持続可能な鶴岡ブログ

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月別ア―カイブ: 7月 2010

即身成仏といったら、、、



「祖父は三十数年前に即身成仏するということで、部屋に閉じこもっていた」と同居する孫の女性(53)は同署に対し、説明。同署は28日、加藤さんとみられる一部ミイラ化した白骨遺体を発見、最終的な身元確認を急いでいる。
加藤さんには現在も妻の遺族年金計約1千万円が支給されており、同署は詐欺などの疑いで捜査している。

ーーー部屋に閉じこもって即身成仏とは、、、即身仏のメッカ、湯殿山が在る地域に住む私たち庄内人としては、どうにも解せない感じがする。湯殿山で1,000日修行をした後、湯殿山 仙人岳界隈に土中入場した即身仏が庄内には6体も現存し、当時は相当数の即身成仏を遂げるための土中入場がおこなわれていたと聞く。
どんな信念で1000日(3年強ですぞ!)の行を行い、その後、五穀絶ち、十穀絶ちをし、絶食、最後には漆を飲んで土中入場したとのこと。どれほどの思いや願い、「成し遂げるための」意志とエネルギーがはたらいていたか。
  今回の事件で、即身成仏って何?と思った方々は、ぜひ湯殿山でそれを成し遂げた即身仏の文化に触れて頂きたいと思うのだ。この10年間、毎年のようにこの地を訪れていらっしゃる鎌田東二先生(京都大学こころの未来研究センター教授)は、芭蕉の「奥の細道」の奥を、現世と神界との境目のような場所。すなわちこの湯殿山のことではないか。といらっしゃる度にお話されていた。
  底知れない奥のある世界、湯殿山。やはり、私たち庄内人の宝物であり精神文化の拠点。ーー今年も8月15日の例大祭が迫ってきた。毎年恒例。私は、8月13日、午後7時からの柴燈祭に参加するために月山頂上に登る予定。。14日午前7時からの月山例大祭、15日11時からの湯殿山例大祭。
皆さん、柴燈祭は月山頂上でおこなわれる、とても幻想的なご神事。ご一緒しませんか



改めて、鶴岡の水問題を問う。その1、2007年の論文より。


暑い日が続きますね。こんな暑い日になると、蛇口からひんやり、おいしい水がでてきていた一昔前の水道を僕は思い出します。日曜日のパル、一昨日、昨日と街頭で、改めて水問題のお話をさせていただきました。私の政治に関わる大きな原点の一つであり、これこそ、これまでの政治が引き起こしてしまった、鶴岡の大問題だと考えています。
改めて、鶴岡の水問題ですが、まずは全体象を把握していただくために、長年、ダムと広域水道問題に取り組み、「水道がつぶれかかっている」築地書館 などの著者であるジャーナリスト保屋野初子さんと2,007年に、共著で発表した書籍に載った文章を掲載しておきたいと思います。
  この状況は、この時より3年を経過し、更に深刻さを増しているといっていいと思います。これは、八ッ場ダムの問題でも指摘されている「利水」面の問題です。鶴岡の水道問題を考える上での基本的な問題として、改めて共有したいと思います。

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ダムの化身、「広域水道」に呑み込まれた
山形県鶴岡市水道のいきさつとゆくえ
草島進一(鶴岡市議会議員)
保屋野初子(環境ジャーナリスト)

鶴岡市の水道事情・2007年

鶴岡市内の生協店舗や大手スーパーのほとんどに専用のボトルで水を購入できる水自販機が置いてある。混んでいる時は、空のボトルを2つ、3つ抱えた主婦が、自販機に列をなしている。一方、旧市街にある小料理屋の女将さんは、「毎日6缶の水を地下水の自販機から買って運んで来るのよ」と訴える。こちらの自販機とは、鶴岡市水道の水源が地下水からダム水に切り替わった翌年の2002年4月、市がそれまでくみ上げていた水源井戸の近くに「井戸水販売所」をつくり、10リットル100円で売り始めたものだ。女将は「鶴岡本来の食の美味しさを保つには、今の水道水では絶対にダメ。だから毎日通って水をもってくるしかない」と話す。
 
2001年10月1日は鶴岡市民にとって忘れることができない日だ。その日から、水をめぐる鶴岡市民の生活は一変した。朝日村に完成したばかりの月山ダムの水を受け入れた最初の冬、市民のほとんどがまず「氷のように冷たい水道水」に悩まされた。「風呂を沸かすのに倍ぐらい時間がかかるようになった」「朝、冷たくて顔も洗えない」といった声があちこちから届いた。実際に蛇口の水の水温を計ると2℃、3℃。地下水源だったときは年間ほぼ13℃で一定。冬はぬくく、夏はひんやり。その水とはまったく別物の水道に変わってしまったことを市民は実感した。
同時に市民は、水道料金の大幅値上げにも遭遇していた。地下水源の水道時代は、月20立方メートルで2037円。それが1998年の前倒し30パーセント値上げで2457円に、そして広域水道受水時の2001年に3439円となり、さらに2004年に3727円となった。5年間で約2倍(1.83倍)に水道料金がはね上がったのである。

月山ダム計画と庄内南部の広域水道
庄内南部に月山ダム建設の動きが高まったのは、かれこれ40年前の1967年のこと。もともと治水目的のダムに、鶴岡市はじめ周辺町村の水道用水も貯める多目的ダム計画としてはっきりしたのは1977年だった。異例なことに、厚生省環境衛生局みずからが「山形県庄内地区広域水道計画調査」を行っている。これはちょうど水道法が改正され国の「広域水道」政策が制度化された誕生時期であり、庄内南部だけでなく山形県全体がそのモデルにされたものと推定できる。
この「調査計画」によって、現在の鶴岡市民を苦しませる水道問題を招くこととなった数字が固定化された。ダムからの「取水11万8000トン」「一日最大給水量10万9700トン」という計画値である。1市6町1村のダムからの給水対象のうち最大の鶴岡市は、ダムからの最終的な1日最大給水量は66.18%パーセントにあたる7万2602トンと割り振られた。この量は、今日に至るまで破られない過去最大記録、1997年の実績5万1000トンより2万トン以上も上回るものだった。
 当時、その過大な数値の根拠を厚生省と山形県は、目標達成年の2005年に鶴岡市の給水人口が11万5000人、1人1日あたりの最大水使用量はなんと716リットル(!)になる、という“予測”に置いたのだ。そのために鶴岡市だけで月山ダムから7万2602トンを取水する必要があると。ここで、その計画値がどれほどのものだったかを理解するため、客観的な実績数値を挙げておこう。2006年の旧鶴岡市域の人口は9万7664人、1日あたり水使用量実績3万6200トン、一人一日あたり370リットル。1日あたり最大水使用量は46865リットル。一人あたりで480リットルである。計画値は、開発したいダムのサイズから逆算したとしか考えられない。
  
 問題は、1980年に鶴岡市議会が、この過大計画値に対し、過大であることを心配しながらも満場一致で受け入れたことだ。今になって市財政に災禍を招いている財政負担が、最大の懸念材料だったのだ。1980年当時、国、県から提示されていたダム建設費用は780億円、その7.56パーセントにあたる58億円が水道にかかる1市6町村の負担分だった。さらに導水管や浄水場を含めた用水供給事業に230億円かかると見積もられた。結果的に、ダムが完成し広域水道がスタートする時点でダム建設費総額は1780億円に膨れ上がり、水道分も510億円となった。当初予定の2倍以上である。懸念は的中した。

市民による見直し運動の展開
 鶴岡市民は、ただ大人しくこの理不尽な水道計画を受け入れてきたわけではない。1999年3月の「どうなる?月山ダムの水道料金、水はおいしいの?」という国・県・市の担当者と反論者との5時間にもわたる討論会を起点に、何度も集会を開いて見直しを呼びかけたものの埒が明かないため、2000年には「鶴岡水道住民投票の会」が10月、「広域水道受水の是非を問う 住民投票」のための直接請求署名活動を展開した。月山ダム計画見直しを訴えて市議会議員になっていた筆者の一人(草島)も、この運動に中心的にかかわった。
署名期間中には、市の与党自民党議員が受任者名簿を情報公開させ受任者に圧力をかけて辞退させる事件や、「月山ダムの水はおいしい」「署名をするな」といった街宣活動をするといった執拗な妨害があったが、市民は1万4725通(有権者の14.4パーセント)の署名を集め、住民投票条例の設置の是非を問う議案が鶴岡市議会で審議するに至った。しかし、賛成7対反対28で否決され、住民投票にまでたどり着けなかった。この

アメリカでダム決壊のニュース


米国アイオア州でダムが裂け、
下流に激流が押し寄せて何百世帯もが避難。
8000人が影響を受けたのではないかとの報告。
築83年のダムが昼過ぎに決壊。
幅125フィート(38メートルぐらい)深さ40フィート(12メートルぐらい)の
土のか
たまりが崩れ、高波がダムの縁に押し寄せ、ダム上の道路が壊れた。
「8フィート(2.5メートル)が剥がれ落ちた」と目撃談
家屋6軒ほどが押し流された。

http://www.nytimes.com/2010/07/25/us/25dam.html?
_r=1&scp=1&sq=dam&st=cse

みつけた動画
http://edition.cnn.com/2010/US/07/24/iowa.dam.breach/index.html#fbid=aQikxBlsucV
 http://www.youtube.com/watch?v=REbgLPNpe8g

銀座通り夏祭りにて



以前の事務所が銀座通りにあったこともあって、毎年恒例のお手伝いをさせていただいた。
カヌーを生け簀にしてどじょうをいれる。以前やっていたざりがに釣りもとも思ったが、収穫できずでどじょうだけ。
はじめると子供達がばーっと集まってきてどじょうを真剣にすくいだす。そうこうしている内にとなりのおまつりブースから「ラジカセないか?」と尋ねる声。パントマイムなどをこれからやるんだけれど、音楽を流すものがないということでいってみると持ち合わせのものでは間に合わない。急遽、家にもどって自前のPA 機材をもってきてだーっと組み立てる。Sさん感謝。ちょうどいい音量、音圧。鶴岡出身、東京で活躍中のパントマイマー小鉄氏、パフォーマンスも最高。なかなかたのもしい芸人。ちょっとだけ、お手伝いの日でありました。
来年の凱旋公演、みなさんお楽しみに。
http://www.goodman.co.jp/souki/FLASH/content/new.html

福嶋さんが、消費者庁長官に。


朝一街頭演説 今日は三川橋 と112号の交差点。水神社となりということもあって、水問題の訴えに力がはいった。今朝の新聞。情報公開や「協働」の本来のあり方を求め、住民と真のパートナーシップの自治体運営の先駆であり、昨年の市長選でも応援をいただいた、福嶋浩彦 元我孫子市長が消費者庁長官に就任され、本日の新聞の一面に載っていた。画期的な民間登用だと考える。活躍を期待したいし、更に姿勢にまた学んで参りたい。本日は一昨日の農文化交流推進協議会の議事録作成。とても有意義な議論だった。

朝日の社説に拍手


朝日の社説。以前、このブログでも記載した、この間の「検証作業」の問題点を的確に指摘していると思います。最上小国川ダムについても今のままでは、「骨抜きの検証」を受けて、問題を残したまま、、、ということになるような気がしており危惧しています。


朝日新聞社説 2010年7月20日

ダム検証—見直しは市民参加で

 ダム以外の治水方法と比較して、このままダム事業を続けるべきかどうか、検証し直す。国土交通省の有識者会議がそんな提言を発表した。

 できるだけダムに頼らない治水をめざすと宣言。集落を堤で輪のように囲む輪中堤(わじゅうてい)の復活や、川沿いの土地利用規制、堤防の強化など、25もの代替案を例示している。県営ダムを含め、84の事業を対象にする。

 ダムは一時期まで脚光を浴びた。しかし、環境に大きな負荷がかかることが問題視されるようになり、適地も減った。地元の説得に長い時間がかかり、事業費も膨れ上がった。惰性を排して見直す意義は大きい。

 だが、この検証が期待通りの成果を出せるかどうか、懸念がある。
 提言によると、検証は事業主体が行う。国交省の出先機関の地方整備局または水資源機構の支社、県営ダムは県が主体になり、関係自治体などと検討の場を持つ、という。

 八ツ場(やんば)ダムなら、事業を進めてきた関東地方整備局が、前原誠司国交相を事業推進の立場から突き上げてきた関係6都県などと行うことになる。このメンバーで、どこまで詰めた代替案が出てくるか。

 不十分なら国交相が再検証を指示できる、というが、地域での検証結果を突き返せるものだろうか。前原氏が昨年9月、就任直後に八ツ場ダム中止を発表し、地元から強い抗議を受けて混乱したことは記憶に新しい。

 しかも、治水の目標となる流量を従来と同じ水準としているが、この水準自体が高すぎると批判されてきた。これでは、代替案として堤防を考えても、都市部に巨大なものを建設しなければならなくなる。結局、安上がりだからと、ダム擁護になりかねない。

 国交省が検証を指示するのは9月になりそうだが、その前に十分な検証ができる体制を整えてほしい。

 欠かせないのは、第三者の市民が議論にかかわる仕組みだ。公募の市民委員らが議論した淀川水系流域委員会は傍聴者にも発言を許し、社会の関心を高め、河川政策見直しのうねりを作った。賛否両論が激突し、緊張感ある検証をしてこそ結果は信用を得る。

 前原国交相が約束したままになっている、ダム中止後の地元の生活再建策の具体化も急いでもらいたい。生活の展望が描けないため、水没地域の多くの住民がダム推進の先頭に立たざるをえない現状は、あまりに不合理だ。

 事業中止を議論する以上、事業費の一部を負担してきた自治体への資金返還ルールも確立するべきだ。事業続行とどちらが得か、自治体が判断できるようにするためだ。
 公共事業見直しは1990年代の長良川河口堰(かこうぜき)以来、議論が続く。中途半端な検証では、問題はさらに長引く。

http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit2

鶴岡の水の事ーーー地下水販売所にて



ひさびさに鶴岡市の元の水源地にある地下水販売所に行ってみた。
お一人、せっせと水汲みをされていた。ちょっとだけお話をきいてみた。
「今の水道水はすぐには飲めない、塩素くさいというか薬の味がして。炭をいれたり、沸騰させたりして飲むしかない」「昔の水だったらなあといまさらながら思う」「浄水器も一時期つけていたんだけれど、フィルターの交換やらで出費がかさんで結局今は使っていない。」「料金もねえ、高くてねえ」「おおよそ2倍になりましたからね」などなど。

この自販機は10リットル100円。この値段はいつもの水道と比べると約100倍の値段。そして、もしあなたが、ペットボトルの水を手にして飲んでいたら、その水の値段は水道の約1000倍に近い値段の水だ。

それに、この地下水販売所の場所だが、わざわざ、こんな赤川の土手近くまで車で来て水を求めなくてはならないことがまず不憫に思えてくる。

今、スーパーのいたるところにおいしい水を汲むための自販機のようなものがあって、そこから水を汲む多くの方々を目にしている。

以前、鶴岡市民は「水道難民」状態に陥っているとして論戦していたが、まさに今、そうした状況なのではないだろうか。

「以前飲んでいた水があまりに良質だったから、今、贅沢なことをいっているだけだ」などという人もいるかもしれないが、僕はやはりあの、地下水100%の水道水こそ、鶴岡本来の資源であり、文化なのだということを訴ええ続けようと思う。そしてそれを奪ってしまった公共事業の矛盾を検証していきたいと思うのだ。

「食の都を支える水が、こんな水になってしまったか」ともう何人の方から言われたかしれない。

水源の切り替えについての住民投票運動を展開していた時から今年10年。水源切り替えから起きた鶴岡市民の暮らしの変化をもう一回考えたい。改めて、市民のみなさんに伺っていきたいし、今も災害時のための水源として残されている地下水の有効活用を提示していきたいと思う。

鶴岡の水道事業の問題は、今の時代に方向転換を迫られる公共事業の一つの事例を提示していると思う。
ダム開発の「利水」の問題の象徴的な悪例だ。

これを教訓とし、今失われつつある鶴岡ならではの資源に光を充て、もったいないことにならないようにしていかなければならないと思うのだ。





「すり」の文化



繁忙期の羽黒、手向の宿坊のお手伝い。関東からの講の皆様のお膳の支度、それにこの「すり」という白衣
に木版を押す作業。この「すり」は、すでに十数十回出羽三山にお参りに来て、山を駆けたことを物語っている。
丸い印は、山頂などの神社で押して頂き、黒くて四角い大型ものはそれぞれの坊に伝わる絵柄があり、宿泊する度に押してもらうのだと聞いた。秋の峰に3回入ろうとも、羽黒、修験道の界隈は奥が深く、知らないことだらけだ。

ミツバチの羽音と地球の回転、上映会8/28


17日は、山王ナイトバザールにて、映画のポスター看板掲げて宣伝しておりました。



中間とりまとめについて その2


この中間とりまとめについては、新党日本の田中康夫代表も以下、コメントを発表している。
http://www.nippon-dream.com/?p=403

また、元京大防災研所長 京大名誉教授の今本博健氏は、
「従来の枠組から進歩があるとはみえない。ダム建設では、これまでも堤防の拡幅などダム以外の治水対策と比較したうえで、建設を決めてきている。これまでのダム以外の治水対策は単に形式を整えるためだけのものが大半だが、今回、その反省があるのかといえばそうでもない。ダムかダム以外の対策を選ぶための対策も、ダム推進派の多い首長が中心に進めるとなれば、変化がないだろう。ダムによらない治水を実現する本当の議論になるとは思えない」と7月4日朝日社会面でコメントしている。

山形の随一のアユの清流、最上小国川、穴あきダムの議論が今後どうなっていくか、注意深く見つつ、アクションを起こしていきたい。

八ッ場ダムの件も、色々事情を聞いてみると、ダムから受水する首都圏の利水計画の根拠である水需要予測が、でたらめだったことが明らかになっている。要するに数十年前に計画された過大な水需要予測のまま、計画が進んでいるということのようだ。これは月山ダムと広域水道の問題で、水需要予測が大きく外れて今、水道料金の高騰など、鶴岡市民を苦しめている我が水問題の教訓が全く生きていないのだ。

これまで、ダム事業がおこなわれた地域では、そのダムによって、どのような益が地域にもたらされたのか。また、益というよりも不幸がもたらされたのか。検証が十分でなかった。だから、まだまだ発展途上国のように河川の開発が進んでしまうのだ。一時はダム推進国筆頭だった米国でも、EU諸国でもダム撤去が進む時代。
ダムについては、利水面では、月山ダムと鶴岡の広域水道を教訓として考え直すべきであるし、治水面でも真の治水対策としてダムによらない治水を徹底して考え尽くすことだ。