持続可能な鶴岡ブログ

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月別ア―カイブ: 1月 2011

八文字屋前


八文字屋前 路面凍結 吹雪も。歩いてとなりを通過した方が がんばって と握手してくださった 手袋越しだったが、とてもジンときた あったかかった。感謝

除雪作業の今後。


朝、鳥居町の実家の除雪をおこないました。この鳥居町では、近所の高齢者の方や一人暮らしの方の除雪を近所の人がボランティアとして除雪する「除雪ボランティア」の制度をかれこれ10数年前、ほぼ先駆けのようにはじめているところです。しかし、それが20年も経つと、助ける側の人も高齢になってしまっています。それをどうするか。これは鳥居町だけでなく、多くの地域での課題なのではないでしょうか。一部高校生ボランティアがはいるなどの作業もおこなわれているものの、いつもというわけにはなかなかいきません。こうしたところにも新しいしくみが必要ですね。

成人式での街頭演説


朝、尾浦の自然観察会へ。オオヒシクイ50羽が飛び立つ
朝方から降り積もった雪の除雪。
午後からの成人式。11年来、毎年恒例になっている街頭演説をおこないました。新成人の皆さんへ、「おめでとう」とお祝いとともに一言、
 「日本は基本的には、民主主義国家なのだけれど、本来の参加型の民主主義になっているかといったら、まだまだの状況。まだまだひとにぎりの人たちのために、ひとにぎりの人たちが動かしているといったものになっている。もっと市民の声が届く政治にしていかないといけない。政権交代では、「私達の手にみんなの手に政治を取り戻す」というのが掲げられており私もそのために力を尽くしたが、私はまだまだそれは実現できていないと考えています。もっと私達が参加をしなければならない
本日成人される皆さんが政治に参加をしていただくということ。そのことが、この国をぐっとよりよくするものになる。私はそれを信じています。だから、ぜひ新成人になった皆さん、今の世の中をより良くするためにも政治に参加してください。まずは一票で参加を。」と呼びかけました。

 通りがけに、「がんばってください」の声もいただきました。
その度にまっすぐなエネルギーをいただきました。ありがとう!

「動けば変わる。」

記者会見ー決意表明


本日は八文字屋前短時間。午前9時半からの記者会見に臨む。

記者会見で述べた表明について、お伝えします。

もっと県民に力を。
山形の森・里・海・川を守り活かす。
環境・福祉・経済が調和し発展する。
「安心と希望が持続できる鶴岡・山形」へ

草島進一 

2010年1月6日

私は、一昨年、「市民が主役の市政に変える」その志で鶴岡市長選挙に挑戦しました。しかし残念ながら信任されるには至らず、数多くの市民の期待に応えることができませんでした。ご支援いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。

 次を考えた際、応援してくださった市民の皆さんの声に応え、鶴岡市政をより良く変えるためにも、市政の川上でしくみを司っている県政での問題解決を図らねばならないのではないか。と考えるようになりました。
 
県政の政治構造の中で、議論にまだ反映されていない県民の声があるのではないか。今、真に県民に尽くす県政、県議会の姿になっているかという疑問がふつふつと湧いてきました。

 浪人中の1年。市民活動や農作業のアルバイトをしながら市民の暮らしの現場で市民が抱えている諸問題を実感しました。又、庄内農文化交流推進協議会事務局として都市と農村の絆作りに関わりながら、地域の希望を創り出している構造も垣間見ることができました。そして、今後の更に強まる人口減少、超高齢社会を想定したとき、今こそ政治の場に参画して、発想の転換や問題解決のために力を尽くしたい。という思いが募り、それに賛同してくださる方々に背中を押していただきました。

 鶴岡で取り組んだ水の問題、「広域水道事業」は、人口減少時代に更に矛盾が大きくなります。水道水質の悪化、料金高騰、既存水源の放棄をともないつつ今、問題解決が先送りされている状況です。今、更なるダム開発で山形の貴重な清流環境が破壊されようとしていますが、形式上の「検証」で真実を議論のテーブルに載せないまま、旧来の発想・しくみを継続しようとする県政が続こうとしているように思えます。
 
県政に旧態依然とした古い発想が続いていないか。「子どもにツケをまわさない」山形にするためにも、今こそ、これ以上、財政、環境、地域を「壊す」のをやめ、「直す」ことで未来を創る。発想の転換としくみの転換が必要ではないかと考えました。 

 希望ある未来の姿として、自然と調和し、人と人の絆が保たれ、持続的に安心して生きることができる社会。「環境・福祉・経済が調和し、発展する持続可能な社会」が私の目指すビジョンです。「環境と農林水産業、再生エネルギーなどの新産業重視の県政」であり、「福祉、医療、教育、重視」の県政です。

そのために、公共投資や行政サービスをより地域密着・市民起点・環境重視に変え、山形の資源である自然の力や、県民の絆の力を守り、とことん活かし、新たな経済・仕事をつくりだす新しいしくみが必要と考えます。‘
私の政治の原点は、阪神淡路大震災のボランティア活動です。震災直後から神戸に入り、「神戸元気村」副代表として、3年間活動しました。「炊きだし」などの緊急支援から、仮設住宅での孤独死防止のケアとして緊急通報の装置と独自のデータベースを組み合わせた「ベルボックス」事業や、全国からお米を集め、一人暮らし高齢者にお配りする「3ライス神戸」など、一人ぐらしのお年寄りのケア事業をおこなっておりました。神戸の仮設住宅の状況(高齢化率は,31.2%,特に単身高齢世帯は20.6%)は今後想定される超高齢社会のモデルです。市民の多様な、志の活動が力を発揮し、確実に笑顔をつくっていく現場で体験を積んできました。中越地震では中山間地域の高齢者支援が主な活動でした。NPOや社会起業、ボランティアなど、超高齢社会を踏まえ、県民がもっと力を発揮できる「新しい公共」の新しいしくみを山形にも充実させていかねばと考えます。

 私は、新しい文化を生み出す「志をもつ市民の絆の力」を信じています。今の社会の閉塞感を打破し、新しい希望の社会をつくっていくためにも、また、県民と体温が通う県政をより確かなものにするためにも、問題の現場や市民のホンネに立脚し、 全国の市民活動や研究者のネットワークと連携しつつ、新しい視点や発想で、問題解決のために力を尽くしたいと考えます。いのち、環境、地域ならではの資源を重視し 経済を生み出す「無所属・市民派」として 県議会への出馬を決意いたしました。

何卒よろしくお願い申し上げます。

仕事初め


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雁 飛翔。山形のかけがえのない自然を未来へ。


毎年恒例の野鳥観察会。午前6時集合。午前7時14分ごろ、雁の群れが飛び立った。ラムサール条約指定湿地 大山下池。高舘山をバックに飛び立つマガン オオヒシクイの群れ 飛び立つシーンは実に迫力がある。この貴重な自然を次世代に。
   この大山下池周辺の都沢湿原は、今でこそ、湿地の生態を活かした自然博物園構想が進んでいますが、以前、鶴岡市では湿地全体を加茂坂トンネルをつくる際の土砂で一旦全部埋め立て、「子どもの国」構想のこどもの遊び場にしようという計画がもちあがっていた事があります。その計画に対して、地元や周辺の高舘の自然を愛する人が集まって、「尾浦の自然を守る会」を立ち上げ、「湿地を守り、活かした公園を」と訴えかけました。私も当時会に関わり 、議会の一般質問や委員会の場で高舘、上池、下池周辺の春の山野草の素晴らしさや湿地生態系の貴重さや、当時年間カモ類が5万羽、オオヒシクイが2千羽飛来する野鳥の状況などを伝え、ラムサール条約の登録についてもその質問の中で取り上げ、提案してきました。
  そうした動きへの理解がここ数年の中で地元にようやく浸透し、先般、韓国の会議で、ラムサール条約登録湿地に採択され、また、今、自然博物園構想が進みつつあります。改めて、今日の観察会を企画されている、これまで自然保護の活動に尽力された、太田さんや宮川さんをはじめ、尾浦の自然を守る会の皆さんの信念ある行動に拍手をお送りしたいと思います。
今日の観察会でもその傍らで、カモ類の飛来数が温暖化の影響からか、3万羽以下に減っているなどの減少傾向にあるということや、またギフチョウの保護についてなど声をいただき、山形の自然保護政策、まだまだやらねばならぬ事があると実感いたしました。

私自身、環境 NGOや市議会の活動を通じて、公共事業や特に川の問題では真の治水策を主張しておられる新潟大名誉教授 大熊孝 先生、京都大学名誉教授 今本博健 先生、法政大教授 五十嵐敬喜先生 、故 宇井純先生等、市民サイドにたって問題提起される先生方と交流させていただいておりました。

   更に一昨年の6月からは、これもご縁をいただき、東北大GCOE 生態適応グローバルCOEのコンソーシアムのメンバーの一員として、水道問題やダムなど公共事業の問題についての講義をさせていただいたり、又、中静透先生、千葉大 倉坂 秀史先生、 北大 中村太士先生 、アサザ基金 飯島さんやレスポンスアビリティー 足立さん等、生態学、自然再生、環境アセス、サステナビリティ (持続可能性)といったの分野の錚錚たる先生方の講義を受け、学ばせていただく機会に恵まれました。
先生方に学んだ事やネットワークを山形の環境、自然保護政策にしっかりと反映させていきたいと思っています。

かけがえのない 山形の自然を今以上 壊さず、守り、活かし、こども達に手渡す。

これは私の行動指針の柱の大きな一つです。


  

謹賀新年


あけましておめでとうございます。 2011年があけました。

雪がほどよく積もりつつ、しかし晴天で寒さをあまり感じない羽黒山山頂。松例祭で、手向の若い衆の皆さんと共に大松明引の一員に加わり、走りました。途中さすがに息が上がり、日頃の運動不足を痛感しました。その後、東方三十三国統治する事を表現する国分け神事、その後、新しい年があけたことを告げるそして元旦祈祷で年があけました。
実家で家族新年会の後、湯殿山詣でをおこない、パル前にて街頭演説。その後友人宅を回りました。

今年2011年は、勝負の年です。めいっぱい頑張って参ります。何卒よろしくおねがいします 。

森、里、川、海を守り、活かす。県民にもっと力を。
環境・福祉・経済が調和する、安心と希望が持続できる鶴岡、山形へ。