かかる)子供たちだっておかしいと気がついているのだということだ。こんなひとときには、実に希望をいただく。「おかしいことはおかしい」と言う。そして市民社会から相当ズレてしまった政治を正す。それを今こそやらないといけないと強く感じた。





鶴乃湯   おくりびと の風景。




公園の桜を横目に自転車で鶴乃湯へ。なんともいえないタイムスリップ感。地下水を蒔で焚くお湯は、肌がつるつるになり、ぽかぽかが長持ちする。番台に座るおかみさんの庄内弁がなんともいい。行くときまって女湯の脱衣所で地元のお母さんたちが、あれこれ井戸端会議している声がする。そんな雰囲気も僕は大好きだ。なんでも最近、台湾とか、韓国からのお客さんが来ているのだとうかがった。
 最近、こんな絵はがきを「おくりびと」の題字を書かれた平野さんがお描きになり、作成したのだとの事。200円。
鶴乃湯の番台でお買い求めになれます。記念グッズはそのうちタオルもできるとのこと。
「おくりびと」ブームで「ちらっと写真をとらせて」とのお客さんも多いと聞いてますが、ぜひ、みなさん、お越しになったら、ちょっとでもぜひ入ってってください。ホント、お湯がなんともいいのです。

山形大学の在来作物の高度化利用。



山形新聞より。
在来作物を医薬品に高度化利用 山形大・3チーム編成、特性評価
2009年04月16日 21:22
在来作物の高度利用に向けた事業を行う研究チームの初会合

 山形大が文部科学省に申請した「地域在来作物の高度化利用研究」が、2009年度の特別教育研究経費研究推進事業に採択された。県内には百数十の在来作物があるが、絶滅の危機にひんしているものが多い。一方で健康機能性を備えている種類は多く、特性評価を行い、医薬品や機能食品として高度利用を図るのが狙いだ。農学部主体の研究チームが16日、鶴岡市の同学部で初会合を開いた。

 事業の代表者は、だだちゃ豆研究の第一人者である阿部利徳教授。農学部教員ら13人に、県農業総合研究センターや県工業技術センター庄内試験場などの研究者を加えた計16人が参加する。3カ年継続を予定し、初年度は3300万円の予算が付いた。

 事業は▽特性評価(代表・阿部教授)▽機能性解析(同・五十嵐喜治教授)▽成分取得(同・三橋渉教授)−の3チーム編成で取り組む。特性評価は初年度、だだちゃ豆と温海カブなど数種類に絞って実施。機能性解析ではGABAやポリフェノールなど明らかになっているものに加えて、新規の機能性成分、物質の探索を行う。効率的な成分取得法を開発し、保健機能食品、医薬品への応用展開を図る。

 初会合では、阿部教授が「研究成果を公表して地域に還元し、地元の農業活性化、産業創出につなげよう」とあいさつ。事業の年度計画、チームごとの取り組み内容について協議した。研究成果についてはシンポジウムなどを通して公開し、高度化利用や産地化の道筋を付けることにしている。

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慶応バイオ研究への毎年3億、4億の補助金問題を議論する中で、今般も指摘したのは山形大学の研究は地元の資源に密着し、資源の掘り起こしや高付加価値化に貢献している。そうした研究には、委託研究などとしての「補助金」が考えうるのだということだ。慶応3億に対して、この在来作物研究関連には、今年度、市からの支援は50万円のみである。「これでは、膨大な資料整理に追われる中、事務作業をおこなう一人として雇えない支援でしかない。」と僕は指摘した。
   以前、僕は、公共政策系の大御所的某教授に、慶応先端研への毎年3億の補助金投入について、率直にどう思うかとうかがったことがある。「委託研究でもないのに、こんな補助金、非常識な話だ」と一言返ってきた。 それは僕の視座の一つになっている。

研究費としての補助金投入がおこなわれるならば、地元の資源に密着し、研究を続けている、地に足がついた研究にこそ、市税は投入されるべきだと考える。市民の皆さんはどうお考えになるだろうか。




   


湯田川の温泉で芽だし。鶴岡の風物詩で、実はエコ。



湯田川温泉。この時期、温泉のお湯で、これから育苗をするための稲の芽出しがおこなわれています。
今日、行ってきました。庄内一円、立谷沢、酒田方面、また、新潟の山北町あたりからも苗づくりのための米が運ばれてきているようでした。袋詰めの米は12時間ほどお湯につけ、そして、お湯の上にかざした、すのこ上の木の上で12時間。あわせて1日かけて作業をおこなうのだそうです。
   このお湯を重油なんかであたためてつくったら相当のエネルギーが必要なのでしょうけれども、ここは温泉のお湯を使っているわけですから、co2排出はゼロですね。実にいい自然エネルギー利用だと思います。
  山形県内3番目に古い、湯田川温泉のお湯は源泉も42度ぐらいで、温泉の質は最高。疲労困憊でもこの正面湯に入ったら復活できます。僕のお気に入りでもあります。このお湯で浸された米なら、きっといい稲に育つんでは。とも思えてきます。
    梅林公園では水仙が見事でありました。藤沢周平ゆかりの湯田川温泉。温泉熱を使った稲の芽だし作業。米作りのはじまりでもありますね。ご苦労様です。
さて、昨日、本日とあわせて朝辻立ち。ひさびさに山大の大学院生のN君が駆け寄ってきてくれてうれしかった。ありがとう。

  

議会報告 「パドル」修正。雇用目標は100名→1000名の誤りです。


草島進一の議会報告「パドル」。
鶴岡タイムスに折り込みさせていただいております。
とても重要な、肝心の数値に誤植がありましたのでお知らせします。

草島進一議会報告

●冒頭の先端研の問題について


慶応先端研にまたも3億円の予算
計上。富塚市政肝いりの都市戦略と
して毎年3億円超9年間40 億円以上
の市税投入の成果として、市は国に
対して地域再生計画にバイオ産業で
「計40 事業者が創業し100人の雇用
を生み出す」という目標を示してい
ました。

(→ここが、100ではなくて、 1000です。)

、市は市民に対して、立地
企業数も雇用人数も税収も今後の見
通しも一切示さず、「世界レベルの研
究所の所在、活動そのものがすでに
意味がある」「若者の交流定着を促進
し、本市の価値を高める重要な投資。」
とあいまいな答弁をしてきました。
9年目というのに明確な成果も表
さぬ答弁に私は、「年3億ずつの“自
治” の放棄をしてきたのではないか。
合併後、全部署でずっと5%予算削
減の中、この40 億円の投入が、市民
へのサービスや市民のチャレンジを
阻害し元気を失わせているのでは?
 と問いました。市長は「見解 の相違」と答えました。

●要するに、バイオクラスター集積の目標として掲げられていた雇用目標が正確には1000名だったのですが、100名と誤植があったということです。

実際、市は国に対して、地域再生計画で以下のように示していました。

、詳細に言えば産学共同研究・インキュベーション施設においては、30室の研究試験ラボラトリーを設け15事業所約120人の研究者、技術者によりバイオに関する研究開発が行われ、バイオサイエンスパークでは、約16.9haの敷地に研究所5機関、バイオ関連企業20社、関連支援業務企業10社、その他生活関連企業5社の計40事業者が創業し約1000名の新規雇用を創出するものと見込んでおります。

その1000名の新規雇用と記述するつもりが、校正段階で0が一個 抜け落ちてしまいました。

100名の雇用は、1000名の雇用 の誤りです。お手元の「草島進一議会報告」“パドル” どうぞ修正してください。

いずれにしても、その目標に対する原段階の成果は見られません。

たとえば、メディカル バイオクラスター集積をおこなっている神戸市では、積極的な企業誘致を進めており、二〇〇一年から二〇〇六年七月までの中核施設を中心とした進出企業は八九社(うち外資
系一二社)、雇用者数は約一七〇〇人に上る。などと明確に成果が示されています。


3月議会の反対討論でも

今般、平成16年度から平成20年度を計画年度とした、地域再生計画に掲げていた1000人の雇用の目標に対し、実績をうかがいましたが、全く応えずじまいで、更に、1000人の目標の達成がいつなのかも、全く応えがありませんでした。

バイオクラスターを都市戦略にもつ都市では必ず産業クラスターの指数として何社企業、雇用数、売り上げ高があり成果が発表されております。
なぜこうした基本的な実績さえしめされないのでしょうか。

150人の研究者がこの研究所で研究をしているというが、市と県の公費でまるで第二の公務員のような人件費があてがわれている研究者100名と、実質的に企業の中にいる約40名は、区別して実績の報告がなされるべきでありますし、いずれにしても事業開始から9年たっても明確に実績が示されない現状は理解できないのであります。

と述べております。





当局は「その計画はあくまで地域再生計画の補助金獲得のために作成した数値だ」などと議会で示す始末です。






補正予算審議 パドル 09.3.31号。


皆様のお手元に配布されている「鶴岡タイムス」4月15日号に、草島進一 議会報告「パドル」が折り込まれています。最近の議会審議、委員会審議の総括的なものになっております。今回はちょっとデザインを変えてみました。少しでも政治に興味をもっていただきたい。そして多くの方に見出しだけでも読んでいただいて、今、鶴岡市政で起きている問題をお伝えしたい。一緒に市政を考えるきっかけにできれば。そんな思いでつくってみたものです。ぜひ、ご一読ください。そして、ご意見、ご質問など、お寄せいただければ幸いです。


 さて、本日は、政府が打ち出した緊急雇用対策を含む補正予算などの臨時議会でした。
雇用対策としては、市独自の農業、水産業の支援が打ち出されていてこれはいいと思いました。しかしながら、県を通じて予算措置がおこなわれる「ふるさと雇用再生特別交付金」「緊急雇用創出事業」については、ちょっと気になる事があり、質問をしました。「アグリバイオ事業」で480万円という雇用「メタボローム解析技術を活用した地域農産物の高付加価値化業務」などとうらわれている事業。 「メタボローム解析と 農産物の高付加価値化」の間にはまだ相当ギャップがあり、「事業」などとしていいのか。ということです。 当局の答弁は、何の説明にもなっていませんでした。この案件のみ反対を申し上げました。詳しいやりとりはまたこのブログでお伝えします。