政策・理念
誰一人取り残さない鶴岡へ
対話の市政を前進!あなたの声を市政に。
持続可能な地域共生社会を実現するために。
人口が年に一千人以上減り続け、山形県内で最も減少している鶴岡市。
私は、2015年の県議選後、介護職員初任者研修を受け、介護職の現場(デイサービス・ハビビ伊勢原 管理者・生活相談員・介護員)で2年勤務してきました。日々お年寄りの暮らしを支える仕事の大事さ、大変さを毎日毎日送迎から食事やトイレ介助などをする中で実感しました。低い処遇の問題も肌身で感じてきました。そして制度が変わった時に、現場で生じる歪みも痛感しました。国が介護福祉を切り詰めていく中で、今春、要支援者への介護予防の事業が市の総合事業へ変わったとたん、利用者に我慢を強いるという現場にも直面しました。今後、鶴岡市としてのサービスをどのようにしていくか。現場からしっかりと声を挙げていく必要性を感じています。
県議時代から富山市に通い研究してきた「富山型 共生型デイ」を念頭に、今回の現場でも障がい者を高齢者の施設に基準該当の保険対応で利用できる制度を認可させ、それまで自費利用していた高次脳機能障がいの20代男性のご利用をゼロ負担にするなど、実践を行ってきました。また、肺がんの闘病を強いられた父を介護し、在宅医療や訪問介護ステーション、在宅ヘルパーのチームによるターミナルケアによる看取りをおこないました。心通うケアに尽力いただいた皆さんに感謝しつつ、医療と介護の連携の更なる充実を求めたいと感じました。現場の実態や声を第一にタテ割りを廃し、障がいと高齢者の垣根を超えたケアや医療と介護の連携の中で「心通うケア」の充実に取り組んでまいります。
災害、防災関連では、私の原点である阪神淡路大震災以降の活動を集約し地域に活かすべく、2015年防災士資格を所得。OPENJAPAN理事として2016年熊本地震の現場でテント100張りを手渡すテントプロジェクト。昨年9月の台風被害の岩手県岩泉水害現場での被災地支援を行ってきました。鶴岡災害ボランティアネットワーク理事として現在市内町内会のe防災マップづくりの支援などをおこなっています。この間関わりを持ってきた避難所・避難生活学会等で学んだ避難所の改善等、現場の行動から産み出した方策を市政に活かします。
2017年鶴岡市議会議員 当選後は、
●鶴岡市文化会館の問題を真っ正面から追究。障がい者用の座席の増設を提案。座席一列全部が外せるようになりました。
●西日本豪雨の現場(岡山県倉敷市真備町)にて調査、地先の安全度マップなど流域治水や赤川の堤防強化について提言
●避難所へ段ボールベッドやテント等の整備について提言。(令和2年度に、コロナ関連予算で約1260台の段ボールベッド導入、配備が実現しました)
●SDGs(国連が定める持続可能な開発目標)や「持続可能なまちづくり」について議論。(市はSDGsを総合計画に反映、SDGs未来都市に選定されました)
●気候危機を踏まえた地球温暖化対策について提言
●コロナ禍での福祉事業所の支援の充実
●コロナ禍での困窮者対策
●CSA(地域支援型農業)
等の質問をおこない、市政に提言をしてきました。
縮小社会で、鶴岡市政の課題は山積しています。おかしな事はまっすぐに指摘し、問題解決のために力を尽くします。これまで環境NPO、災害ボランティア出身の市民派議員として取り組んだ市議10年、県議4年、更に市議4年の実績と、この間身を投じ動いてきた、介護現場、災害現場、環境問題の経験や全国の人脈をもとに、市政に提言します。
コロナ禍の経済対策、そしてアフターコロナのまちづくりについて、安心して幸せに暮らし続ける事ができる鶴岡市にするために、対話を重視し、行政をチェックし、議論を尽くし、鶴岡から新たな政策、社会モデルをつくることに力を尽くします。
自然と共生・いのち優先。草島進一7つの政策。更新2021.10.2
- 「いのち」と「きずな」暮らしを守る。福祉、医療の充実
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「福祉・医療・介護・子育て」「格差=不平等」を是正
- 介護職の現場の改善(処遇問題、研修をおこないやすく)
- 小中学校 学校給食費の無償化
- 荘内病院が抱える問題を直視し、改善に取り組みます。地域医療構想について学びつつ提言します。
- ひきこもり支援策を充実
- 子供の貧困・格差拡大問題の解決に取り組みます
- 「行政改革」「議会改革」行政チェック!政策提言できる議会へ
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しがらみのない「チェックマン」を市議会に
- 既得権益や前例踏襲主義、タテ割り等を廃し、行政と切磋琢磨する議会へ
- 全国の有識者のネットワークで公共事業等をチェックし、政策を提言
- 水道問題。自然の恵み、地下水や生物多様性を次世代に
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ふるさとの水、自然の美しさや生物多様性を守り活かす、自然資本経営
- 地下水等、既存水源を保全、維持。 おいしい水をより安く提供できる水道へ
- 赤川扇状地の地下水資源は今、無秩序状態。地下水水収支を調査し保全を実現
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自然保護担当課創設。大山の下池上池ラムサール条約を活かしワイズユース理念を広げる。
昆虫、植物標本の保護展示の為の「ハーバリウム」をつくり地域の自然遺産の散逸を防ぐ。 - 森・川・里・海の連環を保全、再生し、サクラマスやアユを守り、豊かな川や海を次世代に
- 「想定外」をつくらない防災対策 現場を知る防災士として提言
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ハード、ソフト両面の「防災力」「流域治水」「土地利用規制」
- 被災地での現場経験を活かし最善の防災、被災者支援方策、災害ボランティアとの協働方策を提案
- 避難所改善策としての簡易ベッド、テントなど備蓄を促進(段ボールベッド導入はR2年度に実現)
- 「地先の安全度マップ」「土地利用規制」等、縦割りを超えた「流域治水政策」を実現
- 要支援者対策の充実
- 農林水産業・地域産業・観光の活性化
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絆の強い農業 「農商工観連携」「国際観光(感幸)都市」で価値を創造
- 生産者と消費者が支え合う農業(CSA)普及等で小規模家族農業、在来作物栽培、有機農業を推進
- 「出羽三山」や「ユネスコ食文化創造都市」を活かし国際「観光=感幸」交流都市・鶴岡へ
- 発酵食品、しな織りなどの伝統工芸品、手業、地場産業やIT 等の地域内異業種連携で高付加価値商品の創造や新規起業を支援
- 公契約条例制定を実現
- 「自然エネルギー」「省エネ改修」「森林再生」で雇用創出
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「持続可能な社会」を目指す公共事業へ 地域内循環経済を促進
- 鶴岡の森林資源を活かした木造公共建築を増やし、薪やチップ等のバイオマスで「地域暖房モデル」を創出
- 地域主導で小水力、風力、太陽光、バイオマス等の自然エネルギー(コミュニティパワー)開発を推進
- 「つくるから直す」空き屋対策、省エネ改修、耐震改修、インフラの計画的な修繕、更新で雇用創出
- 未来をひらく、広い視野と人間力を育む教育
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自然体験・ボランティア体験・読育・食育・特別支援学校の充実
- 市民の声を活かした鶴岡市立図書館の改築。学校図書館の充実と格差解消
- 民主主義社会を深め高める、NPO、市民活動支援を充実
- アマゾン民族資料への支援
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年間1700件(小学校R2年)ものいじめ問題が発生しています。いじめゼロを目標に知恵を結集します。EQ ( こころの知能指数)を高めるSEL(社会性と情動の学習)の普及
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草の根通信 2017年8月15日発行。
目指すべき「持続可能社会(サスティナブル社会)」が
私の政治の判断基準です。
自然と共生、いのち優先の緑の政治です。
2008年、スウェーデンで開かれた第1回国際エコ自治体会議(SECOM)に参加。以下の4条件を羅針盤に持続可能な地域づくりに邁進するスウェーデンの議員や自治体職員らとと学び合いました。
1)地殻から掘り出した物質の濃度が増え続けない(化石燃料からの脱却)
2)人間が作り出した物質の濃度が増え続けない(化学物質などの抑制)
3)自然が物理的に劣化しない(生物多様性の尊重)
4)人々が満たそうとする基本的なニーズを妨げない(現憲法を守る)
脱原発、脱化石、地域主導型のエネルギー推進 森里海連環の再生、健全な水循環、有機農業推進 在来作物保護、地域内循環型経済、格差是正、みんなが参加する草の根民主主義。
鶴岡から実現したいのです。
鶴岡市は今、年間約1,000人ずつ人口が減り、地域消費が年12億円減っています。暖房費の灯油だけでも55億円が流出しています。グローバル経済の下で農業、地域の産業が厳しい局面を迎えています。
構想では、鶴岡をひとつの「自給圏」と設定し、圏外への資源・エネルギーの依存度を減らし地域資源を利用・代替することにより地域に産業を興し、雇用を生み、富の流出を防ぎます。
エネルギー自立や食の地産地消で経済の好循環を生み出し、真の豊かな地域社会を実現することが目的です。
鶴岡の森・川・里・海の豊かな恵み(自然資本)や伝統文化を見つめ、絆の力で新たな価値をつくり、魅力を発信し続ける。そして交流や移住を促す”世界に開かれた自給圏”を目指します。
みなさん一人一人の行動で、地域社会は大きく変わります。